このページではベネズエラにあるモダン建築を紹介しています。モダン建築(モダニズム建築)は、19世紀以前の伝統的な建築を批判し、市民革命と産業革命以降の社会に即した建築を作ろうとする運動によって生まれました。装飾を排し、合理性・機能性を追求した建築で、モダニズムを代表する建築家には近代建築の巨匠ル・コルビジュジェや、ドイツのミース・ファンデル・ローエとヴァルター・グロピウス、フランク・ロイド・ライトらがいます。20世紀の住宅の最高作品と称えられるパリのサヴォア邸、NYのシーグラム・ビルディング、バウハウス校舎などが有名です。また、フィンランドには北欧モダニズムの父、アルヴァ・アアルトが手がけたフィンランディアホールやヘルシンキ工科大学などあり、観光名所となっています。
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ベネズエラ
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カラカス - モダン建築
カラカスの大学都市は、ベネズエラの首都カラカスにあるベネズエラ中央大学を中心とした学園都市です。2000年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。 1940年から1960年頃にかけて、建築家のカルロス・ラウール・ビリャヌエバによって設計された近代建築の傑作と言われています。 大学キャンパス内には、様々な建物や構造物が配置されていて、アメリカの彫刻家アレキサンダー・カルダーの代表作である「雲」のある講堂アウラ・マグナやオリンピック・スタジアム、ドーム広場などを見ることもできます。オリンピック・スタジアムはカラカスFCのホームで、南米で人気のコパ・リベルタドーレスやワールドカップの予選、コパ・アメリカなどのサッカーの重要な試合が行われていることでも知られています。
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