このページでは中近東にある博物館を紹介しています。博物館では、人類の歴史や生物の進化の過程などを知ることができます。地球の神秘と太古のロマンを感じさせてくれる場所です。旅行の観光スポットとしても定番で、博物館めぐりを旅行の目的にする人も。世界最大級の博物館の大英博物館や、台湾の故宮博物院は、古今東西の美術品や書籍、考古学資料など、膨大なコレクションを誇ります。常設展示も圧巻のボリュームです。時間をかけてじっくり周るのも、興味のあるポイントを絞って見ることもできます。スウェーデンのヴァーサ号博物館など、郷土の文化や、地域の変遷についての資料を展示する博物館もあります。海外の博物館の場合、日本語の音声ガイドを利用できる博物館もあるので、事前に確認してみましょう。
関連するテーマ 旧市街・古い町並み 広場・公園 市場・夜市 モダン建築 史跡・遺跡 寺院・教会 城・宮殿 モニュメント・記念碑 複合遺産 文化遺産 自然遺産 砂漠・荒野 洞穴・鍾乳洞 森林・ジャングル 滝・河川・湖 草原・平原 山・渓谷 海岸・海 ビーチ・砂浜
エリア
広告
1〜30件を表示 / 全32件
ドバイ - 史跡・遺跡
"アラブ"の文化を知る シェイク モハメド 文化理解センターは、ドバイ首長国に設置されているカルチュラルセンターである。このシェイク モハメド 文化理解センターでは、ドバイ首長国、及び、同首長国が構成国家として属しているアラブ首長国連邦の文化について学ぶことができるようになっている。
タブリーズ - 博物館
アゼルバイジャン博物館は、イランの北西部に位置するトルコ、アゼルバイジャン、イラクの3か国に囲まれているタブリーズという都市にある博物館です。 1958年に創設されたこの博物館は、隣国アゼルバイジャンの考古学や民俗学に関する展示が主にしてある場所で、館内は大きく3つのギャラリーで構成されています。 首都テヘランにある国立博物館にはない時代のものが展示されており、国立博物館に次ぐ2番目の歴史博物館としても知られています。紀元前の物からササン朝ペルシャ時代などの様々な時代の遺物を展示してあり、また中庭には石柱などの屋外展示もあります。また併設されている専門図書館には2500冊以上の書物が所蔵されています。
その他の都市 - 博物館
多くの近代・現代美術作品が展示されているスルソーク博物館。1912年に建てられた白い外壁の建物で、その美しい外観にまず注目です。博物館としてオープンしたのは1961年で、2008年には大規模な改修工事が行われました。 モダンアートだけでなく、イスラム美術コレクションや日本の版画コレクションも展示されており、見応え抜群。入場料が無料なので、アートに詳しくない人でも気軽に立ち寄ることができます。 館内にはおしゃれなカフェやショップも併設。ショップにはお手頃なものから高額なものまで販売されており、どれもセンスのいいものばかりでお土産におすすめです。
ハッタ - 博物館,観光名所
ハッタ・ヘリテージヴィレッジは、ハッタにある、アラブ首長国連邦で最も重要な歴史的名所のひとつです。 ヴィレッジは、30棟の建物で構成されていて、多くは、1960年代以降の開発前のUAE特有のインテリア家具を備えています。砦やモスク、家屋は、泥やヤシの木の幹と葉、石などの材料で造られていましたが、オリジナルの材料を使って大規模に改修され、2001年に一般公開されました。 楽器や家具、武器などの工芸品を通じて、昔の人々が、どのように生活していたかなどを知ることができます。砦には登ることができ、景色が綺麗です。
マスカット - 博物館
