このページではシチリア島にある城・宮殿を紹介しています。広大な敷地にそびえ立つ宮殿やお城は、王の権勢を今に伝える人気の歴史スポットです。贅を尽くした装飾や庭園、特徴的な建築様式などで世界各地からの観光客を魅了しています。フランスのヴェルサイユ宮殿は、豪華絢爛な装飾品が並ぶ鏡の回廊や大トリアノン宮殿、広大で美しい庭園が魅力です。同じく有名なお城として、おとぎ話のような美しい外観を持つドイツのノイシュヴァンシュタイン城や、八角系を象徴的に取り入れた設計で知られるイタリア南部の城カステル・デル・モンテなどがあります。また、イギリスのウエストミンスター宮殿は議事堂として、バッキンガム宮殿は女王の公邸や執務の場として現在も使われており、ロンドンを象徴する建物です。
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シチリア島 - 文化遺産,城・宮殿,寺院・教会,史跡・遺跡,広場・公園,旧市街・古い町並み
ヴァルディノートの後期バロック様式の町々は、イタリアのシチリア島の東南部にある8つの街の街並みのことで、世界遺産に登録されています。 8つの街の名は、カルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ・アクレイデ、ラグーザ、シクリで、これらの街並みは中世の前半に形成されました。その後、1693年に起きた震災により町が崩壊しましたが、震災後に地元貴族の働きにより、後期バロック様式の建物で再興しました。8つの街で同時進行で街が再構築されたのは歴史的にも珍しいとされています。 今もなお地元の人が生活する生きた街として知られています。今回は、そんなヴァルディノートの後期バロック様式の町々周辺の見どころについて紹介します。
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シチリア島 - 城・宮殿
ニコラチ宮は、ニコラチ通りの名称の由来ともなった元貴族・ニコラーチ家の館です。18世紀に建てられた貴族の邸宅のひとつで、バロック装飾が見事な屋敷です。 バルコニーの下に飾られた人や動物の彫刻には目を瞠るばかり。外部の鑑賞だけではなく、内部も一般公開されていて、9つのサロンを見学することができます。天井の美しいフレスコ画やシャンデリア、様々な装飾は一見の価値ありです。\バルコニーに出れば、ノートの街並みを見渡すことができます。内部鑑賞の所要時間は30分ほど。また、館の一部は市立図書館となっています。
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