このページではメキシコにある史跡・遺跡を紹介しています。かつて存在した王朝や人々の生活をしのばせる遺跡・史跡は、歴史のロマンに満ちた場所です。今は失われた王国の跡地を自分の目で見る体験は、写真や映像では味わえない旅の醍醐味です。カンボジアの寺院遺跡、アンコール・ワットは世界で最も有名な遺跡の一つ。カンボジア国旗の中央にも描かれており、一国の歴史を象徴する場所です。世界各国から多くの参拝客・観光客が訪れ、仏教僧侶が祈りを捧げています。インカ帝国の遺跡であるペルーのマチュ・ピチュは、太陽をまつる神殿や段々畑など、はるか昔に栄えた文明の痕跡を残しています。標高2000mを超える山上にある様子はまさに空中都市。世界有数のパワースポットとしても知られています。
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メキシコシティ - 城・宮殿,史跡・遺跡
チャプルテペック城/国立歴史博物館は、メキシコの首都メキシコシティにある国立博物館です。チャプルテペック公園の高台に建つ建物で、周辺はポランコ地区といい日本人も多く住む場所として知られています。 アステカ王国時代には王の保養地として知られていたこの場所に、16世紀の植民地時代に建てられたお城で、その後砦や大統領の邸宅などを経て1934年に国立歴史博物館となりました。 館内には歴史的な芸術品や、豪華絢爛な当時の家具などが展示されています。また、城の入り口までは緩やかな坂道で、歩いていくことも可能ですが、小さな観光用の列車に乗って登ることも可能です。
グアナファト - 史跡・遺跡
メキシコのグアナファトの旧市街の西端、アロンディガ広場の隣にあるのが、アロンディガ デ グラナディータス/州立博物館です。 アロンディガ デ グラナディータス/州立博物館は、穀物貯蔵庫として1797年~1809年に、新古典主義で建設。しかし、1810年に始まったメキシコ独立戦争では、スペイン軍の陣地となったため、この建物にスペイン軍が立てこもり、解放軍との激戦が繰り広げられました。 1958年からは博物館として開放されており、メキシコ独立戦争の出来事や、活躍したイダルゴ神父、メキシコの主権や自由を表した、ホセ・チャベス・モラードによる壁画は必見です。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
ツォンパントリは、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。エルカスティージョと球戯場の間にあり、生け贄が殺され祀られた場所です。ツォンパントリは「頭蓋骨の城」という意味で、アステカ族の言葉で「髑髏(どくろ)の壁」を意味します。 遺跡の壁全体に頭蓋骨や生首を手にした戦士が彫られ、土台には頭蓋骨が無数に彫られています。縦に線が入り頭蓋骨が串刺しになっている様子が描かれており、頭蓋骨の向きが全て同じ方向を向いています。頭蓋骨の表情はそれぞれ異なり、昔は赤く着色されていたとされています。
メキシコシティ - 史跡・遺跡
紀元前200年~紀元前700年に栄えたテオティワカン文明お中心となった巨大な神々の都市「テオティワカン」は12世紀頃に、後にアステカ人と呼ばれる民族によって発見されました。遺跡は南北4kmに渡って走る「死者の大通り」沿いに「太陽のピラミッド」、「月のピラミッド」、城塞など神殿が多数立ち並ぶ壮大なものです。太陽のピラミッドは高さ65mで世界で3番目の高さで、標高2200m以上の高地にあり、急勾配の階段が続き、体力が必要です。頂上の地面に埋まっている金属片に触りながら太陽に手をかざすと太陽からパワーをもらえるそうです。太陽のピラミッド近くには博物館があり、その中にはテオティワカンの全体模型がありテオティワカンの大きさを一目で確認することが出来ます。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カラコル(天文台)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置する天文台です。チチェン遺跡内の端の方にあり、ピラミッドのある広場から徒歩約10分で旧チチェンの赤い家の奥にカラコルが見えてきます。上部に22メートルのドームがある丸い屋根が特徴で、太陽や月を観測していたと推測されています。 カラコルとはかたつむりという意味で、ドームの中が渦巻いている言われていますが中には入ることはできません。カラコルで天体を観測したことで、農作物の収穫期などを正確に知ることができたと言われています。昔の人たちの知恵と技術力に感心させられる遺跡です。