ベイト・アル・ズバイル博物館はオマーンの首都マスカットに位置しています。マスカットはオマーン湾に面していて、古代から続く歴史ある街として知られています。 ベイト・アル・ズバイル博物館はマスカット国際空港から車で約30分で行くことができます。オマーンの伝統文化や生活様式について知ることのできるおすすめの博物館で、展示品の多さも魅力の一つです。オマーンの伝統衣装や調度品なども展示されています。使い方などの丁寧な解説もあり、見応えがあります。 敷地内にはミュージアムショップも併設されていて、絵葉書や石鹸、香水などお土産を購入することもできます。他にもカフェも併設されていて、休憩に立ち寄るのもおすすめです。
サラーラ - 博物館
オマーン南部の港町サラーラの東約5kmの、アル・バリード遺跡に隣接しているのが、フランキンセンス博物館です。 サラーラは乳香(フランキンセンス)の原料となる樹木が生い茂る土地として有名で、自生地は世界遺産に「乳香の土地」という名で登録されています。 館内では、海洋都市として発展したサラーラもあるドファール地方の歴史、海洋貿易に使われたダウ船、乳香の歴史や乳香に関する貴重な資料が展示。中庭にはフランキンセンスの木も植えられています。ミュージアムショップもあり、フランキンセンスを使った商品が並び、お土産にもおすすめです。
アブダビ - 博物館,観光名所
エミレーツパーク動物園は、2008年にアラブ首長国連邦で初めで創設された私立の動物園。アブダビの市街地から約30分、アブダビとドバイを結ぶ幹線道路上沿いに位置しています。 アラブらしいデザインのエントランスがお出迎え、2つのドームはキリン柄に塗られています。この動物園の魅力は、動物を近くで見て、触る、エサやり体験ができること。 鳥やヤギ、ロバ、マンドリル、ウサギ、ワニ、シマウマ、亀、アルパカ、ゾウなど多くの動物がいる中、園の顔となってもいるのがキリン。キリンと一緒に食事をできる「BREAKFAST WITH GIRAFFE」というカフェもあります。ライブラリーコーナーやゲームセンターも併設されており、乗馬などのアクティビティ、ショーも楽しめます。
ヤズド - 博物館
ゾロアスター教歴史文化博物館は、イランの中央部ヤズドの中心にある博物館です。マルカー広場から徒歩5分、ゾロアスター教寺院やヤズド水の博物館、アミア・チャクマー・コンプレックスなどの観光スポットへは徒歩で簡単にアクセスできます。 館内では、ゾロアスター教徒の伝統的な祭典と儀式、儀式の際に着用するドレスコード、食事などを写真や資料、マネキンを使ってわかりやすく説明しています。展示物はペルシャ語表記なため、無料のガイドに館内を案内してもらうか、現地のツアーに参加するのがおすすめです。 敷地内には、木々に囲まれた噴水プール、ゾロアスター教の神聖な神殿、沈黙の塔や火の寺院など歴史的建造物も見ることができます。
ヤズド - 博物館
ヤズド水の博物館は、イランの中央部ヤズドの中心にある博物館です。もとはジャール王朝の商人ハジアリアクバルコラドゥズの邸宅で、カナートに関する国際会議が初めて開催されたのをきっかけに2000年に設立された場所。 館内では、イランの地下カナートのシステムや水路の歴史を写真や資料とともにわかりやすく展示しています。砂漠地帯にあるヤズドの人々にとって、水がどれだけ貴重なものかを知ることができます。ペルシャのカナートは、2016年にユネスコの世界遺産リストに登録されています。 博物館の近くには、アミア・チャクマー広場があるので、モスクやバザールを訪れたり、レストランやカフェでゆっくりと地元グルメを堪能することもできます。
ドバイ - 博物館
UAE女性博物館は、2012年にUAE初の心理学者であり、現在はバーレーンのアラブ湾大学学長ラフィア・グバッシュが設立しました。 博物館の歴史的な建物は1950年代に建てられ、未婚の3人の首長の姉妹が住んでいた為、ベイト・アル・バナト(少女の家)と呼ばれています。 博物館では多くの資料をもとにUAE女性の歴史や文化について学ぶことができます。博物館内にはギフトショップと香水の店があり、かつて水が貴重品だった中東地域では、汗の臭いを隠す香水の人気が高く、現在でも多くの女性が好んで使用しています。また館内のカフェではアラビアコーヒーを味わうことができます。
