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沖縄の交通事情

沖縄では渋滞が多い

安全にドライブを楽しむためにも、レンタカーを借りる際には沖縄の交通事情を考慮して運転することが必要です。沖縄はモノレールやバスなどの公共交通機関がありますが、一般市民の主要な交通手段は自家用車やバイクです。多くの人が車を利用する車社会のため、都市部では朝夕の通勤時間帯は非常に混み合います。那覇市をはじめ浦添市、宜野湾市、沖縄市などの国道58号線や国道330号線では、連日渋滞が発生しており、金曜や雨の日はさらに渋滞が激化します。

沖縄でレンタカーを利用する場合は、渋滞は当たり前と考え、時間に余裕をもったスケジュールで観光に出かけましょう。特に旅行最終日は、レンタカーの返却やフライト時間に遅れることがないよう、ゆとりを持って移動するのがおすすめです。 

沖縄の道は滑りやすい

沖縄の道路はアスファルトに石灰岩が使用されています。石灰岩は柔らかく、水にぬれると非常に滑りやすくなるという特質があるため、雨の日や降り始めは路面が滑りやすくなります。スリップ事故にじゅうぶん注意して慎重な運転を心がけましょう。雨の日に発進する際は、タイヤが空回りしないようゆっくりアクセルを踏み、急ブレーキをかけると滑りやすいため停車時は余裕を持ってブレーキをかけることが大事です。

また、バイクは転倒やスリップの危険性も大きいため、雨の日は車間距離をあけて、安全運転を心がけましょう。なお高速道路については本土と同様の素材を使用しており、比較的滑りにくいと言えます。

沖縄本島では信号が少ない

那覇市内や沖縄本島の中心部には多くの信号機がありますが、市街地を離れると信号が少ないエリアが頻出します。信号がないぶん、子どもの飛び出しや交差点での出会い頭の事故には注意が必要です。特に住宅地や学校の近くでは、周りに子どもや高齢者がいないかよく確認して運転しましょう。

高速道路の注意点とETCのススメ

沖縄には沖縄自動車道と那覇空港連絡道の2つの高速道路があります。どちらの高速道路も制限時速は時速80kmのため、スピードの出しすぎには注意しましょう。乗り慣れないレンタカーですので、カーブ走行では減速を心がけるなど基本の運転ルールを意識しましょう。

また、沖縄ではETCの普及率が全国的に見ても低く、通勤帰宅時間帯にも一般車は出口料金所で渋滞していますが、ETCレーンはがら空きという状態が珍しくありません。レンタカーを借りる場合はETC車を選択し、ETCカードを持っていくとよりスムーズに移動できます。

時間制バス専用道路について

朝・夕の時間帯において、那覇市、国際通り、浦添市、宜野湾市など渋滞が目立つエリアの国道で時間制のバス専用道路「バスレーン」が実施されています。

「バスレーン」は朝と夕方の規制時間帯にはバス専用の車線になり、レンタカーを含む一般車両は通行禁止となります。時間帯は場所にもよりますが、朝は7:00~9:30、夕方は17:30~19:30が目安です。反則者には罰則が課せられるので注意しましょう。

国際通りの歩行者天国について

那覇市の国際通りでは、毎週日曜日の昼12時~夕方6時の間、歩行者天国の「トランジットマイル」が実施されています。国際通り全体のうち、県庁北口交差点からさいおん橋交差点(モノレール牧志駅)までのエリアで実施されており、一部の許可車両をのぞいては通行止めになるため注意が必要です。

時間帯でセンターラインが変わる道路について

渋滞緩和のため、沖縄では規定時間ごとにセンターライン(中央線)の位置が変化する道路があります。センターラインの位置を時間帯によってずらすことで、交通量が多い方向の車線を規定の時間帯のみ増やす交通規制です。

那覇市内の数か所で実施されており、朝は1車線だった道路が夕方は2車線となるエリアがあります。こうしたセンターラインの変更を見落とすと、反対車線を逆走することになり非常に危険です。専用の標識がついているので、初めて沖縄を訪れる場合は注意して走行しましょう。

駐車禁止違反に注意

交通量の多い都市部、特に那覇周辺エリアでは、路上駐車の取締りが厳しく行われています。数分のつもりで路上駐車をしたところ違反キップを切られることもあるので、短時間の駐車でも近隣のコインパーキングなどを利用しましょう。

野生動物の飛び出しに注意

沖縄本島北部のヤンバルや離島は、自然豊かな環境のため多くの天然記念物が生息しています。ヤンバルクイナやリュウキュウヤマガメ、西表島に生息するイリオモテヤマネコなどは、国の天然記念物であり絶滅危惧種にも指定されている希少生物です。

しかし、こうした希少生物が交通事故で命を落とす例が毎年報告されています。ヤンバルや離島、西表島などでは、あちこちで「動物注意」「とび出し注意」という標識が立てられています。標識を見かけたら減速を心がけ、万が一の飛び出しには十分注意しましょう。万が一レンタカーでひいてしまった場合は、レンタカー会社への連絡とともに、最寄りの野生動物保護センターに電話連絡し、応急処置を頼みましょう。

Yナンバー車に注意

沖縄の一般的な自動車ナンバーは4桁の数字の前にひらがな1文字ですが、Yから始まる沖縄特有の「Yナンバー」もあります。Yナンバーは、沖縄在住の軍人や軍属およびその家族の所有車に交付されるナンバーです。このYナンバーの車両に関して難しいのが、万が一事故を起こしてしまった場合です。

一般車両との事故では、警察やレンタカー会社に連絡して事故処理・保険などの手続きを行いますが、Yナンバーとの事故では、日本の警察だけでなくアメリカの警察も関わることになり、保険などの手続きも複雑化・長期化する傾向にあります。常に安全運転が重要なのは前提として、沖縄の道路にはYナンバーも多く行き交っていることを理解しておきましょう。

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