女性のワキガの原因とは?チェック方法と対処法も詳しく紹介
更新日: 2024年10月4日
学校や職場などで人と接するときに、どうしても気になるのがわきの匂い。「アポクリン臭汗症」や「腋臭症」とも呼ばれるワキガは、日本人の10人に1人の割合で発症すると言われています。女性のワキガは性ホルモンの分泌量が増える思春期ごろから気になることが多いのですが、乱れた生活習慣や食生活により大人になってから症状が出る人もいます。ワキガかどうか自らチェックするとともに、家族など近しい人にも聞いてみるとよいでしょう。ワキガを対処するには、お風呂に入ってわきを清潔に保ち、制汗剤などを併用することをおすすめします。加えてストレスを溜めないことも大切です。
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女性のワキガの原因とは?
女性がワキガになるかどうかは、生まれつきあるアポクリン汗腺の量や、そこから出る汗の量と深い関係があります。アポクリン汗腺は性ホルモンの影響を受けるため、思春期頃からワキガ臭が気になり始めるケースが多いようです。ほかにはストレスや生活習慣の変化、更年期の女性ホルモンの低下により、ワキガが気になり始めることもあります。
思春期にアポクリン汗腺が発達して匂いがきつくなる
ワキガは思春期頃から気になることが多いといいます。思春期になると性ホルモンの働きが活発になり、ワキガの原因であるアポクリン汗腺が発達するからです。アポクリン汗腺は、わきの下のほか耳穴の中や陰部、乳輪などに多くあり、大きさや量は個人差があります。アポクリン汗腺から分泌される汗には脂肪酸が含まれていて、それが皮膚に付いている細菌で分解され、強いニオイを出す物質に変わります。女性は16歳ごろにワキガを発症することが多いのですが、以前よりも早く体が成熟する女性が増えているため、もっと若いうちから発症するケースが出てきています。アポクリン汗腺の活動は性周期に影響されているため、排卵期や生理中にワキガが強くなる女性もいます。
ストレスと食生活が原因のケースも
ワキガの原因であるアポクリン汗腺の数は生まれつき決まっており、大人になってから増えることはありません。ですがストレスや生活習慣の変化で体臭が変わり、急にワキガを感じ始めるケースもあります。例えば学生生活が終わって就職し、一人暮らしを始めると大きく環境は変わります。仕事の内容や上司への対応などでストレスを感じたときの汗は、サラッとしておらずベタベタしていて、ニオイも強くなります。また、一人暮らしで外食することが増え、脂っこいものや肉などを多く食べることで脂肪酸とタンパク質を含んだ老廃物が溜まり、ワキガの原因になることも。このケースの場合は元々ワキガ体質だった方が、環境の変化でワキガが顕著になったといえます。
女性ホルモンの低下で体臭が強くなる更年期
女性は男性と比較すると、体臭は弱めな傾向です。ですが更年期を迎え女性ホルモンが低下すると、体臭がきつくなる方がいます。女性ホルモンが低下すると自律神経の働きが乱れて、更年期多汗症(ホットフラッシュ)に悩まされることも。更年期多汗症は上半身だけに多量の汗をかく症状で、その汗に混ざった皮脂などに雑菌が繁殖し、ワキガ臭が出ることがあります。
本人はワキガに気づいていない?周りの人にもチェックしてもらおう
私たちは体臭を常に嗅ぎながら生活しているので、ワキガのニオイにも順応してしまい、自分では気づいていないこともあります。さらに家族がみんなワキガ体質だった場合、家族からワキガを指摘してもらうのは難しいかもしれません。自分がワキガかどうか気になる方は、以下のチェックポイントに当てはまるかを確認してみましょう。相談できる親しい友人がいれば、わきの下にはさんだガーゼのニオイを嗅いでもらうなどで協力してもらいましょう。
(1)耳垢が湿ってねっとりしている
耳の穴にもアポクリン汗腺があり、耳垢の性質と関係しています。耳垢がカサカサと乾燥していればアポクリン汗腺は少なく、溶けたキャラメル状に湿っていればアポクリン汗腺が多いとわかります。そして耳の穴のアポクリン汗腺が多い人は、わきの下のアポクリン汗腺も多い傾向があり、ワキガの可能性が高くなります。ですが女性は男性と比べると耳垢とワキガの関係は深くはないといわれているため、ほかの状況も含めて判断した方がよいでしょう。
