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ミス・ペレグリン

観光と一緒に参加したい
ヨーロッパ各地の"キミョかわいい"お祭り10選

世界にはさまざまな国があります。文化や風習は多種多様で、食事や儀礼、伝統行事なども個性豊か。
初めて訪れる観光客の目には奇妙に映ったり、かわいく映ったりし、見ているだけで楽しくなるものばかりです。
特に多くの国が繁栄と衰退を繰り返してきたヨーロッパには、
神話や言い伝えに基づく一風変わったお祭りが各地に多くあり、一度参加してみれば未知の興奮を体験できるでしょう。
まるで2月3日(金)全国ロードショーのティム・バートン監督の新作映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のような、
奇妙だけどかわいらしい"キミョかわいい"世界を堪能できる、ヨーロッパ各地のお祭りを紹介します。

映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』オフィシャルサイトを見る

ベネチア カーニバル

中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのようなキミョかわいい雰囲気を味わえる祭りがベネチア カーニバルです。11世紀に始まり、ルネサンス期の15、16世紀に一般の人々の間に広まったと言われています。世界三大カーニバルのひとつと言われているだけに、祭りの期間中、街は仮面をつけた人々であふれかえります。仮面をつけることで身分や階級に関係なく、誰もが自由を得られると言われています。観光客にも人気で、毎年、世界中から300万人以上が訪れます。現地では衣装の販売や貸し出し、メイクのサービスもあるので、ぜひ見物するだけでなく、参加してみてください。開催時期は年によってばらばらですが、だいたいは1月下旬から3月上旬です。電車やホテルの予約は早くしておきましょう。

ベネチアのカーニバル

世界三大カーニバルの一つ、ヴェネツィアのカーニバル。中世に始まり、18世紀に衰退したが、1979年に再開された。以後、カーニバル期間中には毎年300万人もの人々が世界から訪れている。日常を忘れ仮面やゴージャスなドレスで仮装し、誰もが平等に自由を謳歌できるカーニバル。ドレスはレンタルもあり誰でも参加可能。サンマルコ広場にステージが設置され、社交ダンスのイベントや、有名デザイナーの審査による仮面コンテストが開かれる。

カスカモラス(Cascamorras)

真っ黒な油まみれの人々が入り乱れるキミョかわいい祭りがカスカモラスです。約500年もの歴史があり、毎年9月6日に、グラナダ郊外のバサ(Baza)という村で開催されます。祭りはバサとグアディクス(Guadix)の2つの村の争いに由来します。グアディクスのカスカモラスという1人の労働者が、3キロ離れたバサで仕事をしていたところ、守護聖母像を発見し、持ち帰ろうと考えました。しかし、その後再びバサに聖母像を取りに行ったところ、バサ住民たちがいつの間にか村に安置してしまっていました。手ぶらでグアディクスに戻る羽目になったカスカモラスは、仲間とともにバサ住民との戦いに向かいました。
もしスペインを訪れることがあれば、ぜひ勇気を振り絞ってカスカモラスに参戦してみてください。買い物やグルメめぐりなどの王道のヨーロッパ観光もいいですが、全身真っ黒になって地元の人たちを盛り上がることができれば、一生の思い出に残るキミョかわいい体験になりますよ。開催地のバサまでは、グラナダからバスに乗り約2時間かけていきます。油まみれになるので、着替えの服や靴はもちろん必須。タオルも用意していきましょう。帰りは、バサのバスターミナルに仮設シャワー室が設置されるので安心してください。

カスカモラス

毎年9月6日に、グラナダ郊外のバサ(Baza)という村で開催される伝統行事で約500年の歴史を持つ。真っ黒の油まみれになった人々が街を大移動する。

エル コラーチョ(El Colacho)

エル コラーチョは、スペイン・ブルゴス近郊の小さな村カストリージョ・デ・ムルシア(Castrillo de Murcia)で行われる、カトリックの聖体祭を祝う伝統行事です。生後1年未満の赤ちゃんを路上に寝かせ、悪魔「ルシフェル」に扮した男たちが飛び越えていくという行事で、観光客ら見ている人にとっては肝を冷やすような瞬間の連続です。17世紀初めから続くと言われ、悪魔が赤ちゃんを通り過ぎてしまうことを願う悪魔ばらいの一種です。黄と赤の奇妙で不気味な悪魔の姿と、赤ちゃんのかわいらしい姿が作り出す、まさにキミョかわいい光景が広がります。ルシフェルは、観光客や地元の人々を見つけると、足を狙い、ムチを手に追いかけてきます。日本ではまず味わえないスリルなので、ヨーロッパ観光の際はぜひ行ってみてください。
ブルゴスまでは首都マドリードから電車で約2時間半です。カストリージョ・デ・ムルシアの村内には観光客向けの宿泊施設がないので気をつけてください。

