このページでは本島中部(恩納・沖縄市)にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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本島中部(恩納・沖縄市) - 文化遺産,城・宮殿
沖縄県うるま市にある勝連城跡は、太平洋に突き出た勝連半島の高台に建つ、12~13世紀に勝連按司によって築城されたと考えられている城です。2000年には「琉球王国のグスク、および関連遺産群」として世界遺産に登録されています。この城の特徴は4つの区域に分かれているところ。一番上の一の曲輪の標高は約100メートル、その下に二の曲輪、三の曲輪、四の曲輪といったスペースがあります。城からは貝塚が発掘されており、居住スペースもあったことが分かっています。そんな歴史ある勝連城についてこれから紹介していきます。興味のある方はぜひ、琉球王国の歴史を学びに観光に訪れていみてはいかがでしょうか。
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