マダバ - 博物館,観光名所
マダバのモザイク地図は、アンマンから南へ約35km、旧約聖書の街マダバの聖ジョージ教会の床面に残る、6世紀のパレスチナ・エジプト地方の地図です。 現存するのはオリジナルの4分の1程度で、西エジプトからシリアまでの広い地域を縦4m×横6m程の大きさに描かれています。聖地エルサレムの旧市街は、城壁や門などまで細かく描かれています。また、魚が泳ぐヨルダン川や、ナツメヤシが茂るエリコ、死海なども描かれている、世界最古の古代パレスチナ地図とされ、聖書の時代を今に伝える資料として非常に貴重なものです。 この地図の役目の一つは、巡礼者の聖地での場所確認を助けることだったとも考えられています。
アンマン - 博物館,観光名所
王位自動車博物館は、ヨルダンのアンマンにあります。 1920年から今日まで、使用された故フセイン国王の私物である車やオートバイのコレクションがオリジナル、レプリカ含め数多く展示してあります。スポーツカーやクラシックカー、レースカー、カートなど日本では見られない展示品の数々は、大変珍しく貴重で、車好きにはたまらないスポットです。また、車を通して、ヨルダンハシミテ王国の歴史とその変遷を学ぶことができます。 ビデオ上映や写真展示もあり、図書館や土産物売り場まであり、全体を見てまわるのに30~60分ほどかかるでしょう。
アル・アイン - 美術館,博物館
シェイクザイードパレス博物館は、アラブ首長国連邦の第二の都市アル・アインの中心部にある、故シェイク・ザイード大統領の宮殿を、そのまま博物館とした施設です。宮殿と言っても豪華さはなく、落ち着いた雰囲気のイスラム建築です。 寝室や子ども部屋、マジリス(客をもてなす部屋)、客用のエレガントな寝室、VIPを迎えた建物などがあり、あちこちに故ザイード大統領の肖像画が飾られています。庭には、当時使用されていた大きな井戸が残されいます。 ばらばらであった7つの首長国をまとめ、一つの平和で豊かな国を築き上げた故ザイード大統領の業績は偉大。当時使用されていたランド・ローバーが置かれていますが、質素なジープで国中を回られるような人柄、国中の人々から慕われていた大統領であったことが感じられる博物館です。
アル・アイン - 美術館,博物館
アルアイン動物園は、1968年に故シェイク・ザイード大統領により設立された、アラブ首長国連邦のアルアインにある、中東で最大の動物園です。 4kmにおよぶ土地に、アラブやアフリカ、世界各国より集められた200種類、4000頭を超える動物たちが暮らしています。堂々と聳えるジャバル・ハフィートを背景に、砂漠の環境を忠実に再現した世界最大の人工サファリは、キリン、アフリカライオン、シロサイなどアフリカの様々な野生動物が暮らす自然の住処となっており、トラックツアー(約45分)で見学することができます。キリンのエサやりがおすすめです。 ペンギンやカバ、ワニ、鳥などもいて、砂漠学習センター、レストランも併設されています。
ドーハ - 博物館
カタール国立博物館はカタールの首都ドーハに、2019年3月にオープンした博物館です。 空飛ぶ円盤のようなユニークな形が特徴の建物は、フランス人建築家ジャン・ヌーベルが設計したもの。総面積4万6596㎡で、地下1階地上5階建てになっています。 館内にはアート作品や考古学、フィルムを展示したギャラリースペースをはじめ、2つのレストラン、洞窟の中の更なるの洞窟をイメージしてデザインしたミュージアムショップがあります。ヘリテージガーデンと呼ばれる公園は、噴水広場や子供の遊び場、礼拝堂などがあり、市民の憩いの場になっています。
アル・アイン - 博物館
