男女かかわらず腕毛の濃い人へ！腕毛が濃い原因と対策・対処法を徹底解説

男女の性別や春夏秋冬季節を問わず露出することが多い「腕」。すね毛やわき毛など、わたしたちの体には気になるムダ毛が生えている部位がたくさんありますが、中でも一番気になるといわれている、腕から手の甲にかけての「腕毛」。仕事や職場、プライベートでも人の目に触れる機会が大変多いパーツです。そのため他人のムダ毛が目につきやすく、自分の腕についても、毛が濃いと思われていないか、友達や周囲の目線が気になるのではないでしょうか。
腕毛が濃い原因は、遺伝や生活習慣の乱れの場合がほとんど。腕毛を減らす対策は、生活習慣の改善だけでなくカミソリや除毛クリームを使っての自己処理方法、また専門サロンでの脱毛という選択肢もあります。男女かかわらず腕毛を薄くしたい人は、腕毛が濃い原因や理由、そして正しい対策・対処法を理解して悩みを解消しましょう。

腕毛が濃い原因とは？

「腕毛が濃い」悩みを解消するために、まずは原因を探ってみることが大切です。なぜ腕毛が濃くなるのでしょうか。その原因や理由は次の5つが挙げられます。
・遺伝
・ホルモンバランス
・加齢
・食生活の偏り、睡眠不足、ストレスなどの生活の乱れ
・外からの刺激
これらの腕毛が濃くなる原因・理由について、ひとつずつ詳しく深堀していきましょう。

腕毛が濃い原因その1　遺伝

腕毛が濃い原因の1つ目は、「遺伝」。幼稚園・小学校低学年時期など「幼少期からすでに毛深かった」場合には、腕毛が濃い原因は遺伝によるものである可能性が高くなります。すなわち、家族や親族のどなたかに毛が濃い人がいる場合、生まれてくる子どもも毛深くなりがち。もしご自身の幼い頃の記憶がなければ、両親や兄弟など、周りの家族に毛が濃い人がいないか聞いてみましょう。

腕毛が濃い原因その2　ホルモンバランス

腕毛が濃い原因の2つ目は、「ホルモンバランス」によるもの。人間の体内のホルモンバランスにおいて、女性ホルモンに対して男性ホルモンの方が多い体質である場合、腕毛だけでなく体全体の毛が濃くなります。また、普段は男性ホルモンよりも女性ホルモンの方が優位な体質であっても、ホルモンバランスが乱れることによって体毛が濃くなる傾向があります。ホルモンバランスが乱れる大きな原因は、生活リズムの乱れ、また深酒や喫煙など不摂生な生活を続けていることといわれています。

腕毛が濃い原因その3　加齢

腕毛が濃い原因の3つ目は、「加齢」によるもの。毛の量や濃さに直接的にかかわる男性ホルモンは、個人差はありますが、小学校高学年であるだいたい11歳くらいから中学生・高校生の成長期にかけて活発に分泌されるようになり、年齢を重ねるにつれて分泌量は増えていきます。言い換えると、年を取れば取るほど男性ホルモンの分泌量は増えるため、体毛が濃くなっていきます。そのため、「若い頃より腕毛が濃くなった」と感じることが多くなります。

腕毛が濃い原因その4　食生活の偏り・睡眠不足・ストレスなどの生活の乱れ

腕毛が濃い原因の4つ目は、「食生活の偏り・睡眠不足・ストレスなどの生活の乱れ」によるもの。たんぱく源は「豆類や魚介類よりも肉」、調理法は「煮たり蒸したりしたよりも揚げ物」など、高カロリー食品やアルコールの摂取量が多いと男性ホルモンの分泌量が活発になるため、体毛が濃くなります。また、眠りが浅いなどで睡眠時間の不足、仕事や日々の生活によるストレスが原因でホルモンバランスが乱れ、体毛が濃くなる傾向があります。

