くせ毛になる原因とは?くせ毛の特徴と髪質改善におすすめの方法

髪の毛の悩みで一番多いのが、くせ毛や髪のうねりなど髪質に関する悩みではないでしょうか。髪の毛がくせ毛になる原因は、遺伝による先天的原因と、ストレスやホルモンバランス・生活習慣の乱れ、加齢などでくせ毛になる後天的原因の2つに分かれます。またくせ毛には波状毛、捻転毛、縮毛、連球毛の4つのタイプがあり、日本人に多いくせ毛が、湿度で髪が膨らみやすい波状毛だといわれています。くせ毛を直すには、縮毛矯正やストレートパーマが有効です。また、正しいヘアケアを心がけ、生活習慣を見直すことで、くせ毛が解消される可能性があります。自分のくせ毛のタイプや状態に合ったヘアケア方法を見つけて、くせ毛の悩みを改善しましょう。

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髪の毛がくせ毛になる原因とメカニズム

天然パーマ、いわゆる天パや髪のうねりなど髪質に関する悩みは、髪の毛の悩みの中で一番多いのではないでしょうか。くせ毛は直毛に比べ、髪の毛同士の間隔が広く水分量が少ないため、乾燥しやすく傷みやすい性質にあります。髪の毛は8割がタンパク質からできており、髪内部でタンパク質同士が結びつくことで、髪のコシやしなやかさを作り出しています。くせ毛の場合、毛穴が歪んでいるため曲がった状態で結びつき、強いくせとなって現れます。

遺伝による生まれつきのくせ毛

くせ毛は優性遺伝であり、高い確率で遺伝するといわれています。カーブした毛穴の形も遺伝することが多く、親がくせ毛だと、子供も生まれつきくせ毛であることが多いのが特徴です。またストレスや頭皮ダメージなど他の要因も影響し、よりくせ毛が強くなることもあります。男性は母親からの特徴を受け継ぎ、女性は父親から遺伝する傾向にあるようです。

毛穴詰まりによるくせ毛

シャンプーやトリートメント、スタイリング剤の洗い残しや、ほこり・花粉の汚れなどが要因で毛穴が詰まり、くせ毛になることがあります。他にも皮脂や古い角質がしっかり洗い落とせていなかったり、紫外線によるダメージや洗いすぎなどで皮脂が過剰に分泌されたりすると、毛穴が詰まりが引き起こされます。

ホルモンバランスの変化によるくせ毛

くせ毛は、大人に切り替わる思春期に出ることが多いとされています。髪の毛が軟毛から硬毛へ変化する時期に、遺伝で受け継いだ髪質になることが要因のようです。10歳くらいまでは毛根や毛穴が安定しにくく、メラニン色素も少ないため、柔らかい髪の毛をしています。10代から20代にかけて、ホルモンバランスが変化するとともにメラニン色素が増え、硬い髪質に変化するので、くせ毛が出やすくなります。

ストレスや不規則な生活によるくせ毛

ストレスや不規則な生活習慣、偏った食生活、過激なダイエットなどでもくせ毛が起こることがあります。栄養不足に陥ると、髪や爪など末端部分まで栄養が届きにくくなり、髪の太さが不均等になることも。また脂肪分の多い偏った食事や睡眠不足は、頭皮環境のバランスを崩してしまいます。精神的なストレスで側頭部や前頭部の頭皮が硬くなり、毛穴の形が変形することでくせ毛になることもあります。

ダメージや加齢によるくせ毛

加齢によるくせ毛は、遺伝要素を持った人に起こりやすく、年齢を重ねるごとに髪質が変化することで発生します。さらにカラーリングなどを繰り返したことでのダメージや頭皮のたるみも、くせ毛に大きく関わってきます。頭皮がたるむと毛穴もゆがむため、うねった髪が生えてきてしまうのです。

くせ毛のタイプとうねりの特徴

くせ毛には4つのタイプがあり、それぞれにうねりの特徴があります。一般的に直毛は黄色人種に多く、日本人も直毛が多い民族だといわれています。しかし実際には7割の日本人が、多かれ少なかれくせ毛を持っているのが現状です。完全にまっすぐな髪質の人は少なく、部分的にくせ毛であったり、複数のタイプのくせ毛が混ざっていたり、混合タイプが多いようです。

波状毛

波状毛は、日本人に最も多いくせ毛のタイプ。湿度で髪が膨らみやすく、ゆるやかにS字状にうねっており、前髪などの生え際の毛が特にうねりやすいのが特徴です。くせ毛の中でも比較的扱いやすく、軽度であれば、ヘアケアを見直すことで解消できる可能性もあります。

