
【2025年3月最新】ワット・ポー(ねはん寺)の魅力を徹底解剖!バンコク観光 行き方から見どころまで
更新日: 2025年3月26日
ワット・ポーは、タイ・バンコクの三大寺院の1つで、巨大なねはん仏が有名なバンコク最大にして最古の王室寺院です。日本だけではなく、世界中から観光客が集うタイ・バンコク屈指の人気観光地で、荘厳で華やかな外観とそこに潜む深い歴史が、多くの人を引き付け続けています。
このページではワット・ポーの特徴や歴史、観光に足を運ぶ際の注意点などをまとめています。ワット・ポーに興味のある方は是非ご覧ください。
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ワット・ポー(ねはん寺)とは?
ワット・ポーはタイ・バンコクの旧市街(ラッタナーコーシン地区)にあるグランドパレス(王宮)のすぐ近くに位置している王室寺院で、規模・歴史・人気から世界的な観光地としても知られています。
およそ80,000平方メートルの敷地面積の中で一般公開されているのは、北側の部分のみではありますが、その規模・迫力が世界的人気を集めています。
ここではそんなワット・ポーについて、詳しく紹介していきましょう。
ワット・ポー(ねはん寺)の歴史
ワット・ポーは「ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム」が正式名称です。
その起源は16世紀のアユタヤ王朝にあり、既に地元の仏教徒の礼拝場となる小規模寺院として存在していました。
その後バンコクが首都となると、1788年にタイ王朝の王様「ラーマ1世」によって再建・拡張されたことから、バンコク最古かつ最大面積を誇ります。
19世紀に入るとラーマ3世が医術・天文学・歴史学などの学問所を設置して教育を行ったことから、タイ初の大学と考えられています。
巨大ねはん像
ワット・ポーの中でもひときわ大きな存在感を放っているのが、高さ約15メートル・全長約46メートル、足の裏の幅が約5メートルの巨大ねはん像です。
足裏に施された螺鈿細工は、仏教の108の吉祥図(きっしょうず)を描いていることから、仏教美術の精巧さの象徴でもあります。
大きさもさることながら、黄金色に輝いていることから圧倒的な存在感を放っており、観光客の多くがねはん像を目当てに訪れるとされています。
ワット・ポー(ねはん寺)人気の理由
ワット・ポーが世界的観光地として高い人気を獲得している背景には、歴史・文化もさることながらSNSの影響が強いとされています。
ワット・ポーの美しい画像・動画がInstagramやYouTubeなどの各種SNSで情報発信。タイを舞台にしたドラマ・映画で登場する機会が多いことから、世界中にワット・ポーが知られるようになりました。
SNSやドラマ・映画を見て「行ってみたい」と思った観光客が実際に訪れ、さらにその思い出をSNSにアップロードし、そのSNSを見た人が興味を持つ。このような好循環から、常に多くの観光客でにぎわいを見せています。
ワット・ポー(ねはん寺)のみどころ
ワット・ポーはねはん像はもちろんですが、他に見どころが多々あります。ここではワット・ポーの見どころを紹介します。
広大な敷地なので、足を運ぶ前にある程度見どころを押さえておくことをおすすめします。
ねはん像
やはり一番の見どころはねはん像です。リクライニング・ブッダとも呼ばれているワット・ポーの象徴的な仏像は「仏陀が悟りを開いた後の安らぎの姿」とされています。
大きさもさることながら、金箔で覆われている輝きも見どころの一つ。
高さ約15メートル・全長約46メートルのねはん像を眼の前にすると、SNSの画像で見るより圧倒されます。
ねはん像の背中側の壁には小さな108の壺が置いてあります。ここにタイの25サタン硬貨を入れていくことで煩悩がなくなるとされており、観光客はもちろん、普段から多くの地元民も訪れるスポットです。
足裏の螺鈿(らでん)
ねはん像はその大きさ・輝きに圧倒されてしまいがちですが、ねはん像の見どころの一つに足の裏が挙げられます。
足の裏には煩悩の数と同じ108個の吉祥(きっしょう)文様が施されています。バラモン教から生まれた仏教の宇宙観(モンコイロンベート)や仏教における「三宝」(仏、法、僧)の象徴や、仏陀の徳を表しているものです。
螺鈿(らでん)細工と呼ばれる研磨されている貝殻をはめ込む手法が使用されている点もポイントです。文化的・宗教的な意味合いはもちろんですが、螺鈿(らでん)細工の精巧さもまた、見どころの一つです。
「足のうら」と聞くと小さいものを想像するかもしれません。しかし幅が5メートルもあるため、実際には美術館の大型絵画並みの大きさを誇るため、足を運んだものの「小さくて見えない」と嘆くようなことにはなりません。
寺院内の仏像群
ワット・ポーの仏像といえばねはん像が最も有名ですが、ワット・ポーにはねはん像以外にも多くの仏像があります。
これらの仏像はタイ仏教の重要な遺産であり、文化的な価値が極めて高いものです。大きなものから小さなもの、美しいものから古いものまで、多種多様な仏像が残されていており、それぞれ異なる見どころを持っています。
聖なる仏塔(ぶっとう)
ワット・ポー内の各所に設置されている仏塔(ぶっとう)も見どころの一つです。
仏塔は仏教徒にとって神聖な場所ですが、近くで見るとそれぞれに精密な装飾が施されていることに気づかされます。
