このページではヨルダンにある史跡・遺跡を紹介しています。かつて存在した王朝や人々の生活をしのばせる遺跡・史跡は、歴史のロマンに満ちた場所です。今は失われた王国の跡地を自分の目で見る体験は、写真や映像では味わえない旅の醍醐味です。カンボジアの寺院遺跡、アンコール・ワットは世界で最も有名な遺跡の一つ。カンボジア国旗の中央にも描かれており、一国の歴史を象徴する場所です。世界各国から多くの参拝客・観光客が訪れ、仏教僧侶が祈りを捧げています。インカ帝国の遺跡であるペルーのマチュ・ピチュは、太陽をまつる神殿や段々畑など、はるか昔に栄えた文明の痕跡を残しています。標高2000mを超える山上にある様子はまさに空中都市。世界有数のパワースポットとしても知られています。
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アンマン - 史跡・遺跡
ヨルダンの首都アンマンは、7つの丘にかこまれたすり鉢状の地形に築かれた、ローマ時代からの歴史のある町です。中東の都市の中で比較的安全なアンマン市内の治安は良いという評判です。近代的なビルが並ぶ新市街と、昔ながらの情緒を残す旧市街があり、金製品や布などを扱う古くからの市場、アルフセイン・モスクを囲む旧市街や、現国王の曽祖父のアブドゥッラー1世を記念して建造されたキングアブドゥッラーモスクなどが観光名所です。ローマ劇場やヘラクレス神殿跡などのローマ遺跡が、旧市街のにぎやかな広場のすぐそばに静かにひかえており、歴史が折り重なるように現在に息づいているのがアンマンの魅力です。アンマンでの食事は典型的なアラブ・スタイルです。イスラム教では豚を汚れた動物と考えるため肉類は主に羊と鶏を利用し、とくに羊は頭から足の先まで余すところなく食べます。ヨーグルトで煮込んだラムをご飯と共に盛り合わせたマンサフ、ラム肉の串焼きシシカバブ、豆で作るコロッケのようなファラフェル、肉や野菜をパンに挟んだシャワルマなどが国民食です。日本からヨルダンまでの直行便はなく、アジア(バンコク)、中東各都市(ドバイ、アブダビ、ドーハ、イスタンブール)経由で17~19時間です。
ペトラ - 文化遺産,史跡・遺跡
ペトラは、ヨルダンにある遺跡で、死海とアカバ湾の間にある渓谷に位置します。ペトラとは、ギリシャ語で「崖」を意味し、当時から洗練された文化や巨大な建築物、ダムや水路の複合施設などで高い賞賛を集めていました。1989年のアメリカ映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」のロケ地になってから一躍世界的に有名になり、現在ユネスコ世界遺産に指定され、世界中から年間たくさんの観光客が訪れています。入り口に始まり、ペトラの遺跡達は宝物殿、寺院や劇場、埋葬上など、考古学的にも謎とされているものが多数あります。また、建築物はたくさんの時代の建築様式に影響されているものばかりです。ペトラの有名なお土産にサンド・アートがあります。小さなガラス瓶の中に色とりどりの砂を敷き詰めていくことで、砂漠とラクダの絵などを描く技は見事です。これらの砂の色は、すべてこの付近の砂漠から採取されたものです。白は石灰、赤は酸化鉄、黒は煤、青はコバルト、黄色は硫黄など。これらの色を混ぜ合わせて瓶の中に絵を描いています。サイズや値段が色々ありますので、お気に入りの物が見つかるでしょう。ペトロは、死海から約80km南、アンマンからは南に車で3時間の所に位置します。
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アンマン - 城・宮殿,史跡・遺跡
城塞(シタデル)はヨルダンのアンマンにある古代遺跡で、アンマン城とも呼ばれています。広大な敷地に、ローマ帝国時代の巨大なヘラクレス神殿の遺構や円形ドーム、浴場などの遺跡、巨大な石造の破片などが残されています。 敷地内には小さな考古学博物館もあり、4万年前の石器や古代動物の骨など見ごたえのある珍しい品が展示されています。 ジャバル・エル・カラという丘の上にあるので、アンマン市街を360度一望できる超絶景スポットにもなっており、歴史に興味がない人にもおすすめのスポット。徒歩でも登れますが、タクシーで行くのが一般的です。
マダバ - 史跡・遺跡
ウム・アル=ラサス (ラサス地域の遺跡) は、ヨルダンにある世界遺産に登録されている遺跡。ウム・アル=ラサスは、首都アンマンの南方約48kmの所にある城塞都市で、3世紀末~9世紀に形成された都市だと考えられています。 この都市は、廃墟の中にありますが、東の方にはいくつかの建物が発掘され、教会や井戸のある中庭、階段、美しく弧を描いた石造りのアーチなどが復元されています。 16もの教会の遺跡が発掘されましたが、中には、保存状態の良いモザイク画が残っていて、特に、聖ステファノス教会で見つかったモザイク画は、旧約聖書と新約聖書に書かれているヨルダン川周辺の27の都市が描かれていて、マダバのモザイク地図に次ぐ大発見となりました。
ペトラ - 複合遺産,史跡・遺跡
犠牲祭壇は、ペトラ遺跡内にあり、エル・ハズネを抜け、ローマ円形劇場の手前にあるWhy Not Shopの横にある階段を上った先にあります。いけにえの儀式が行われたといわれる場所であり、祭壇にはいけにえの首を置く台などもあり、生々しい雰囲気を感じます。 急な階段を20分ほど登る必要があり、見るものもあまり多くないため、観光客によっては登るのをやめて通り過ぎてしまう人も多く見られますが、登った先にある犠牲祭壇からの眺望は素晴らしいです。犠牲祭壇へと続く階段は急なうえに、表面を砂でおおわれているため、滑りにくい靴は必須です。
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