このページでは台湾にある自然遺産を紹介しています。自然遺産は世界遺産の分類の1つで、後世に残すべき貴重な価値が認められた地域や自然のことです。すぐれた自然美をもつ自然現象や地域、さまざまな動植物群の進化・発達のプロセスが観測できるもの、地形の発達における重要な地学的進行過程がみられるもの、といった登録基準があり、オカピやポシドニアといった希少な動植物の生息地も多く含まれています。世界屈指の生物多様性を持つロシアのバイカル湖や、幻想的な景観で知られるベトナムのハロン湾、多様な植物相が確認される屋久島などが有名です。日本は屋久島をはじめ、白神山地、知床、小笠原諸島の4か所が自然遺産に登録されており、国内外から多くの観光客が集まる場所になっています。
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台湾
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苗栗 - 自然遺産
龍騰断橋(ロンテンダゥンチャウ)は、1908年に台湾総督府鉄道が台中線を開通させたときにつくったレンガ製のアーチ橋で、1935年の新竹台中地震と1999年の921大地震によって大部分が破壊されました。 この破壊された橋は九二一震災紀念物として今でも残り、観光スポットとなっています。列車で三義を通るときには龍騰断橋を見ることもできます。龍騰は昔、池の鯉のヌシに祖先が苦しめられ魚藤の毒で鯉のヌシを退治しようとしたという伝説がある場所で、台湾では有名な場所です。 龍騰断橋は地震で破壊されても遺跡として残り、周囲の自然に溶け込んで美しい景色をつくっています。
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