カルタゴ遺跡は、チュニジアの首都チュニス郊外にあるチュニス湖の東岸に、紀元前から長い歴史の中で重要な拠点として栄え、戦争に敗れて衰退した国の遺跡。世界遺産にも登録されています。
カルタゴは、紀元前9世紀頃、海洋民族・フェニキア人が建設したのが始まり。強力な海軍力を誇り、地中海交易を独占、その権益を巡り大国ローマとの3度のポエニ戦争が勃発、ハンニバル将軍の活躍もありましたが最終的に敗退、破壊されました。100年後、カエサルやアウグストゥスの時代になり再建されて繁栄、アントニウスの共同浴場などに当時を偲ぶことができます。
フェニキア人最高神が祀られたトフェの墓地など僅かに古代遺跡が見られますが、ほとんどは、ローマ時代に再建されたものです。
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チュニジア - 観光
チュニジアは、アフリカ大陸の最北に位置している国です。ヨーロッパとアフリカの文化や歴史が入り混じる独特の雰囲気が楽しめる国で、地中海のリゾートから砂漠、世界遺産など見どころが満載!最近は、日本でも人気の「クスクス」や「タジン」をはじめとするチュニジア料理も見逃せません。ここでは、チュニジアのおすすめ観光スポットやグルメ、お土産などのほか、気になる治安や通貨など、チュニジア旅行で役立つ情報をご紹介。チュニジアについて、興味はあるけれどあまりよくわからないという人も、この記事をご覧になれば、チュニジア旅行のイメージが膨らむこと間違いなしです。
住所 | Site of Carthage |
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世界史にもその名を残す古代都市のカルタゴ。チュニジアの首都チュニス近郊にあったとされ、紀元前146年にローマに滅ぼされるまで、地中海貿易で栄華を極めていました。その遺跡は世界遺産に登録され、チュニジア観光では外せない必見スポットとなっています。 現在の遺跡は、カルタゴ滅亡後にローマが新たに築いた都市のもので、ローマ風の建築物の特徴が残されています。一番の見どころとなっているのはアントニヌス浴場。2世紀に完成したとされている公衆浴場跡で、その広さは35000平方メートルにも及びます。2本の柱と崩壊した石壁しか残されていませんが、ローマのスケールの大きさに驚かされます。 アントニヌス浴場と道路をはさんだ反対側にも、劇場や競技場などのローマの都市遺構があり、こちらもおすすめ。
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