捻転毛

捻転毛は、髪の毛が不規則にねじれており、波状毛をより強くしたようなくせ毛。軟毛で乾燥毛であることが多く、ブラッシングで絡みやすく、よく切れる髪質のため、パサつきやすいのが特徴です。ヘアケアだけではなかなかくせ毛がおさまらないため、縮毛矯正が必要な場合があります。乾燥した髪質でダメージを受けやすいので、信頼できる美容師に施術してもらうことをおすすめします。

縮毛

縮毛は、最も強いくせ毛で、うねりが細かく縮れてチリチリしています。日本人には少なく、黒人に多いタイプです。カットやヘアケアでコントロールすることは難しいため、髪質をそのまま活かすか、縮毛矯正をかけるかになります。繊細でダメージに弱い髪質なので、縮毛矯正をかけるときは注意が必要です。

連球毛

連球毛は、数珠が連なったような太さが均一ではないくせ毛で、デコボコした形状と脆く切れやすいのが特徴。一見ストレートに見えますが、触るとボコボコしており、ツヤがありません。珍しいタイプのくせ毛ですが、トップに切れ毛になった短い毛が多数立っている場合は、連球毛であることが多いようです。

くせ毛や髪質改善におすすめのヘアケア方法と対策

くせ毛の中でも、遺伝によるくせ毛は根本から改善することは難しいですが、後天的な要因がくせを強めているとも考えられます。サロンでのケアもぜひ行いたいものですが、扱いやすい髪質を目指すのであれば、自宅でのセルフケアが大切。ケアの積み重ねがくせ毛や髪質の改善に繋がります。

シャンプーやトリートメントを見直す

洗浄力が強すぎるシャンプーでは必要な脂分まで取ってしまい、頭皮が乾燥して皮脂が過剰に分泌されて、毛穴を詰まらせてしまいます。シャンプーを選ぶときは、頭皮や髪に優しく、程よい洗浄力をもつアミノ酸系のシャンプーが最適。またセラミドやホホバ種子油など保湿効果が高く、頭皮を乾燥させない成分が配合されているものがおすすめです。また洗い残しがあると毛穴詰まりを起こしてしまうので、しっかり洗い流すようにしましょう。

頭皮マッサージやブラッシングでヘアケア

頭皮が硬くなると血流が悪くなり、髪にうねりができたり、細くなったりする場合があります。頭皮環境を整え、健康な髪を生やすためにも、セルフケアやサロンでのヘッドスパなどで頭皮マッサージをすることをおすすめします。マッサージで頭皮の血行が促進されて、抜け毛予防や髪質改善が期待できるとされています。シャンプー前には、皮脂や汚れを落としやすくし、頭皮のマッサージにもなるブラッシングを丁寧に行いましょう。

ドライヤーは正しく使う

髪が濡れた状態で真っすぐになる人は、シャンプーやブローで、ある程度くせ毛を改善できます。ドライヤーを使う際は、髪の根元から乾かすことを意識してください。頭から20cmほど離して、一か所だけに熱を当てないよう、左右に振りながら乾かしていきます。半分ほど乾いたら、根元から毛先に向かってくせが伸びるよう、軽く髪を引っ張って乾かしていくと、艶が出てボリュームダウンします。ある程度乾いたら、最後に冷風をかけて仕上げます。

規則正しい生活を心がける

不規則な生活やストレスの影響は、体の末端に特に出ると言われており、髪の毛にももちろん大きな影響をあたえます。22時~2時は肌のゴールデンタイムであり、この時間帯に睡眠を取ることは髪の健康によいとされています。また栄養バランスの取れた食事を心がけ、お酒の飲み過ぎにも気をつけたいものです。

くせ毛を活かした髪型を工夫

天然パーマやくせ毛はマイナスに捉えられがちですが、直毛より動きが出しやすいため、自分に合ったカットやスタイリング次第で悩みを解消できることがあります。髪の毛が多い人は美容師と相談し、適した箇所をブラシでとかしてボリュームを抑えましょう。ただとかしすぎてしますと、逆にまとまりが悪くなって扱いづらくなることもあるので、注意が必要です。

縮毛矯正やストレートパーマでくせを解消

髪の毛をすぐに真っすぐにしたいのであれば、縮毛矯正やストレートパーマがおすすめ。縮毛矯正は縮れた髪やくせの強い髪を直毛の状態で固定する技術です。どのようなくせ毛でも全くくせのないストレートヘアになり、矯正された部分は半永久的にストレートのまま保たれます。薬剤と熱を加えるため髪への負担が大きいのがデメリット。軽いくせが気になる程度の方は、くせを活かしながらボリュームを抑えられるストレートパーマが最適です。

自分に最適なヘアケア方法を知ってくせ毛を改善

くせ毛改善の近道は、くせ毛になった原因を知ること。原因や状態によって、くせ毛の対処方法は違ってきます。自分に最適なヘアケア方法を知り、くせ毛と上手に付き合いながら、できるだけ悩みを解消していきたいものです。

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