このページではイランにある建築を紹介しています。建築は観光を楽しむ上で欠かせない要素ですよね。それぞれの時代精神を反映した建築様式やデザインを前にすれば、思わず心を奪われてしまいます。稀有な建築様式や、地域の歴史を反映した建物には、ユネスコ世界遺産に登録されているものも多くあり、観光名所になっています。ドイツのケルン大聖堂はゴシック様式としては世界最大級の建築で、重厚な存在感と美しいステンドグラスが特徴です。クメール建築の傑作であるアンコール・ワットや、インド=イスラーム文化の代表的建築として名高いタージ・マハル、キリスト教と土着神話のそれぞれの特徴が融合されたノルウェーのスターヴ教会も有名です。表現主義建築と言われるアイスランドのハットルグリムス教会は、噴き上がる溶岩をイメージした建物で人気を集めています。
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イラン - 自然遺産,文化遺産,複合遺産,モニュメント・記念碑,寺院・教会,史跡・遺跡,モダン建築,広場・公園,旧市街・古い町並み
中東エリアの中でも治安が比較的良いことや観光の見どころの多さから、近年注目を浴びているイラン。近年のアメリカによるイランへの経済制裁、近隣諸国の紛争やイスラム国のテロなどの影響で危険なイメージはあるかもしれませんが、実は外務省の海外安全ホームページによると、イランの危険度は、ほとんどのエリアで「レベル1」(2019年7月現在。危険情報なし〜4までの5段階)。つまり、十分に注意をすれば問題なく渡航することが可能なんです! 今回はそんな魅力が溢れるイランへの旅行について、観光のベストシーズンや服装、持っていくと便利なアイテム、イランへ行ったら必ず訪れてほしい人気の観光スポット、お土産に関する情報などをまとめてみました。
イスファハン - 城・宮殿,寺院・教会
イスファハンはイランにある都市の1つで、日本に例えると京都のような古都です。ペルシャ絨毯、ペルシャガラスなどペルシャ文化が残る都市となっています。空とのコントラストが美しいモスクや、美しいキリスト教の教会、アジア風の宮殿など魅力的な観光スポットがたくさんあります。歴史を感じることができるミステリアスな雰囲気の観光スポットもあるので異国の情緒を感じたい人にもおすすめの旅行先です。日本からは直行便が出ていないため、アジア諸国で乗り継ぎをし、首都テヘランから国内線に乗り換えてアクセスします。イスファハンはエキゾチックな雰囲気を堪能するのにピッタリです。今回はそんなイスファハンでおすすめの観光スポットを紹介します。
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タブリーズ - 文化遺産,市場・夜市
タブリーズのバザールは、イランのタブリーズにある世界最長のバザールです。中東最古の歴史をもち、2010年にはユネスコの世界遺産に登録されました。 タブリーズは、絹のみちとも呼ばれるシルクロードの途中に位置しており、ヨーロッパとアジアを結ぶ交易地となってきた場所です。またバザールとは屋根がついているアーケードのことで、15世紀に建てられたレンガ造りの建物が一つながりにならんでいます。 さまざまなものが取引されており、香辛料から食料品、靴や装飾品、宝石、じゅうたんなどがエリア別に分かれている特徴を見せています。
イスファハン - 建築,散歩・街歩き
スィー・オ・セ橋は、イラン中部イスファハン市内を東西に流れるザーヤンデ川に架かる、33の橋脚が連続することから名付けられた橋です。イスファハン市内サファヴィー朝のシャー・アッバス1世によって1602年に造られたもの。石で造られた長さおよそ300メートル、幅14メートルの橋は現在、歩行者専用の道として利用されています。アルメニア地区とイマーム広場を結ぶ橋は、地元の人や観光客でいつも賑わっています。イスファハン市内夜になると橋全体がライトアップされ、水面に映るシルエットが幻想的。昼間とは異なる雰囲気に包まれます。イスファハンの中心・イマーム広場から、歩いて20分ほどなので、イスファハンの市内観光を楽しんだあと、夕暮れ時に訪れてみてはいかがでしょうか。
イスファハン - 建築
ハージュ橋は、イラン中部イスファハン市内を東西に流れるザーヤンデ川に架かる、33のアーチのひとつです。 スィー・オ・セ橋から約2キロ下流に架けられた橋で1666年に造られたもの。長さ133メートル、幅12メートル、スィー・オ・セ橋と同じ2層構造が特徴的。橋の中央には王様が宴の際に使用していたモスクのような8角形のテラスがあります。 橋は現在、バイクと歩行者専用になっており、橋のたもとにある小さなライオン像にまたがると結婚できるという縁結びのような言い伝えもあります。夜になると橋はライトアップされ、オレンジ色の光でロマンチックな雰囲気になります。昼間もいいですが、夕暮れ時の美しい橋を眺めに訪れてみるのもおすすめです。
シラーズ - 建築,観光名所
バキル公衆浴場はイランのシラーズの中心にある、ザンド王朝時代の歴史的建造物のひとつです。カリム・カーン・ザンドが1760年に市民のために公衆浴場を建設するよう命じたのがはじまり。壁一面にペルシャの神話や叙事詩、宗教的な物語のシーンが描かれています。公衆浴場といっても一般的な身体を浄化するためにだけでなく、ベビーシャワーや結婚式などの儀式にも使用されていたとされています。 内部は現在、博物館として一般に公開されており、当時の入浴シーンを再現した展示がされています。 バキル公衆浴場周辺には、バキルモスクやバキルバザール、パース博物館、モスクなどのスポットやレストラン、ホテルも集っているので観光に最適です。
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