
男性でワキガに悩んでいる方必見!原因や対策法、治療法を詳しく解説
更新日: 2025年4月23日
ワキガの予防は、バランスのよい食生活を意識し、適度な運動によりストレスを発散するなど、自分で生活習慣を整えることが重要です。脇の強い臭いに自分で気づいたり、他人から指摘されたりした場合には、脇毛を除去し脇を拭いて清潔に保つ、こまめに着替えをする、制汗剤などのアイテムを使うなど対処法を試してみましょう。ワキガ治療をおこなう専門のクリニックでは、根本的な治療が受けられます。強い臭いに悩んでいる場合、自分でこまめにケアするのが難しい場合には早めにクリニックを受診し、根治を目指していくことをおすすめします。
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ワキガの特徴
汗をかく時期になると気になるのが体臭。特にワキガに悩んでいる方には、暑い夏は辛い季節です。ワキガ(腋臭症)は、脇から独特な強い臭いを発する状態で、発汗によって臭いが増していきます。病気ではなく感染するものでもありません。男性も女性も発症しますが、性別によって発症する時期や臭いが弱まっていく時期などに多少の違いがあるようです。ワキガの原因やメカニズムを理解し、予防のために自分でできる対策法を試しましょう。
ワキガの原因
人間の汗は「エクリン腺」「アポクリン腺」の2つの汗腺から分泌しています。ワキガの原因となるのは、アポクリン腺です。エクリン腺から分泌される汗はほとんどが水ですが、アポクリン腺から出る汗の成分は脂肪酸、尿素、アンモニアなどさまざまで、独特な臭いや粘り気があります。ワキガの人は、アポクリン腺の汗腺量が多く働きが活発です。アポクリン腺は体の特定の部位、毛包内にのみ存在していて、腋毛の量が多い方は重症なワキガであるケースも多いようです。
生活習慣の乱れ
食事のバランスが偏っていて、ファーストフードなど高カロリー高脂肪な食事が多い、野菜や魚はほとんど食べずに肉中心、乳脂肪分が多い食事を摂っている場合は要注意。栄養のバランスが崩れ、皮下脂肪が増え、アポクリン腺の活動を活性化させてしまいます。また、日常生活の中でストレスが溜まっている、運動不足、喫煙や飲酒量が多いなど、生活習慣の乱れがワキガの要因となることもあります。
親からの遺伝
ワキガが発症する原因となる、アポクリン腺の数は遺伝性をもっていて優性遺伝とされています。親のどちらか一方がワキガな場合は、高い確率で遺伝する可能性があります。両親ともにワキガの場合の遺伝率は90%以上、片方の場合は50%とされています。
性ホルモンの作用
ワキガの原因であるアポクリン腺は、性ホルモンの作用を受けます。赤ちゃんの頃からアポクリン腺はありますが、性ホルモンやアポクリン汗腺の働きが活発になる思春期頃に、ワキガの臭いが気になり始める場合が多いようです。学校の部活で運動をする時に気になる方もいるでしょう。性ホルモンの働きは男女で異なり、女性だと月経や妊娠、出産の時期にも活発になります。男性の場合は平均的な発症年齢が18歳、ワキ臭強度が最も強い時期は10~20代です。中年以降になると徐々に臭いが弱まる傾向があるようですが、高齢でも臭いが強い場合もあり個人差が大きいです。
ワキガ対策法
「自分はワキガかもしれない」と思ったら、まずはセルフチェックをしてみましょう。セルフチェック項目は、耳垢が湿っている、高カロリー高脂肪な食品を頻繁に摂取する、臭いを指摘されたことがある、衣服の腋に触れる部分が黄ばむなどです。ワキガの症状を抑えるために、自分でできる簡単な対策法があります。絶対的な効果はありませんが、ワキガで悩んでいる方は是非試してみましょう。
食生活を見直す
日々の食生活を振り返ってみましょう。野菜や魚を食事の中に多く取り入れて、タンパク質は大豆製品で補うなど工夫して食生活を見直すことが必要です。食事、睡眠、運動がバランスよく十分にとれているかどうか確認しましょう。
運動の習慣をつけ、ストレスは溜めこまない
体の中に溜まる老廃物は、細菌や雑菌の繁殖に影響します。運動をする習慣をつけこまめに発汗することで、定期的に老廃物を排出できます。また、運動はストレス発散効果もあるので、適度に運動することで気分転換をし、ストレスを溜め込まないようにしましょう。ワキガの方が運動をする際には、注意も必要です。運動をして汗をかくとワキガの臭いが強くなることがあります。運動後は脇の下をしっかりとケアしてくださいね。