腕毛が濃い原因その5　外からの刺激

腕毛が濃い原因の5つ目は、「外からの刺激」によるもの。直射日光など強い紫外線を浴びたり、カミソリや毛抜きなどを使っての間違ったムダ毛の自己処理、すり傷や切り傷などの怪我をしてしまったり、骨折などによりギプスを装着すると、刺激を受けた部分の毛が濃くなる傾向があります。これは外部の刺激から体を守ろうとする、人体の生理的な自衛本能からくるものです。

腕毛をケアしたい！対策・対処法は？

腕毛を薄くしたい！悩みを解消するためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。その対策・対応は次の4つが挙げられます。
・食生活・生活習慣を見直す
・カミソリを使って自己処理をする
・除毛クリームを使って自己処理をする
・専門店や専用サロンで光脱毛やレーザーを使った施術を行う
これらの腕毛を薄くする対策について、ひとつずつ詳しく深堀していきましょう。

腕毛をケアしたい！対策・対処法その1　食・生活習慣を見直す

腕毛を薄くする対策・対応の1つ目は、「食生活・生活習慣を見直す」こと。食生活においては、なるべく脂っこい食品を避け、アルコールはほどほどにしましょう。具体的には、焼肉やラーメンなどの高カロリー食品をとる場合、脂身の少ない部位を選び、ラーメンはスープを飲み干すのを避けます。タンパク質の摂取は、牛肉よりも豚肉や鶏肉や白身魚をとり、また植物性タンパク質である豆腐や納豆などの大豆食品を積極的にとるようにしましょう。「揚げ」より「焼き」、「焼き」より「茹で」、「茹で」より「蒸し」、「蒸し」より「生」での食品摂取がよりよく、食材だけでなく調理法にも注目するようにします。そして入眠の3時間前までには食事を終えるのが理想的です。睡眠の質を上げるために、入眠前にはテレビやスマホを控えるようし、睡眠は最低7時間は確保するようにしましょう。食生活や生活習慣を見直し改善することで、ストレスの軽減にもつながり、ホルモンバランスが整うことによって、腕毛を薄くする対策につながります。

腕毛をケアしたい！対策・対処法その2　カミソリを使って自己処理する

腕毛を薄くする対策・対応の2つ目は、「カミソリを使って自己処理をする」こと。カミソリといっても、一般的に出回っているT字カミソリは切れ味が鋭く、肌荒れやシミになるなど肌への負担が大きくおすすめしません。カミソリを使って自己処理をする場合には、「すきカミソリ」を使うようにしましょう。「すきカミソリ」とは、コームに刃がついている形状のカミソリで、カミソリの刃が直接肌に触れることがない製品です。刃が直接肌に触れないため、利き手ではない手でも、危険を伴うことなく腕毛を処理できます。肌を守るためのローションやクリームを使用したり肌を濡らしたりする必要がないため、出かける間際など急に処理したい場合にも便利。一般的なT字カミソリで腕毛の全て剃り落とすと、処理した直後からジョリジョリしがちで不快ですが、すきカミソリを使えば全てを剃り落とすことなく見た目の毛量を減らせるため、いかにも「処理しました」という感じがありません。自然な見た目に処理できるだけでなく、生えはじめの不快さも軽減されます。すきカミソリを使う上での注意点は、「毛の流れに沿って剃ること」。毛の流れに逆らって処理をすると、処理後の毛先は毛の流れと反対にカットされるため、手触りにごわつきを感じるようになってしまいます。

腕毛をケアしたい！対策・対処法その3　除毛クリームを使って自己処理をする

腕毛を薄くする対策・対応の3つ目は、「除毛クリームを使って自己処理をする」こと。ドラッグストアやバラエティーストアには、さまざまな種類のメーカーから除毛クリームが発売されています。濡れていない清潔な肌に除毛クリームを塗り、指定時間（製品により異なりますが、7分前後のものが多い）放置し、クリームを除去するとともにムダ毛も取り除かれ、除毛後はやさしくぬるま湯で洗い流すというのが除毛クリームの一般的な使い方。除毛先進国である欧米製の製品が多いですが、肌の質や体質に合わせて、日本製または日本人向けに開発された製品を選ぶようにしましょう。除毛クリームの効果は「いかにクリームをやさしくていねいに、しっかり取り除くか」がポイント。市販されている除毛クリームの中には、肌に塗布したクリームを取り除くための専用スポンジやヘラがあらかじめ同梱されている製品があります。除毛クリームを購入する際、専用スポンジやヘラがついているものを選ぶようにしましょう。