仏教の文化的な理解を深めるだけではなく、豊かな表情やポーズなど美的デザインを楽しむこともできます。そのため仏教の知識がなくても、十分に楽しめる場所になっています。
古代のヨガポーズが描かれた壁画たち
ワット・ポーの寺院内には、古代のタイ医療やヨガを伝える壁画も残されています。
タイの伝統医学・マッサージを伝える壁画は、伝統医学やマッサージに興味のある人はもちろん、歴史的な壁画に興味のある人にとっても貴重なものです。
タイ古式マッサージの総本山
ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山としても知られており、寺院内でタイ古式マッサージを受けることができます。
「総本山」と呼ばれていることからも分かるように、本格的なタイ古式マッサージを受けることができます。
タイ古式マッサージに興味のある人はもちろんですが、「総本山のリラクゼーション」を受けてみたい人にもおすすめです。
バンコク観光をもっと楽しむ豆知識
ワット・ポーを含め、バンコク観光を楽しむためには覚えておくと役立つ豆知識がいくつかあります。
交通手段の活用
バンコクは渋滞が頻繁に起きることで知られています。そのため、以下の公共交通手段を上手く活用することで、快適な観光が可能です。
1. BTSスカイトレイン(高架鉄道)
2. バンコク・メトロ/MRT(地下鉄)
3. チャオプラヤー・エクスプレスボート(水上バス)
車よりも、上記の交通手段を活用した方がスムーズです。
トゥクトゥクは料金交渉が重要
バンコクといえばトゥクトゥクが有名ですが、トゥクトゥクでは料金交渉が重要です。
日本国内では、利用料金を交渉する文化がないため戸惑うことでしょう。「値下げ交渉は失礼なのではないか?」「相手を怒らせてしまうのではないか?」と思うかもしれません。
しかし、トゥクトゥクでは料金交渉を行って利用するのが一般的。むしろ「言い値で乗る観光客」と思われてしまうと、相手は相場よりも高額を提示してくる可能性が高くなります。
料金交渉では「高いなら乗らない」態度を毅然と示すことが大切です。
ワット・ポー(ねはん寺)へのアクセスと観光の注意点
ワット・ポーへのアクセスと観光時の注意点を紹介します。
ワット・ポーにスムーズにアクセスし、より楽しい時間を過ごすためにチェックしておきましょう。
ワット・ポー(ねはん寺)へのアクセス
ワット・ポーへのアクセスはMRT(地下鉄)が便利です。
2019年に延伸したことで新しくできた「サナムチャイ駅」の1番出口からは徒歩4分ほどでアクセスできるので、ワット・ポー観光にぴったりです。
「タイならでは」を楽しむのであれば水上バスもおすすめです。
日本では水上バスは観光的な意味合いの強いものですが、バンコクでは通勤でも利用されている日常的な交通機関です。2019年にサナムチャイ駅ができるまでは、ワット・ポー観光では多くの観光客が利用する移動手段でした。
MRTが延伸された後も交通機関の一つとして健在なので、時間よりも「旅行の雰囲気」を楽しみたいのであれば候補に入れておくのもよいでしょう。
ワット・ポー(ねはん寺)観光の注意点
ワット・ポー観光では、以下の注意が不可欠です。
1. 露出度の高い服装は控える
2. 女性は僧侶の体・衣服・持ち物に触れない
3. 涅槃(ねはん)仏エリアでのマナー
それぞれについて、なぜ注意が必要なのか詳しく解説していきましょう。
露出度の高い服装は控える
ワット・ポーは仏教寺院なので、男女を問わず、ノースリーブ・タンクトップやショートパンツ、ミニスカートなど肌の露出が多い服装は非礼とみなされます。
長ズボンや膝下まで隠れるスカート、肩を隠せるTシャツなど、極力肌を見せない服装で足を運びましょう。
女性は僧侶の体・衣服・持ち物に触れない
ワット・ポーに限らずバンコクでは、多くの僧侶を見かけます。宗教的な意味合いから、女性は僧侶の体や衣服はもちろん、持ち物にも直接触れることは許されていません。
お布施や寄付を渡す際には、手渡しは厳禁。台・布などを介して行いましょう。
涅槃仏エリアでのマナー
涅槃(ねはん)仏は観光地ではありますが、地元・バンコクの仏教徒にとって神聖な場所です。
写真撮影は問題ありませんが、周りの迷惑になるようなポーズ・撮影方法には注意が必要です。また、境内では大声を控えるなど、信仰への敬意を忘れてはなりません。
「ワット・ポー(ねはん寺)」の良い口コミ・評判
良い口コミ1:心地よい時間を過ごせる
バンコクで外せない三大寺院のひとつ、ワット・ポー。巨大な涅槃仏が横たわるその姿は、訪れる人を圧倒します。特に、仏像の足裏に施された108の美しい螺鈿細工は必見です。この細工には、仏教の世界観が表現されており、芸術的な価値も高いです。
涅槃仏だけでなく、寺院内ではタイ古式マッサージも体験できます。リーズナブルな価格で、心地よい時間を過ごせるのも魅力です。
引用元:GoogleMapより
良い口コミ2:広くて見どころが多い
近くを通ると寺院の大きさに目を奪われる
入り口は西側と南側、北側にある。
入場料は300バーツと高めだが、何しろ広くて、見どころが多いので見たら納得するはず。
寝そべった大仏は広角カメラでも収まらない大きさ。
しっかり見ると1時間以上は絶対に必要です。
クルーズから見るワットポーも綺麗でおすすめ
引用元:GoogleMapより
良い口コミ3:何度行っても飽きない魅力がある
何回行ってもやっぱスゴイ!!
