マスクの肌あれは早めの対策がカギ!原因や対処方法を解説
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更新日: 2024年12月11日
マスクを着けた部分の肌があれたりかゆくなったりする「マスクによる肌あれ」が増えています。マスクをするようになってからニキビができやすくなったという方もいるようです。以前なら、花粉の時期やインフルエンザが流行する時期、カゼをひいたときなど、一時的に使っていたマスクを、新型コロナウイルス感染対策のため四六時中着けることになった弊害といえるでしょう。正しいスキンケアを心がけてマスクの素材を変えることで、肌トラブルをなくせます。肌の状態を整え、バリア機能を高めましょう。肌あれがひどいときにマスクをし続けると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。自分で行える対策法ではなかなか治らないときは、我慢せずに皮膚科の受診をおすすめします。
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夏に急増!マスクの影響で顔の肌があれる原因は?
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出時はマスクが必須になりました。最初の頃はよくても、そのうち気温が上がり梅雨や真夏を迎え、世間では「マスクによる肌あれ」が深刻な問題となりました。今までは、花粉症やインフルエンザ流行シーズンに一時的にマスクを着用することはありましたが、こう毎日のように長時間マスクをすることはかつてない状況です。実際に肌があれる、かゆみがある、ニキビができやすいと感じている方が増えています。マスクによる肌あれは、さまざまな要因が関わっています。
マスク内の湿度が高くなるため
肌あれの原因の多くは、マスク内の環境が高湿度になることが深く関係しています。冬など外気が乾燥しているときはあまり気にならなくても、梅雨などでジメジメした時期は外気の湿度も高く、加えてマスク内もさらに過湿状態になります。この状態を長く続けるとお風呂に長く使ったときのように肌がふやけてしまうのです。汗でマスクが濡れて通気性が悪くなるのも、さらに高湿になる原因です。肌のバリア機能も低下して無防備な状態になったうえに、肌が蒸れることにより雑菌が繁殖して肌あれが起きやすくなります。
汗や皮脂が増加するため
冬はマスク一枚着用するだけで冷たい外気をシャットアウトでき、かなり顔周りが暖かくなりますよね。夏は、気温が上がるにつれ皮膚温も上昇します。マスクの中は暖かいを通り越して暑くなりすぎ、熱中症が心配されるほどです。当然汗もかきますし、皮脂の分泌量も増加します。汗の成分がかゆみとなり、あせもなどを引き起こす原因になります。また、過剰な皮脂が常在菌であるアクネ菌の栄養源となり、繁殖し炎症を起こすためにニキビができてしまうのです。
マスクを外したあとの乾燥
高湿度の状態が長く続いた肌は、角層がふやけてバリア機能が衰え、外部の影響を受けやすい状態にあります。入浴後はすぐにスキンケアをして保湿するのが大切だといわれています。それは、お風呂上がりのふやけた肌のバリア機能が低下しているため、肌の水分が失われ乾燥しやすい状態だからです。それと同じ現象が、マスクの中の肌にも起こるのです。バリア機能が低下した肌が、マスクを外したときに水分が蒸散して、乾燥してカサカサするのが肌荒れの原因です。
マスクによる摩擦も原因に
マスクの着脱により、バリア機能が低下した肌がこすれることも、肌あれの原因になります。マスクは自分の顔の大きさに合ったサイズで、すき間があかないように肌に密着させなければ意味がありません。そのような状態でマスクを着けたまま口を動かして喋ることでも、マスクにより肌の角層が摩擦され刺激を受けることになるのです。肌が弱って過敏になっているところにさらに摩擦が加わり、肌あれを増長させてしまうわけです。
マスクによる肌あれの対処法は?