腕毛をケアしたい！対策・対処法その4　専門店や専用サロンでレーザーや光脱毛をする

腕毛を薄くする対策・対応の4つ目は、「専門店や専用サロンで光脱毛やレーザーを使った施術を行う」こと。脱毛専門サロンで受けられる光脱毛や、医療クリニックで受けられるレーザー脱毛の施術により、腕毛の量を減らせます。ライト（光）やレーザーを毛穴奥の毛根に直接照射し、毛の成長をストップさせたり、新たに生えてこようとしている毛根にアプローチしたりして、新たに毛が生えにくくする施術です。一度の施術で完全に処理できませんが、一定期間を置いて何回か施術を繰り返すうちに、毛がうすくなり、生えてくる本数も減ってきます。光脱毛は施術時の痛みが比較的少なく、肌への刺激が弱いと言われています。一方レーザー脱毛は、施術時の痛みが比較的強く、肌への刺激が強いといわれています。そしてレーザー脱毛は痛みや刺激が強い代わりに、光脱毛に比べると脱毛が完了するまでの期間が短くてすみます。時間がかかっても肌への痛みや刺激が低い施術を望む場合には光脱毛を、痛みや肌への刺激は強くとも早く終わらせたい場合にはレーザー脱毛を選ぶとよいでしょう（※事前カウンセリングを受けた上で決定しましょう）。施術期間が終わっても、絶対に生えてこないわけではありませんが、これらの施術を受けると自己処理の時間が短くなります。

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腕毛が濃くなる原因と正しい対策・対処法に男女の違いはある？

腕毛が濃くなる原因、そしてその対策や対処法に男女の違いはあるのでしょうか。一般的に「女子は元々毛が薄い」と思われがちですが、実は腕毛の濃さに悩む女性は多くいます。腕毛が濃くなる原因に男女の差はなく、遺伝・ホルモンバランス・加齢・食生活の偏りや睡眠不足やストレス多寡・外部からの刺激によるもの。それに加え女性には月経があり、ホルモンバランスがより一層乱れやすい境遇にあります。そして対策や対処法にも男女の大きな違いはありません。対策・対処法に挙げた除毛クリームでの自己処理において、除毛クリームには男性用と女性用とがありますが、これらの大きな違いは除毛力の強さ。男女かかわらず比較的柔らかい腕毛を除毛する場合には女性用除毛クリームを使い、太くて強い腕毛の場合には男性用除毛クリームを使うとよいでしょう。ただし、取扱説明書をよく読み使用しましょう。脱毛専門店や専用サロンもそれぞれ男性向け・女性向けとあり、大きな違いは施術料金。男性向けサロンは、女性向けサロンに比べると価格設定が高めです。一般的に男性は女性に比べ剛毛・多毛であるために、価格設定が高くなるようです。また男女とも、サロンによっては太くて硬い毛でも効果が出やすい機材や痛みが軽減される機材を使用しているので、自身の状態に見合ったサロンを選ぶことが肝心です。

腕毛が濃い原因と正しい対策・対処法で悩みをケア

腕毛は、男女の性別を問わず一年中あらわにすることが大変多い部位です。腕毛が濃くなる原因は人により異なります。自身の腕毛が濃い原因を明確にして、生活スタイル・生活習慣の改善に努めるようにしましょう。そして、腕毛の状態や自身の予算に見合った対策・対処法を選択し、「腕毛が濃い」という悩みをケアしましょう。

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