このページではメキシコにある複合遺産を紹介しています。複合遺産は、ユネスコが登録する世界遺産の分類の1つで、自然遺産と文化遺産を兼ねそなえた遺産のことです。一帯の自然環境と、その地域での文化的な営為がともに高い価値があると認められた場合に指定され、1031件ある世界遺産のうち複合遺産の登録はわずか32件です。複合遺産に選ばれるものは、他の場所では見ることのできない特異な景観や文化、希少な生態系が見られる場所が多く、世界的な観光スポットになっています。ペルーにあるマチュ・ピチュの歴史保護区、スペイン・イビサの希少海草ポシドニアなどの生物多様性と文化、少数民族サーミ人が伝統的な生活を営むスウェーデンの山岳地帯・ラポニアンエリアなどが登録されています。
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カンペチェ - ビーチ・砂浜,海岸・海,自然遺産,文化遺産,複合遺産,寺院・教会,史跡・遺跡,旧市街・古い町並み
北アメリカ南部、太平洋・メキシコ湾・カリブ海に面したメキシコは、太陽と海が輝く国です。太陽とカリビアンブルーの美しいビーチはもちろん、マヤやアステカといった古代文明が栄えた地でもあり、謎を秘めた数多くの世界遺産があり、たくさんの観光客を惹きつけています。また、タコスなどのメキシコ料理が、本場で味わえることも魅力です。ここでは、メキシコでの服装や言葉事情、治安や物価、世界遺産や代表的なグルメなど、メキシコ旅行に役立つ情報をご紹介します。この記事をご覧いただければ、メキシコ旅行の準備は万全になること間違いなしです。
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カンペチェ - 自然遺産,文化遺産,複合遺産,史跡・遺跡
カラクムル遺跡はメキシコのカラクムルに位置し、カラクムルの自然保護区のジャングルの中にあります。自然保護区入口のゲートまでバスで行き、小型のバンに乗り換え約1時間半で遺跡の入口に到着します。1931年に発見された遺跡は120基もの石碑があることで知られ、パレンケやティカルと争った大国の跡が感じられる遺跡です。 祭壇や文字が刻まれた彫刻などを見ることができ、ピラミッドの巨大さに圧倒されます。ピラミッドの頂上にも上ることができ、頂上からはジャングルを一面に見渡せて密林の中にある遺跡の雰囲気を味わえます
カンペチェ - 森林・ジャングル,自然遺産,文化遺産,複合遺産
カラクムル生物圏保護区はメキシコのカラクムルに位置し、グアテマラとの国境にあります。カラクムルには面積723,185ヘクタールに及ぶメソアメリカで2番目に大きな森林が残されており、1989年に生物圏保護区が設定されました。生物圏保護区としてはメキシコ最大級で、絶滅危惧種のベアードバクやジャガーなどの動物が生息しています。 メキシコの固有種の動物約800種の大半が保護区に生息し、2014年に「カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と熱帯保護林」の複合遺産として世界遺産に登録されました。カラクムル生物圏保護区には、マヤ文明の遺跡も残されています。
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