タ・ケウ(Ta Keo)は、アンコール遺跡群の内の1つです。10世紀末に、ジャヤヴァルマン5世によって建設が開始されましたが、王の死去のため未完成のまま放置されたピラミッド型ヒンドゥー寺院です。王の死去後の内乱ではなく、建設中に中央祠堂に落雷があり、神の怒りだと信じた人々が建設を中断したという説もあります。タ・ケウ(Ta Keo)とは「クリスタルの古老」の意味を持ちます。他の遺跡とは異なり、建設中断のための石が積まれたままの彫刻のない荒々しい外観が特徴です。また伽藍を取り巻く回廊には偽窓が作られ、内部に採光や通気のための真の窓を設けているため、この窓の構成が遺跡全体に閉鎖的では堅苦しい印象を与えています。
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カンボジア - 観光
観光スポットとして人気になりつつあるアジア圏。シンガポールやタイが人気ですが、実はカンボジアに足を運ぶ人も徐々に増えてきています。 カンボジアが旅行先として人気となっている理由のひとつが「アンコールワット遺跡」群です。シェムリアップという都市にあるこの遺跡はカンボジアの基礎にもなった遺跡であるとともに、最後の秘境ともいわれています。アンコールワット遺跡の歴史を中心に魅力を解説します。
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アンコールトムとは、「アンコールトム(大王都)」の名前の通り、王宮を中心に仏教寺院や像、門などから成る12世紀後半に建てられた建築群の都市のこと。カンボジアのシェムリアップ北部に位置する観光地で、世界文化遺産である「アンコール遺跡」に含まれる城砦都市遺跡です。 ベトナムのチャンパ軍の侵攻により王都は一時的に陥落しましたが、ジャヤバルマン7世によって仏教をシンボルとした頑丈な要塞を築くべく、1辺が約3kmの正方形に近い形状で都市が作られました。アンコール王朝時代の高い建築技術を観察できます。 同じくアンコール遺跡に含まれている「アンコールワット」は、そこから南部に位置しておりアクセスが容易で、アンコール遺跡全体がシェムリアップ観光の定番スポットになっています。 堂々たる姿が岩山のような「バイヨン寺院」も、アンコールトムを象徴する遺跡です。そのほかにもピラミッド型の寺院「バプーオン」やアンコール遺跡が一望できる絶景スポット「プノン・バケン」など、観光スポットが多数存在します。
住所 | Krong Siem Reap, Cambodia |
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営業時間 | 7:00~17:30 |
近くのイベント | カンボジアのイベント |
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アンコール・ワット/アンコール・トム周辺は、9世紀から15世紀頃にクメール王国の中心として栄えた場所として知られ、世界遺産に登録されている遺跡が多く存在する人気観光地です。 アンコール・ワット観光へはシュムリアップを拠点にして移動する必要がありますが、現在日本からは直行便が出ていません。そのため、ベトナムやバンコクなどを経由してアクセスするのが一般的です。 アンコールワットの遺跡群には個人と観光ツアーで行けますが、初めての方はガイド付きのツアーに参加するのがおすすめです。朝日やサンセット時が人気で、オレンジ色に照らされた幻想的な遺跡群を楽しむことができます。カンボジアの伝統舞踊アプサラダンスを観賞したり、カンボジアならではのお土産をゲットできます。
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