「天国に一番近い島」
そこはどんなイメージでしょうか?
碧い海、青い空、白い砂浜…….。
ニューカレドニアの絶景は、たしかに天国を思わせる美しさ。
でも、呼び名の由縁はそれだけではありません。
海で遊ぶ?グルメを堪能?
買い物三昧?リゾートでまったり?
そんなあなたの「やりたい!」が何でも楽しめるのがこの島の魅力なのです。
この特集では「地域別」「楽しみ方別」にニューカレドニアの魅力を掲載。
「この場所の見どころは?」「この体験をするならどのエリア?」そのどちらからでも、答えを見つけることができます。
この島で、思いつく限りのことを楽しみましょう。
きっとあなたにとっての「天国」になりますよ!
気軽に訪れられる「日本に一番近いフランス」。直行便を使えば移動はラクラク!時差は2時間しかないので、時差ボケにも悩まされずに済みます。
平均気温は25℃前後。年間の寒暖差はあまりなく、いつでもカラッとして過ごしやすいので、日本が暑い時も寒い時も、穏やかな気候で迎えてくれます。
美しい海を遊び尽くすのは大前提!さらに固有動植物の世界でハイキングすることも、南仏感ある港町を散策してショッピングやグルメを楽しむこともできます。
南フランスの港町を思わせる、首都ヌメア。グルメなお店がたくさんあり、食材や雑貨が並ぶマルシェやフレンチシックな専門店などでショッピングも存分に楽しめます。マリンアクティビティ三昧をするなら、タクシーボートなどで訪れることのできる近郊の離島へ行くのもおすすめ。旅に癒やしを求める人は、さまざまなトリートメントコースが用意されたスパで身体を、美しい夕陽を眺めて心を癒やしましょう。
ヌメアは南太平洋屈指の“美食の街”。一流フレンチからエスニック、和食まで様々なジャンルのレストランがそろっています。水上レストラン「ル・ルーフ」や、ラグーンを一望できるガレット専門店「クレープリー・ル・ロシェ」など、美しい景色を楽しめるレストランも多数。ワインとチーズが充実しているのもフランスならではです。
マルシェでのショッピングは、ローカル気分を味わいながら気ままに楽しめます。ココティエ広場周辺には、おしゃれな雑貨やファッション、オーガニックコスメなどの専門店が点在。アンスバタ地区の「ラ・プロムナード・ショッピングセンター」などのモールもお土産もの探しにうってつけです。
もちろんヌメアでもシュノーケリングなどを楽しめますが、マリンアクティビティなら近隣の島に渡るのがおすすめ。タクシーボートを使えば、ヌメアから気軽に無人島へ行くことができます。白い灯台からのパノラマビューやグラスボトムボートが楽しめるアメデ島、ジェットスキーなどが大人気のメトル島、気軽にシュノーケリングが体験できるカナール島……。ヌメア近郊にはマリンアクティビティを満喫するのにぴったりの無人島がたくさんあります。
主なビーチが西向きのヌメアでは、サンセットタイムが癒しの時間。美と健康を求めるなら「ディープ・ネイチャー・スパ」や「アクアロワイヤル・スパ」でトリートメントを。ビーチサイドでのヨガも体験可能です。
ヌメアにはキッチン付きのホテルが充実しているのがファミリーに嬉しいポイント。マルシェやスーパーで新鮮な食材を購入して、子供の分だけサッと料理するのに便利です。水族館や動植物公園で希少な生物を見に行くのも貴重な体験になります。
有名な観光スポットを次々にめぐるだけでなく、旅先の日常を体験しながら暮らすように旅する。ニューカレドニアはそんな滞在型の旅行にもうってつけの場所です。例えば、海も街もある首都ヌメアでは、一か所の滞在でさまざまな過ごし方が可能です。長期滞在に適したキッチン付きのホテルもあり、ビーチや観光を満喫するのはもちろん、毎朝のんびりと散歩したり、マルシェやスーパー、パン屋で調達した食材をホテルで料理して食べたり、暮らすように旅をするという気ままな滞在が叶います。
人の少ない美しいビーチでウエディングフォト撮影もできるヌメアは、ハネムーンにぴったり。また、リゾートのハネムーンといえば水上コテージ。メトル島の「エスカペード・アイランド・リゾート」は、ヌメアからボートで15分という好立地。マリンアクティビティも海の生き物たちとの出会いも、コテージのすぐそばで楽しめます。
美しい海でも自然いっぱいの陸上でもアクティビティを楽しみたい、という方におすすめなのが本島西海岸中央部。世界遺産のラグーンも自然保護区の山もあるため、海も山も存分に満喫できます。この大自然の中で、ハイキングや乗馬に挑戦してみましょう。ゴルフ好きなら、世界大会でも使用される本格ゴルフ場へ。12〜2月には、ウミガメの産卵や孵化を見学できるツアーが開催されるため、貴重な体験ができます。
自然保護区の丘陵地帯は絶好のハイキングスポット。「シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート」のゴルフ場は世界大会も開かれる本格施設ながら、初心者でもプレイ可能。西海岸中央部は乗馬のメッカでもあり、海辺、山、川の中など色々なコースを楽しめます。
ハネムーナーには、世界遺産のサンゴ礁と自然に囲まれた5つ星のラグジュアリーリゾート「シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート」がおすすめ。プライベート感たっぷりのバンガロー型客室があり、隠れ家的な雰囲気が人気を博しています。さらにコネまで足を延ばし、マングローブの森が形作る「ヴォーのハート」を遊覧飛行で眺めるのもロマンチック。
「シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート」は、滞在型ホテルでキッズクラブもあるため、ファミリーにもぴったり。ここに滞在すれば海でも陸上でもさまざまなアクティビティを楽しめます。なかでもラグーンが一望できるハイキングや、舟底がガラス張りの「グラスボトムボート」は小さな子供も気軽に楽しめておすすめです。
フランス語でグランスッド(偉大なる南部)と呼ばれる本島南部。ここには独自の生態系が育んだ固有の動植物がたくさん。世界でここにしかいない、見たこともない植物や動物に出逢えます。国内最大の「リビエール・ブルー州立公園」は赤土と豊かな緑が美しい自然保護区。ほかにも「マドレーヌの滝公園」の周辺や「モン・ドール」でも固有種・希少種を目にすることができます。
ここでは固有種・希少種の動植物を観察しながらのハイキングがおすすめ。「リビエール・ブルー州立公園」では、22,000haにも及ぶ固有植物の宝庫をハイキングやマウンテンバイクで巡ることができます。おすすめは日本語ガイド付きのヌメアからの日帰りツアー。ニューカレドニアのシンボルでもあるカグーにも高確率で出会えます。
ニューカレドニアで生息する動植物は8割もが固有種で、実に3,200種類にも上る固有種が生息しています。特に本島南部は、鉱物資源を多く含んだ独特の土壌。この赤土が多くの固有植物を育んでいるのです。動物は、飛べない鳥「カグー」などの鳥類をはじめ、爬虫類、海洋生物も固有種・希少種を含む数多くの生き物と出逢うことができます。固有動物ではないですが、本島南端のプロニー湾には7〜9月上旬にはザトウクジラが訪れるため、ホエールウオッチングも楽しめます。
「南太平洋の宝石箱」と讃えられるほど美しい島。静かで穏やかな時が流れ、旅人を癒やしてくれます。ヌメアから国内線で25分のため日帰りで訪れることもできますが、島内のリゾートに宿泊してのんびり過ごすのもおすすめ。驚くほどの透明度で、天然プールと呼ばれる入り江「ピッシンヌ・ナチュレル」はぜひ訪れたい絶景です。名物エスカルゴは、島内のレストランで味わってください。
シュノーケリングは、天然プール「ピッシンヌ・ナチュレル」や「カヌメラ・ビーチ」がおすすめ。たくさんの熱帯魚に出会えます。かつての女王が継承争いから身を隠したという伝説のある「オルタンス女王の洞窟」へも冒険気分で出かけましょう。なお「ピッシンヌ・ナチュレル」へは、伝統的な帆掛け船「ピローグ」のツアーを利用するのもおすすめです。
イル・デ・パンの名物は、巻き貝のような見た目が可愛いエスカルゴ。この島のものはサイズも大きく、コリコリした噛みごたえです。地ビールやフランスパンとともにいただきましょう。捕獲が制限されているため、島内のレストランでしか食べられない逸品です。
きめ細かいパウダーサンドが一面に広がるクト・ビーチは、人も少なくゆったり海を楽しむのにぴったり。サンセットタイムはロマンチックなひとときが過ごせます。疲れた身体は、5つ星ホテル「ル・メリディアン・イル・デ・パン」の「ディープネイチャースパ」にお任せ。砂上でのトリートメントは極上のリラックスタイムになります。
島で唯一の5つ星「ル・メリディアン・イル・デ・パン」は、天然プール「ピッシンヌ・ナチュレル」まで歩ける好立地。インフィニティプールも人気の理由のひとつです。バンガロータイプの「ウレ・ロッジ・ビーチ・リゾート」もリゾートらしい雰囲気が魅力的。
映画化もされた旅行記『天国にいちばん近い島』の舞台となったウベア島をはじめ、リフー島、マレ島など、いくつもの美しい島々からなるロワイヨテ諸島。島々は首都ヌメアから国内線で約40分という距離のため、日帰りも可能。もちろん、宿泊すればより一層、奥深い魅力に触れることができます。パウダーサンドが美しいウベア島の「ムリ・ビーチ」などの絶景を楽しんだり、名物ヤシガニを味わったり、非日常を満喫できます。
世界遺産のラグーンに囲まれたウベア島。約25kmも白い砂浜が続くロングビーチの絶景は、歩くだけでも癒やしのひとときになります。リフー島の「ロンガニ・ビーチ」は、国内有数の美しさながら、ひっそりと静か。絶景を独り占めできるかもしれません。
ロワイヨテ諸島にはシュノーケリングスポットがたくさん。ウベア島では、ボートで無人島へ渡り、サンゴの周りで魚たちと戯れましょう。リフー島ならシュノーケル用のパスが整備されている「ジネク湾」、マレ島ならホテル「ネンゴネ・ヴィラージュ」前が絶好のスポットです。
ウベア島の名物はヤシガニ。ヤシ(ココナッツ)の身を食べに木に登る珍しいカニです。マングローブの林に生息するマングローブガニも、さまざまなソースに合いおいしくいただけます。リフー島は出荷に5年半かかる高品質なバニラが有名。マレ島はアボカドが名物です。
ハネムーナーに人気なのは、旅行記『天国にいちばん近い島』の舞台として知られるウベア島。「ムリ・ビーチ」などの美しいビーチと、魚が見下ろせる「ムリの橋」が見どころです。
ニューカレドニアと日本(東京)との時差は、2時間
です。
日本の方が、2時間進んでいます。
1フレンチ・パシフィック・フランは
約 - 円
ハイシーズンの平均気温 (10〜12月)
12.5℃ 〜 18.5℃
オフシーズンの平均気温 (4〜6月)
0℃ 〜 4.5℃