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カスティーヨ(ククルカンの神殿)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。マヤの最高神ククルカンを祀るピラミッドで、4面に各91段の階段があり最上段には神殿があります。基底55.3メートル四方で高さ24メートルあり「暦のピラミッド」とも呼ばれています。 ククルカンの神殿で起こる、春分と秋分の日の神秘の現象を「ククルカンの降臨」と呼びます。春分と秋分の日に太陽が西に傾くと、階段の最下段にあるククルカンの頭部の彫刻が照らされ階段の西側にククルカンの胴体が現れます。ピラミッドには農耕暦や祭事暦が関係しており、昔の人々の技術の高さに驚かされます。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
戦士の神殿は、メキシコのチチェン・イッツァに位置ます。チチェン・イッツァの戦士の神殿で、マヤ文明の象徴的な建物です。ククルカンのピラミッドのそばにあり、エル・カスティージョの隣に位置し無数の柱が建っています。チチェン・イッツァのなかでも有名な遺跡として知られ、千本柱の神殿と呼ばれる石柱が並んでいます。 階段の上には生贄の心臓を置いた、チャック・モールと呼ばれる台座があります。現在は神殿内まで入ることはできませんが、見上げると階段の上にチェックモールを見ることができます。当時は柱の上にも屋根があったとされ、マヤ文明の偉大さを感じられる遺跡です。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
尼僧院は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。旧チチェン・イッツァの奥の方にあり、エル・カステージョから進んで一番突き当りにある建物です。7世紀頃の旧チチェン遺跡のものと言われており、尼僧院と名づけられていますが、かつてどのように使われていたのか用途は不明になっています。 建物自体はとても大きく、プウク様式と呼ばれる独特のデザインが施された壁の精細なレリーフが見事です。象の鼻の様なものを持つチャーク神や、ジャガーの様な顔をした人間のレリーフなどが彫刻されています。壁の見事なレリーフを見るだけでも価値があります。
ケレタロ - 史跡・遺跡
ケレタロの水道橋はケレタロ観光で外せないと言われるほど有名なスポットです。18世紀前半に造られた全長1280mの橋で、あまり高い建物がない街中に存在する高さ28mの姿は壮大です。 そんな橋の特徴は美しいアーチ型で、その数は74もあります。かつては郊外から水を運ぶ役割を担っていましたが、使われなくなった今では街のシンボルとして佇んでいます。 そして、水道橋は間近でみるのも良いですが、少し離れた展望台から見るのもおすすめです。橋の全貌を見渡せるのでその美しさがよくわかります。また、夜にはライトアップされ、昼間とは違う雰囲気です。
オアハカ - 史跡・遺跡,文化遺産
モンテ・アルバン遺跡は、オアハカの街の中心部から西へ車で30分ほどでアクセスできるスポットです。 1987年には世界遺産として登録されており、42k㎡もの巨大な遺跡跡を見学できます。遺跡は紀元前500年ごろからのものと考えられており、敷地内では神殿や天体観測上、遊技場など、多彩な遺跡が残されています。特に、いたるところに残されている基壇は徒歩で上部へ登ることができ、頂上からは開放的な景色を眺めることができます。階段は急こう配の作りになっているので、歩きやすい靴での訪問がベター。 全てを見て回るには体力を使うスポットですが、遺跡の前には売店もあり、飲み物の購入が可能です。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
ジャガーの神殿は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。チチェン遺跡内のメインの広場にあり、球戯場の東壁に造られたのがジャガーの神殿です。マヤ人にとってジャガーは強さの象徴で、畏怖の対象であり神格化された動物で崇拝の対象でした。 ジャガーの神殿にある像は風化されて小さくなってしまったためか、強いイメージというより小さくて可愛らしい印象でちょこんと鎮座しています。石の彫刻や鷲とジャガーが心臓を食べている様子が彫られている壁の細かいレリーフなど、見ごたえがありマヤ文明の歴史を感じることができます。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