飲酒や喫煙を控える
飲酒や喫煙によって体内に取り込まれる成分がアルコールやニコチンです。これらを多く摂取すると、体内で代謝過程で出る成分が臭いの強いものとなり、皮膚からガスとして出るため体臭がきつく感じる原因となります。また、汗腺を刺激する作用があり活発に働いてしまうので、できるだけ控えた方がよいでしょう。
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自分の脇の強い臭いが気になる人の対処法
ワキガ臭は本人が気づいている場合と、他人から指摘されて気付く場合があります。自分の臭いで「他人に不快な思いをさせてしまっているかもしれない」と悩んでいる方に、おすすめの対処法があります。
こまめに脇汗を拭き、着替えをする
臭いの元となる汗をこまめに拭くことで、臭いを抑制できます。また、汗を吸った衣服を着用し続けるのもやめましょう。汗をかいたらこまめに着替えることが大切です。衣服の素材にも気をつけましょう。
脇毛を除去する
脇はデリケートな部分で、脇毛は脇を守る重要な役割があります。しかし脇毛が生えていると蒸れやすく臭いがこもりやすい状態になります。細菌や雑菌繁殖の原因となるので、臭いが気になる方は除毛や脱毛をすることをおすすめします。除毛する際には肌を傷つけないように、ローションなどの潤滑剤や肌に優しい道具を使うようにしましょう。
制汗剤やデオドラントのアイテムを使う
臭いの原因を抑制し殺菌成分が含まれているデオドラント、発汗を抑制する制汗剤などのアイテムも有用です。両方の効果を兼ね備えたデオドラント制汗剤も販売されています。ジェル、スプレー、クリームなどさまざまなタイプがあるので、使用する場面や自分に合ったものを選びましょう。
クリニックで行うワキガ治療法
自分でできる対策や対処法を試してみたけれど臭いが気になるときには、皮膚科や形成外科などのクリニックや病院を受診し、専門的な治療を受けましょう。切らない治療、剪除法などの手術と治療方法も多様です。性別や年齢、生活環境に合わせた治療を受けられます。保険治療もあり、保険適用になるかは医師の判断となるため、事前に確認しましょう。
マイクロ波によりアポクリン汗腺を除去
数年前に日本に導入された「ミラドライ」という治療法は、脇の下の皮膚にマイクロ波を照射しアポクリン腺を破壊します。汗の量が大幅に少なくなる、一度破壊された汗腺は再生しないことから再発を予防し長期的な効果が期待できるなどの特徴があります。強い痛みを伴わず、切開しないので傷跡が残る心配もなく、手術に抵抗がある方におすすめです。子どもでも受けられる治療です。事前に施術費や治療の流れなど気になる点は質問し、納得したうえで治療を受けましょう。
ボトックス注射で発汗や強い汗臭を抑える
ボツリヌストキシンを体内に入れるボトックス注射も、ワキガ治療によく用いられる方法です。アポクリン腺から分泌される汗の量が減少するので、臭いの軽減につながります。ボトックス注射の効果が持続する期間は約6か月とされていて、手術のように根本的な治療ではないため、継続治療が必要です。一時的に臭いを抑えたい方、頻繁に身体を動かす活動量が多い方におすすめの治療法です。クリニックによっては、保険適応になることがあります。
男性でワキガに悩んでいる方は生活習慣を見直し、クリニックでの治療を受けよう
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自分自身で脇の臭いに気付いている方、友人や周りの人に指摘されて気付いた方、どちらにしろ自分の臭いで不快な思いをさせているかもしれないと悩むでしょう。まずは自分で簡単にできる対策法や対処法を試してみてください。必ず改善できるわけではないので、効果がみられないときにはクリニックを受診することをおすすめします。男性専門のクリニックもあります。自分に合った治療法で、臭いの軽減やワキガの根治を目指しましょう。
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