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クラーゲンフルト - 観光名所
クラーゲンフルトは、オーストリア南部にあるケルンテン州の州都です。日本から直行便はなく、ウィーン国際空港などを経由する必要があります。ヴェルタ―湖の東岸に位置しているので、夏は避暑地としてもにぎわっていて、西部にはオーストリアの最高峰であるグロースグロックナーの壮大な姿が望めます。もともとは17世紀末にローゼンベルク伯のルネッサンス様式宮殿として建てられた「クラーゲンフルト市庁舎」、世界的建築物のミニチュアを集めた緑豊かな公園「ミニムンドゥス」など、街の歴史や自然の美しさを感じられる観光スポットが数多くあります。ゆったりとした時間が流れるクラーゲンフルトの観光スポットを紹介しますので、参考にしてくださいね。
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クラーゲンフルト - 滝・河川・湖
ヴェルター湖は、クラーゲンフルトから西側に4km程離れた所にあり、東西に細長い湖です。 標高439m,面積19.39km²,長さ16.5km,幅1.7km,最深85m、一周42kmで、オーストリアだけでなく、ヨーロッパでも人気ある避暑地のひとつです。また、ヴェルター湖は、音楽家ブラームスやマーラーが作曲の構想を練ったなど、歴史的な側面もある一方、現在はスポーツやセレブ対象のイベントにも力を入れています。 毎年アイアンマンと呼ばれる超過酷なトライアスロンが行われ、5月には、ヨーロッパ最大のフォルクスワーゲンやアウディのモーターショーも行われます。また、自然が豊かで、セイリングやウィンドサーフィン、サイクリングやハイキングなど、様々なスポーツを楽しむことが出来ます。
クラーゲンフルト - 城・宮殿
市庁舎(オルシーニ・ローゼンベルク宮殿)は、ノイアーマルク(広場)の西側に隣接し、1650年に造営された歴史的建造物です。 もともとはローゼンベルク伯のルネッサンス様式の宮殿でしたが、1918年から今日まで市庁舎として使われています。中庭には、漁夫の石像があります。伝説によれば、昔、客をだまそうとしたヴェルター湖の漁夫が「私の言ったことが嘘なら、すぐ石になって見せましょう」と高言し、そのまま石になったものです。赤い屋根が印象的な美しい建物で一見の価値があります。周囲にはノイアー広場やレストランもあり、お食事や散策を楽しむことが出来ます。
クラーゲンフルト - 観光名所 ,インスタ映え
ミニムンドゥスは、町の西郊外ヴェルター湖畔にある世界各国の代表的な建築のミニチュアを集めた観光スポットです。 日本代表は大阪城でに昔の武士の家などを再現したものも設置されています。世界中を旅した気分で写真撮影ができます。また鉄道模型もあり大人も子供楽しめる施設です。ベルギーの1958年のブリュッセル万国博覧会のために建設されたモニュメント、アトミウムも見ることが出来ます。アトミウムは万博のシンボル、ベルギーの技術力のシンボルとして企画され、金属工学技師・建築家であったアンドレ・ワーテルケイン(フランス語版)によって設計されたもので現在もブリュッセル北西の万博会場跡地・エゼル公園に建っています。
クラーゲンフルト - 寺院・教会
聖エギド教会は、町の教区教会で、単廊式で左右の側面にそれぞれ4つの礼拝所を備えている教会です。 現在の建物は1697年9月8日に司教カスパー・フォン・ラヴァントによって新しい教会として再建されたものです。戦争、ペスト、迷信、飢饉をクラーゲンフルトから追い出す聖エギドのフレスコ画があります。 また聖エギド教会はフックスの手になる礼拝堂で知られており、内陣右手の壁面にも彼の「最後の晩餐」の大きな板絵が掲げられています。立派なオルガンも見どころです。教会には時計塔があり、高さ92m、225段のらせん階段があり、高さ92メートルの塔の上からは町と周辺のパノラマを楽しむことができます。
クラーゲンフルト - 広場・公園
リンドヴルムの泉は、ノイアー広場にあるリンドヴルム(竜)の像と口から出る噴水です。この像は町の紋章になっています。 リンドヴルムは2人の兄弟、ウルリッヒとアンドレアスフォーゲルサンによって1582年から1593年の間に建てられた巨大な片岩の怪物です。いわれは昔ヴェルター湖の湿原に住む竜が住民や家畜を食い殺したため、領主に命じられた町の男たちが計略を用いて竜を退治した伝説によるものです。隣にはヘラクレスの像があり、17世紀に制作されたものです。ヘラクレスが棍棒を持って身構えているのは、また竜が動き出したとき打ち殺すためといわれています。
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