エル コラーチョ(赤ちゃんジャンピング祭り)

スペイン・ブルゴス近郊の小さな村カストリージョ・デ・ムルシアで、カトリックの聖体祭にあわせて行われる伝統行事。生後1年未満の赤ちゃんを路上に寝かせ、悪魔の姿をした男たちが次々に飛び越えていく。悪魔が赤ちゃんを通り過ぎていくように願い行われる、同村独特の風習である。村内にはホテルがないので、祭りを見たい人はブルゴスに宿をとらなければいけない。

ファヤス(バレンシアの火祭り)

牛追い祭り、セビージャの春まつりと並ぶスペイン3大祭りのひとつで、毎年ヨーロッパを中心に世界中から多くの観光客が訪れます。ユネスコ無形文化遺産に登録されている火祭りで、3月15〜19日に開催されます。冬が終わり、大工職人たちが古くなった工具を捨てて燃やしていた習慣が形を変え、祭りになったと言われています。地元バレンシアでは、火祭りが終わってから、ようやく春が来ると考えられています。
チームで作った、高さ10メートルを超える巨大な張り子(ファヤス/ファジャス)を豪快に燃やすキミョかわいい祭りです。張り子は、社会や政治を風刺したものが多く、表情は豊かで、色も鮮やか。作り手の個性を楽しめます。朝方にブラスバンド隊が街中を練り歩き、祭りが開幕。昼になるとあちこちで爆竹や花火が鳴り始め、祭りは徐々に熱気を帯び、夜10時ごろに張り子に火がつけられます。深夜0時を回ると、メインの張り子に点火され、クライマックスを迎えます。暗闇の中でかわいらしい張り子たちが燃え盛る炎に包まれていく様子は、幻想的でもあると同時に、少し怖く感じるかもしれません。謎感たっぷりのキミョかわいい祭りの興奮をぜひ体感してください。

バレンシアの火祭り(ファヤス)

スペイン三大祭りのひとつ。「サン ホセの火祭り」とも呼ばれる。祭りのために作られた「ファヤス(ファジャス)」と呼ばれる巨大な張り子を、祭り最終日の夜に全て焼き払う。ファヤスは歴史上の人物や風刺のきいたテーマで大小合わせて600以上も制作され、人気投票で1位になった作品がファヤス展示館に永久保存される。バレンシア旧市街周辺は爆竹や花火、パレードなどでにぎわい、人々が夜通し飲み歩いて春の訪れを祝う。

ラ トマティーナ(La Tomatina)

8月の最終水曜日に、バレンシアのブニョールという小さな村で開催される有名な祭りで、1940年代後半に始まりました。熟したトマトをぶつけ合うというキミョかわいい伝統行事で、起源はよく分かっていません。何度も中止や再開を繰り返してきましたが、知名度が上がり、世界中から観光客が訪れるようにもなった近年では、市がトマトを用意するまでになりました。祭りが始まると、トマトを積んだトラックが街を移動し、一斉に投げ合いが展開されます。普段は約1千人が暮らす静かな村ですが、祭り当日は、ヨーロッパやアジアなど世界中から約4万人もの人々が押し寄せ、150トン以上ものトマトで真っ赤に染まります。
ブニョールまでは、バレンシアから電車で1時間です。ゴーグルや着替え、タオルはもちろん必須。当日は街角に仮設シャワーが設置されます。

ラ トマティーナ

熟したトマトをぶつけ合うという世界的に有名な祭り。スペイン・バレンシア地方のブニョールという小さな村で毎年8月最終水曜に開催される。第二次世界大戦後に始まったが起源はよく分かっていない。普段は約1千人が暮らす村に、祭り当日は、約4万人もの人々が世界中から訪れる。祭り前日の住民たちは、板やビニールシートなどで、家の壁やバルコニーなどを覆うのに忙しくなる。

