このページではアラブ首長国連邦にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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アラブ首長国連邦 - 世界遺産
2001年に世界文化遺産として登録されたサマルカンドは、シルクロードのオアシス都市として栄えた中央アジアの古都です。13世紀前半、モンゴル帝国のチンギス・ハンによって、いったん滅ぼされてしまいます。しかし、14世紀後半に大帝国を築いたティムール朝の英雄ティムールが再建して、中央アジアの交易・文化の中心地として復活します。現在は首都タシケントに次ぐ、ウズベキスタン第2の都市として、開発が進んでいます。抜けるような青空と「サマルカンド・ブルー」とよばれる青色のタイルに彩られた数々の建造物が、当時の様子を今に伝えています。
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