肌あれしているからといって、コロナ禍において簡単にマスクを外すわけにはいかないのがツラいところです。ぶつぶつとした吹き出物や大人ニキビができていると、メイクするのも余計に肌の状態を悪化させるような気がしますよね。しかし、仕事たのめお化粧をせずにすっぴんで出社するわけにもいかないため、ストレスを感じる人もいるでしょう。肌あれを隠すための厚化粧も、肌トラブルの元になるためおすすめできません。そこで、マスクによる肌あれを防ぐ方法について紹介します。
正しいスキンケアの見直し
肌あれしているときは、普段使っているスキンケアのアイテムを低刺激性のものに変更してみましょう。特に、肌のバリア機能が低下しているときは、ほんのちょっとの刺激が肌あれを引き起こしてしまうものです。特に直接肌に浸透させて使う化粧水などの基礎化粧品は、低刺激性のものや敏感肌用のものがおすすめです。
保湿ケアで肌のバリア機能を整える
汗や吐息でマスク内が高湿度になっているため、肌に保湿ができていると勘違いをしている人もいるようです。それは、先程も説明した通り、肌をふやかしてバリア機能を低下させているだけに過ぎません。暑い夏でも適切な保湿は大切です。肌があれているときは、コットンでこすったりパッティングしたりするよりも、手のひらでやさしく包み込むようにプッシュするとよいでしょう。十分に水分を補ったあとは、乳液やクリームで潤いを閉じ込めましょう。
ニキビができたときは専用のケア用品を
マスク内の環境で汗や皮脂が多くなるため、毛穴が詰まり炎症を起こしてニキビができやすくなります。できてしまったニキビは無理につぶさず、医薬品のニキビ薬などの塗り薬で早めに対処しましょう。早めに適切なニキビケアを行うことで、ニキビ跡を残さず早く治すためのコツです。また、医薬部外品などのニキビ肌用の洗顔フォームや化粧水もあり、大人ニキビ用のさまざまな商品も出ていますので試してみるとよいでしょう。
マスクの使い方や素材に気をつけて肌あれ対策
コロナ感染者が多い地域では特に、人混みの中ではマスクをしていないだけで、冷たい視線を浴びたり非難されたりということがあります。マスクをしていなければ外も歩けないような風潮がありますが、感覚過敏症の人にとってはマスクを付けることがツラいようです。肌があれてマスクを着用するのがツラい人もいるでしょう。でも、どうしても外に出なければならないときは、マスクの使い方やマスクの素材を変えることで少しでもツラい思いを緩和しましょう。
マスク不要の場所では外す
マスクによる肌あれを防ぐため、常に長時間マスクをしないで済むよう、マスク不要の場所では外しましょう。ソーシャルディタンスが保たれている場合、人に近づかずに外を歩ける場合などは、基本的にマスク不要とされています。
マスクと肌の摩擦を避ける
マスクを着けたり外したりが頻繁になる場合は、マスクの摩擦に気をつけて、肌を刺激しないようにそっと着け外ししましょう。マスクでこすれそうな頬に、あらかじめパウダーをつけて保護するのも効果的です。可能ならマスク代わりにフェイスシールドを付けるのもおすすめです。
マスクの素材にも気をつける
ウイルスの感染対策には、使い捨ての不織布のマスクが一番効果があるといわれているため、ドラッグストアやスーパー、コンビニなどからマスクが一斉に姿を消しました。使い捨てマスクが入手しづらい状況が続いたとき、ガーゼや手持ちの布などでマスクを手作りする人が増えました。しばらくしてアベノマスクが配布されてからは、布でも大丈夫なのだという認知が広がり、さらに手作りする人や布マスクを購入する人が急増。ユニクロが販売するエアリズムマスクに人々が殺到したのも記憶に新しいでしょう。他の企業も追随するように布マスクを販売しています。使う生地の素材やマスクの形もさまざまなタイプがあるため、いつも不織布マスクを使って肌あれしている人は、やわらかな素材の布マスクを試してみることをおすすめします。何種類かを使い分けることで肌に当たる部分がずれれば、いつも同じ場所を摩擦することもありません。
肌あれがひどいときは皮膚科の受診を
肌の状態が悪くても常にマスクをしなければならないため、なかなか治りの悪い方もいるでしょう。マスクの中が蒸れてあせもになり、頬がぶつぶつになるのを繰り返すケースもあるようです。もともと肌が弱い方や敏感肌の方は、がまんして無理をせずに早めに皮膚科医に診てもらうことをおすすめします。自分は肌が強いと思っていた方でも、バリア機能が低下するとなかなか治りが悪いときもあるものです。上記の対処法で何とかなればよいですが、ツラいときは早めの受診を心がけましょう。
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