ウップ ヘリー ア(Up Helly Aa )

北ヨーロッパ系バイキングの栄光と繁栄を讃える火祭りで、150年以上前から行われています。元は禁酒祭りから始まったと言われています。毎年1月の終わりに、スコットランドの北東約200キロにあるシェトランド諸島のメインランド島ラーウィックという小さな町で開催されます。シェトランド諸島は8、9世紀に、スコットランドやノルウェーの征服を目指す北欧スカンディナビア人たちに侵略されました。現在、シェトランド人の約半数は北欧系バイキングに起源を持っています。
厳しい真冬の寒さに覆われる街中を、バイキング姿の人々が力強く行進をし、祭りは幕が上がります。武器や盾を手に、気勢をあげながら歩き、夜になると、巨大な帆船のレプリカの周りを、松明を手にした人々が輪になって回ります。歌を歌ったり、掛け声をかけたりするうちに、熱気はどんどん膨らみ、クライマックスになると、一斉に松明を船に投げ入れ燃やしてしまいます。
暗闇に浮かぶ炎は幻想的で、地元の人と観光客が大勢見とれてしまう瞬間です。地元の人々の祭りに懸ける意気込みは強く、祭り前日から仕事や学校では全員がそわそわしているような状態。北の孤島で行われるキミョかわいい伝統行事を見に、観光で訪れてみてください。日本からの直行便はもちろんありません。イギリス・ヒースロー空港で乗り換え、スコットランド・アバディーン空港に行き、さらにシェトランド諸島に飛びます。

ウップ ヘリー ア

スコットランド北東200キロにあるシェトランド諸島のメインランド島で開催される伝統の祭り。鎧や武器、盾を身に付けたバイキング姿の人々が街を勇壮に闊歩(かっぽ)し、北欧系バイキングの繁栄と栄光を讃える。日が沈むと人々は松明を手に、巨大なバイキングの船の周りを輪になって回り、歌を歌ったり、掛け声をかける。クライマックスで一斉に松明を船に向かって投げ入れ、豪快に焼き尽くす。

クケリ(Kukeri)

ブルガリアの伝統的祭りクケリでは、奇妙で不気味、でもどことなくかわいい獣姿の人々が街を練り歩きます。毎年1〜3月にペルニクとラズログの街で開催されます。寒さや悪霊を追い払うための伝統行事で、山羊や鹿の皮で作った毛皮と、怖い仮面を身に付け、ベルトには巨大な鈴を付けます。邪気を追い払おうと、男たちが大騒ぎをする様子は何ともキミョかわいい光景。鈴は大きければ大きいほど悪霊を退治してくれると言われているため、重さが50キロ近いものもあります。クケリが街の家々を訪ねて悪霊を追い出し、人々の健康を祈願する風習は、日本のなまはげの文化とそっくりで、日本人観光客にとっては、どこか馴染みを感じるかもしれません。ブルガリア観光で一度は見ておくべきお祭りでしょう。

クケリ(ブルガリア)

毎年1〜3月にブルガリアのペルニクとラズログの街で開催される伝統的祭り。かつてはブルガリア各地で行われていた。山羊や鹿の皮で作った毛皮と仮面、巨大な鈴を身に付けた男たちが、悪霊を追い払うために街中を闊歩する。日本のなまはげに通じる部分が多くある。ラズログの街の祭りは、現在では国際仮面舞踊(クケリ)フェスティバル「スタルチェヴァタ」として知られている。

夏至祭(midsommarfest)

冬の厳しい寒さと、日照時間の少なさで有名なスウェーデン。10月ごろになるとすでに陽は短く、徐々に曇りや雨、雪の日が増え、1、2月には15時ごろには陽が沈んでしまいます。スウェーデン人でさえ鬱になる人が増えるという長い冬が明け、夏を祝う祭りが夏至祭(ミッドソンマルフェスト/midsommarfest)です。夏至に最も近い土曜とその前日に各地で開催されます。ほかのヨーロッパの国々でも場所によっては夏至祭を行っていますが、最も有名なのは、首都ストックホルムから北に列車で3時間弱の町ダーラナのものでしょう。伝統にのっとり、赤白の民族衣装と、かわいらしい花輪の冠を身につけた人々が、奇妙な形をしたポールの周りで、手をつなぎ、歌い、軽快に踊ります。スウェーデンはフランクな国民性の国なので、観光客でも気軽に参加させてくれるでしょう。野外でのピクニックも同時に楽しみ、ニシンの酢漬けやスモークサーモン、茹でたジャガイモなどを味わいます。快適な夏の北欧を観光するのなら、ぜひキミョかわいい夏至祭を訪れてみましょう。