(2)服のわき部分に濃い黄色の汗ジミができる
服や下着のわきの下部分に濃い黄色の汗ジミができる方は、もしかしたらワキガかもしれません。アポクリン汗腺から出る汗は透明ではなく、乳白色から黄色い色をしているからです。ぼんやりと黄色くなる程度であれば、制汗剤などの影響と考えられますが、黄土色に近いような濃い黄色で、シミの境目がはっきりしているのなら要注意です。
(3)わき毛とわき汗の量が多い
わきの下のアポクリン汗腺は、わき毛の毛穴の近くにできます。そのためわき毛の少ない人はアポクリン汗腺も少なく、逆にわき毛が多い人はアポクリン汗腺も多くなるので、ワキガの可能性が高くなります。そしてアポクリン汗腺からのねばついた汗はそれだけでは蒸発しづらく、ワキガ臭も出にくいのですが、エクリン汗腺から出るサラッとした汗と混じることで蒸発し、きついニオイを発します。そのためわき汗の量が多い女性も、ワキガが気になりやすい傾向があります。
女性のワキガの対処法
女性のワキガ臭は生活を見直すことで抑えられます。食生活やお風呂、運動などでワキガの原因を減らしましょう。制汗剤や殺菌剤を日頃から使い、こまめにわきの下のケアをすることも有効です。クリニックでワキガを治療することもできます。
(1)食生活や生活習慣を改善する
食生活と生活習慣を改善し、ワキガの原因を減らしましょう。汗から出るニオイを減らすには、脂っこいものや乳脂肪分の多いもの、肉などの高カロリー食品を摂りすぎないことが大切です。ですが摂取するタンパク質が減りすぎないよう、肉の代わりに魚や大豆製品を増やすことをおすすめします。タバコに含まれるニコチンや、お酒に含まれるアルコールはアポクリン汗腺を刺激して働きを活発にします。しかもこれらはニオイ成分も強いので、ワキガ臭を強める可能性があります。普段から運動してこまめに汗をかくようにすると、汗に含まれる老廃物の量を減らせます。運動でストレス発散ができれば、さらにワキガの原因が減らせて一石二鳥です。
(2)お風呂に入ってわきを清潔に保つ
お風呂やシャワーで汗を洗い流し、わきを清潔に保つようにしましょう。わきの下の雑菌の繁殖を抑えることで、ワキガ臭を軽減できます。職場や学校などお風呂に入れない状況のときは、脇汗をこまめに拭いてニオイの元を減らしましょう。
(3)制汗スプレーや殺菌剤を使う
汗の分泌量を抑えられる医薬部外品の制汗剤や制汗スプレーを使って、ワキガの原因となる汗を減らしましょう。クリームタイプは水に強く、汗をかいても落ちづらいメリットがあります。持ち歩くには小ぶりなミストタイプやスプレータイプがおすすめ。ロールオンタイプのクリームバーやリキッドは手軽にわきの下に塗れるため、こまめな使用に適しています。細菌の繁殖を抑える殺菌剤を併用したり、殺菌剤が配合された制汗剤を使ったりすれば、ワキガ臭をさらに抑えられます。
(4)クリニックで治療や手術
セルフケアではワキガ臭が思うように抑えられないとお悩みの方は、クリニックを受診しましょう。クリニックでは生活環境などをヒアリングし、適切なワキガ治療をアドバイスします。ワキガ治療は、ワキガの原因であるアポクリン汗腺を除く手術のほか、汗腺を破壊する熱光線の照射、ボツリヌストキシン注射で汗とニオイを一時的に抑える治療法などが選べます。
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女性のワキガの原因を知って正しく対策しよう
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女性のワキガの原因は、アポクリン汗腺からの汗の量と含まれる老廃物によります。ストレスや食生活、思春期や更年期などのタイミングでそれらの要因が重なり、ワキガの臭いが強くなることも。自分がワキガかどうか気になる方は、前述のチェックポイントに当てはまるかを確認してみましょう。ワキガは生活改善で軽減できますが、クリニックで治療することも可能です。
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