球戯場(ペロータの球戯場)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。メソアメリカ最大の球戯場で、全長150メートルあります。豊穣の神に祈りを捧げる宗教儀式として競技が行われ、地上6メートルの塀に小さな石造りのリングが埋め込まれています。 この競技は天然ゴムでできた球を肘・腰・足だけを使い、リングに入れて競い合うぺロタと呼ばれる球戯です。勝敗いずれのチームかははっきりしませんが、キャプテンが生贄として捧げられたと言われ、その様子が球戯場の壁画として残されています。試合が白熱するほど、雨が降って豊作になると信じられていました。球戯場で声を出したり手を叩くと、山びこのように反響します。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
高僧の墳墓は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。エル・カスティージョから土産物屋が並ぶ道を進んだ場所にあり、6世紀頃のマヤ文明時代のお墓です。エル・カスティージョを小さくしたような墳墓ですが、9層になっており4面の全部に蛇の頭があり基壇には浮き彫りも残っています。 崩壊していたものを修復したもので、かつてはここで神事が行われていました。ピラミッドの中から、神事に使う道具類も発見されています。エルカスティージョの周りはひらけていますが、高僧の墳墓周辺は森に囲まれており、違った雰囲気を味わえます。
コスメル - 史跡・遺跡
サン・ヘルバシオ遺跡は、コスメル国際空港から車で30分ほどでアクセスできるスポットです。 マヤ時代の後期に作られた遺跡群で、観光地として整備されているのが特徴。内部には、古代人の手形が押された建造物や、中央広場へ続くアーチ、人々が集っていた祭壇など、古代生活の一部を知れる貴重なスポットが揃っています。 周囲は木々が生い茂る緑豊かな環境で、長い時間を経て自然に同化していく遺跡の様子が美しいのも見所のひとつ。入場料9ドルで全容を見学可能となっていますが、ビデオ撮影は別途料金が必要になるため、注意が必要です。
アカプルコ - 史跡・遺跡
サンディエゴ要塞はアカプルコのメインハーバー近くのダウンタウンに位置する要塞です。アカプルコとマニラ間に出没する海賊からスペインの貿易船を守るために1616年頃に建てられました。その後、1776年に地震で崩壊しましたが再建され、今は当時の輸入品などが飾られた歴史博物館となっています。 そんな要塞の特徴といえば星形五角形の形です。すべて石造りとなっていて、レトロな雰囲気があります。テラスには大砲があり、アカプルコの美しい海岸部を眺めることができます。内部も要塞の歴史などの展示がされています。
コスメル - 史跡・遺跡
エル・カラコルは、コスメル島の最南端にあるプンタスル公園の敷地内にあるマヤ遺跡です。マヤ時代に作られた灯台の跡地で、建物の中央上部には巻貝(カラコル)の形を模した石像がはめ込まれていたことから名付けられました。 現在は、ハリケーンなどの災害被害により遺跡の一部が崩れてしまいましたが、案内板には復元図画も用意されているので、当時の様子がイメージしやすくなっています。 遺跡の近くには、現在も海を見守り続ける新しい灯台が建っており、海を介して過去と現在をつなぐストーリーを感じるスポットになっています。
グアダラハラ - 文化遺産,史跡・遺跡
オスピシオ・カバーニャスはメキシコ第二の都市グアダラハラにある世界遺産です。ラテンアメリカの中で最古にして最大の複合病院で、かつては孤児院や救貧院、病院でした。 そんなスポットの見どころとして有名なのが、メキシコ美術の巨匠と言われるホセ・クレメンテ・オロスコによって造られた天井画や壁画です。先住民とスペイン人の文化の衝突やメキシコ革命をテーマにした絵で、メキシコの歴史を物語る作品です。 敷地内には美しい庭園もあるので、リラックスしに訪れる地元民もいます。
カンペチェ - 史跡・遺跡
エズナ遺跡はメキシコのカンペチェから、カラクルムに向かう途中にあります。カンペチェから車で1時間ほどの距離で、本格的な発掘調査が行われて日が浅いため観光客が少なくゆっくりと見学できます。5段になっている「五層の神殿」が1番の見どころで、プーク様式の円柱が開口部にある作りが特徴です。 全体を眺められる高台があり、遺跡の中心である大広場に面した「ノホクナ」も見どころになっています。長さ135メートルある巨大な階段状の建築物で、広場での催しを鑑賞する観客席だったと言われています。その他にも仮面の神殿の下部に残されている彫刻など、たくさんの見どころがあります。
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