夏至祭(スウェーデン)

夏至に最も近い土曜とその前日にスウェーデン各地で開催される、夏の到来を祝う祭り。さまざまな飾り付けをしたポールを立て、人々が輪になり、手をつなぎながら歌い、踊り、回っていく。爽やかな夏の空の下、サンドイッチやニシンの酢漬けや、スモークサーモンなどの食事も楽しむ。

携帯電話投げ世界選手権

携帯電話を誰が一番遠くまで投げられるか、というシンプルでキミョかわいいスポーツ大会が、フィンランド・サヴォリンナで2000年に始まった携帯電話投げ世界選手権(Mobile Phone Throwing World Championships)です。ストレス発散で携帯電話を投げたことが起源です。220グラム以上ならどんな携帯電話でもいいというルール。2004年からは、民間団体の協力も増え、ノルウェーやスイスなどヨーロッパ各地で国際大会が開催されるまでになりました。優勝者にはサヴォリンナ旅行券が送られます。誰でも参加費を払えば挑戦できるので、ぜひヨーロッパ観光の際は、このキミョかわいいスポーツを体験してみてください。大会公式ウェブサイト(http://www.mobilephonethrowing.fi/)に、観光客用のホテル情報が書いてあるので参考にしましょう。ちなみに、これまでの世界記録は、地元フィンランドのリク・ハヴェリネンさんの97メートル73センチです。
大会は以下の4部門で構成されています。
・ジュニア - 飛距離を競う。12歳以下が対象。
・フリースタイル - 投げ方と芸術性を競う。年齢制限なし。
・オリジナル - 上投げで飛距離を競う。メインの種目。
・オリジナル団体 - 最高3人まででチームを組み、上投げで飛距離を競う。

携帯電話投げ世界選手権

2000年にフィンランド・サヴォリンナで始まった競技で、後に国際大会にも発展。企業や民間団体などが後援するようになり、すっかり"スポーツ"としての地位を確立した。

バーゼル ファスナハト(Basler Fasnacht)

スイス・バーゼルで3月上旬(2017年は3/6〜9)の3日間に行われる、国内最大の祭りです。14〜16世紀に生まれたと言われています。まだ辺りが暗闇に包まれている早朝4時に開始され、大小の美しい灯籠を掲げて人々が街を練り歩きます。映画の世界のような不思議な雰囲気が漂い、幻想的な光景を楽しめるので、観光で行くなら眠い目をこすってでも見ておくべきでしょう。
昼は趣の異なるキミョかわいいパレードが街を移動します。かわいくも恐ろしくも見える仮面や衣装に身を包んだ各グループが楽器演奏をしながら行進します。親子連れで観光に訪れた場合、もしかすると小さな子供は、奇妙な仮面を前に泣き出してしまうかもしれません。灯籠や衣装は各グループでテーマを決めており、まさに「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(2月3日(金)全国ロードショー)に出てきそうなキャラクターばかり。行列には山車(だし)も加わり、上からキャラクターたちがお菓子や果物を投げつけてきます。初日でお目見えした美しい灯籠は、バーゼル大聖堂の前に一堂に集められます。観光でヨーロッパを訪れるなら必ず目にしておきたい景色でしょう。

バーゼル ファスナハト

バーゼルで開かれるスイス最大のカーニバル。3月上旬の灰の水曜日の翌週月曜に開催。早朝4時にパレード「モルゲシュトライヒ」が始まり祭りの開幕を告げる。大小さまざまな灯籠が闇に浮かび上がる幻想的なパレードに続き、午後はメインのパレード。2万人近い人々が、仮面と衣装をまとい音楽隊と練り歩き、山車も登場する。火曜は子どものパレードや灯籠の展示などがある。水曜は月曜と同じパレードを行い、深夜に盛り上がりは最高潮に達する。