この涅槃像は絶対見に行ったほうが良いですね。
周辺にも食事できるところも多くありますし、マッサージも多いです。
タクシーやトゥクトゥクはぼったくりに注意してしっかり交渉しましょう!
引用元:GoogleMapより
良い口コミ4:他スポットと合わせて訪れるのがおすすめ
王宮から、ここワット・ポー、フェリーに乗ってワット・アルンという観光ルートが、初めてのタイの人にいいかもしれません
有名なでっかい寝仏像が見れますが、想像以上に大きくて、楽しめます。
引用元:GoogleMapより
「ワット・ポー(ねはん寺)」の悪い口コミ・評判
悪い口コミ1:入場料をきっちり払う必要がある
まず入場料を払う段階で嫌になります。きっちり200バーツでないと帰れと言われます。中に入ると小学校の遠足と思われる団体と一緒でしたが、大声を出しながら走り回っていました。
客引きもうざいし、今回の旅行で最悪の場所でした。
引用元:GoogleMapより
悪い口コミ2:ワット・ポー(ねはん寺)の道中にボッタクリ業者がいる
最寄駅のSanam Chaiを出るとすぐタイ人が話しかけて来ます。「今日は礼拝が15時まであるから今、ワット・ポーは閉まっている。それまでの間ボートに乗って川から寺院を眺めるのはどうか」というような提案をして来ますが、その後ボートの乗船に1500バーツも支払うこととなり、ぼったくられた感じがしました。礼拝というのもボートに乗せるための嘘である可能性が高いです。外国人を狙って声をかけているようなので気をつけてください!
引用元:GoogleMapより
悪い口コミ3:柱が多くて見づらかった
柱が多くて全体が見えない。タイ人の仏像に対しての見せ方が世界標準とは違う。日本 中国&ヨーロッパ基本的に像は一目で見えるように配置してある。涅槃像といえもう少し建屋に工夫した方が良かったのでは?
引用元:GoogleMapより
ワット・ポー(ねはん寺)の基本情報
名称 | ワット・ポー |
---|---|
名称(英語) | Wat Pho |
住所 | 2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok 10200 |
営業時間 | 8:00~18:30 |
電話番号 | 083-057-7100 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT(地下鉄)サナームチャイ駅から徒歩5分。エクスプレスボートでターティアン船着場からすぐ。 |
料金 | 拝観料:300バーツ(約1,300円) |
公式サイト | タイ国政府観光庁HP |
SNS |
ワット・ポー(ねはん寺)観光でよくある質問
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1.ワット・ポー(ねはん寺)の入場料はいくらですか?
ワット・ポー(ねはん寺)の入場料は大人300バーツ(約1,300円)です。この料金には、観光の目玉である涅槃仏(ねはんぶつ)の見学が含まれています。なお、12歳未満の子どもは無料で入場できます。
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2.ワット・ポー(ねはん寺)での服装の注意点はありますか?
ワット・ポー(ねはん寺)は仏教寺院であり、服装には一定のルールがあります。肩や膝を隠す服装を心掛けましょう。タンクトップやショートパンツでは入場できない場合があるため、ストールやサロンを持参するのがおすすめです。入場口で貸し出しサービスを利用することも可能です。
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3.ワット・ポー(ねはん寺)の見どころは何ですか?
ワット・ポー(ねはん寺)の最大の見どころは、全長46メートルの巨大な涅槃(ねはん)仏です。また、境内にはタイで最も古いマッサージ学校や、美しい仏塔、彫刻が点在しています。特にタイ伝統医学の歴史に触れられる「薬草庭」もおすすめです。
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4.ワット・ポー(ねはん寺)の観光に最適な時間帯はいつですか?
観光に最適な時間帯は朝8時~10時頃です。この時間帯は混雑が少なく、涅槃(ねはん)仏やその他の見どころをゆっくり楽しむことができます。また、タイの昼間は非常に暑いため、午前中の涼しい時間帯に訪れるのが良いでしょう。
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