このページではマカオにあるモダン建築を紹介しています。モダン建築(モダニズム建築)は、19世紀以前の伝統的な建築を批判し、市民革命と産業革命以降の社会に即した建築を作ろうとする運動によって生まれました。装飾を排し、合理性・機能性を追求した建築で、モダニズムを代表する建築家には近代建築の巨匠ル・コルビジュジェや、ドイツのミース・ファンデル・ローエとヴァルター・グロピウス、フランク・ロイド・ライトらがいます。20世紀の住宅の最高作品と称えられるパリのサヴォア邸、NYのシーグラム・ビルディング、バウハウス校舎などが有名です。また、フィンランドには北欧モダニズムの父、アルヴァ・アアルトが手がけたフィンランディアホールやヘルシンキ工科大学などあり、観光名所となっています。
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マカオ
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マカオ半島 - モダン建築,文化遺産
”美しいアーチ型建築”のもと寄宿舎 マカオ治安維持のため当時ポルトガル領でイスラム教圏でもあったインドの都市ゴアから派遣された兵士の寄宿舎として建てられました。イスラム様式の美しいアーチ建築が特徴です。現在、政府機関の事務所として使われていますが、観光施設として再整備される予定です。
マカオ - モダン建築,文化遺産
”中国で最も古い”西洋式劇場 聖オーガスティン広場にあるミントグリーンの劇場。中国で最も古い西洋式の劇場として300席を設けて建築されました。地元マカオのコミュニティーにおける非常に重要な文化的名所として残っており、現在も重要な公共の催事や祝賀会の会場として使用されています。
マカオ - モダン建築,文化遺産
”セドナを一望できる”博物館 セナド広場に面して建つ真っ白な外壁が美しい新古典主義様式の建造物で、1569年にカルネイロ司教によって設立された仁慈堂の施設でしたが、現在は公証役場として使われています。2階は博物館になっていて、歴史を感じる様々な展示物を見ることかできるだけでなく、テラスからはセドナ広場を一望できます。
マカオ - モダン建築,文化遺産
”ポルトガル富豪”の屋敷がある庭園 ルイス・カモンエス公園とプロテスタント墓地の間にある庭園。イギリス東インド会社のマカオ本拠だったところでポルトガル富豪の邸宅だったコロニアル様式の屋敷があります。庭園には緑鮮やかな南洋の植物が茂り、現在では東方基金会という財団のマカオ本部として使用されています。
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