アル・アイン国立博物館は、アル・アインにあるアラブ首長国連邦最古の博物館。故シェイク・ザイード大統領の指揮のもと、1969年にオープンしました。 石器時代からUEA建国までのアル・アインの歴史を紹介しています。紀元前6000年の石器や矢じりなど、UEAに散在している多くの遺跡で発掘された埋蔵物を所蔵。 考古学コーナーでは、アブダビで発掘された青銅器時代の遺物などが展示されています。寄贈コーナーでは、NASAが故シェイク・ザイード大統領に贈った月の石など、各国の大統領・大使から贈られた物が展示されており、この国の力が垣間見れます。
タブリーズ - 建築,博物館
タブリーズ憲法の家は、イラン北東部の都市タブリーズの西側、グレートバザールの隣にある市を代表する観光スポットの一つです。 カジャール時代の建築様式の2階建ての家には、ハジ・メディ・コウゼ・カナニが所有していた家で、1906年から1911年の憲法革命の際に会議場として使用されていた場所。彫刻が施された木製のドアやステンドグラスの美しいアーチ型の窓が付いており、家の周りには2つの中庭と中央に噴水プールが備わっています。 内部は1996年から憲法博物館として一般に公開されており、イラン憲法改革に関わる重要な文書や憲法革命家の彫像、革命新聞の印刷機、サッタル・カーンのライフルなどの貴重なものが展示されています。
タブリーズ - 博物館
カジャール博物館は東アゼルバイジャン州タブリーズ市のシェシュガラン通りに建つ博物館です。 カジャール時代の政治家アミール・ネザム・ガロウシの大邸宅をリノベーションして利用しており、1991年に国家遺産に登録されています。 カジャール建築様式の建物は2階建てで、広い中庭やプールなども備えています。地下には石造りと武器ホール、フィギュアとコマンドホール、建築ホールがあり、1階の7つのホールには、コインホールをはじめ、モザイク、磁器、ガラス製品、テクスチャー、ミュージック、メタルなどの貴重なものがセクションごとに分かれて展示されています。カジャール時代の文化や芸術を知りたい方におすすめの観光スポットです。
ドーハ - 博物館
カタール国立図書館は、カタールの首都ドーハのエデュケーションシティに、2018年4月にオープンしたカタール財団が運営する図書館です。 オランダの建築家レム・コールハースが設計したもの。総面積42000㎡、地下1階・地上2階建ての館内に、およそ100万冊の本を所蔵しています。スタデイルームやパソコンルーム、レストランとカフェなども併設しています。 また、図書館の歴史を学べるガイドツアーやキッズ向けの読み聞かせ、展示会などさまざまなイベントも開催しています。
その他の都市 - モニュメント・記念碑,城・宮殿
フジャイラは日本人には馴染みが薄い首長国ですが、その歴史を知るのにうってつけなのがフジャイラ博物館。観光名所の古城、フジャイラフォートからも近い場所にあり、両方合わせて見て回ることもできます。 開館したのは1991年で、かつての政府庁舎を利用しています。見どころは、考古学的に貴重な出土品の数々。陶器や石器、装飾品などが展示されており、なかには紀元前1500年~1000年のものも。 英語ではありますが、詳しい解説も付いているので、その来歴を知ることもできます。そのほかに、昔の生活ぶりを再現した展示も注目ポイント。
その他の都市 - 博物館
アジュマーン博物館は、アジュマーンの歴史をさまざまな展示品で紹介している博物館。街の中心部にあるので、ほかの観光スポットと合わせて見て回ることもできます。 かつて砦だった施設を利用しているのが特徴で、外観には塔などもそのまま残されており、ここが当時の防衛拠点だったことを物語っています。 館内で展示しているのは、古代の武器をはじめ、生活道具や写真などで、なかには考古学遺物も。そして注目ポイントが、首長が暮らしていた部屋を再現したエリア。豪華なものを想像しがちですが、実際はとても質素で、とても興味深い展示となっています。
広告