日本のみならず世界中から観光客が訪れる京都。794年の平安京遷都から1868年まで約1200年の間日本の都として栄え、神社・仏閣の数は京都市だけでも2,000以上と言われております。その中でも世界遺産に登録されている清水寺、金閣寺、宇治の平等院など様々な観光スポットがあります。さらに憧れの京料理、京菓子、華やかな京美人になれる舞妓体験などの独特の風土が生み出した文化や芸術、宗教などをじっくり堪能できますよ。今回は、そんな京都での観光スポットをご紹介いたします!
伏見稲荷大社は「お稲荷さん」として全国でも親しまれている神社の総本社です。見どころは何といっても朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」で、インスタ映えすることに端を発した人気の高さは外国からの観光客にもパワースポットとして脚光を浴びています。また千本鳥居を潜って奥に進んだところには「叶雛」(かなえびな)と称される裏スポットもあり、女子には見逃せません。
京都の繁華街から少し離れた場所に位置する東寺は、真言宗の総本山である世界遺産の寺院です。寺のシンボルと言える日本一高い「五重塔」は、京都を代表する景観にもよく描かれています。桜や紅葉の名所としても評判で、鮮やかに彩られた木々と五重塔との饗宴は圧巻です。シーズン中にはライトアップも行われており多くの人でにぎわいます。
京都駅の前に建つ京都タワーは、灯台を模して造られた京都のランドマークです。地上100mの場所には展望室が設けられており、京都の町を360度見渡すことができます。タワーの下層は商業ビルになっており、レストランや土産物売り場、大浴場やホテルなど京都を代表する商業施設が多数集結。旅の合間に立ち寄って、思い思いの時間を過ごすことが可能です。
京都水族館は、国の特別天然記念物、京都の鴨川にも住むオオサンショウウオの大型展示エリアが名物の水族館。京都の海の生き物がたくさんいる大水槽や、幻想的なミズクラゲの大型水槽などが人気。オットセイやアザラシ、ペンギンやイルカなど人気の生き物もいます。そのオットセイ・ペンギン・イルカとの写真撮影や、館長との水族館ツアーなど体験イベントもたくさんありおすすめ。
鹿苑寺(ろくおんじ)とは金閣寺の正式名称です。1397年、西周寺家の山荘を譲り受けた足利義満の没後に鹿苑寺と名付けられました。お釈迦様の骨を舎利と表現しますが、舎利を祀った楼閣建築の舎利殿(金閣)が有名なため通称「金閣寺」として知られるようになりました。四季を通してインスタ映えする舎利殿を背景にベストポジションを探してみては。
森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」の舞台の一つにもなっている、世界文化遺産「糺の森・国宝 賀茂御祖神社」。神社の南にある「糺の森」は、パワースポットとしても知られており、3世紀前と同じ原生林に囲まれながら、森林浴もできる癒しの空間です。
京都市北部の賀茂川沿いに位置する京都府立植物園は、1924年(大正13年)に開園した日本初の公立植物園です。園内には国内屈指の規模を誇る観覧温室をはじめ、バラ園、はす池といった多彩なエリアが点在。桜、あじさい、蝋梅など12,000種ほどの花や木が栽培されており、一年を通して楽しめます。カフェや神社、広場もあるので、四季折々の景色を眺めながら散策やレジャーを満喫することが可能です。
下鴨神社の神域を包むように広がる糺(ただす)の森は、世界遺産にも登録されている京都屈指のパワースポットです。東京ドーム3個分ほどの広大なエリアに、縄文時代から続く太古の自然がのこされています。森の中には下鴨神社へ続く参道が通っており、その周辺に美の神様を祀る「河合神社」や甘味処など見どころも点在。静けさと神聖な雰囲気に癒されながら散策を楽しめます。
京都市内にある清水寺は、778年創建という京都屈指の歴史を誇る世界遺産の寺院です。本堂の前には京都の町が一望できる「舞台」があり、多くの観光者でにぎわいます。敷地内には色鮮やかな「三重塔」や「音羽の滝」、「地主神社」をはじめとする見どころも点在。東大路通から清水寺へと続く急な坂道の両脇には多数の土産物屋が軒を連ねており、散策スポットとしてもおすすめです。
清水寺は、「清水の舞台」とも呼ばれる高所にある本堂が有名な、平安京遷都以前からの歴史を持つ寺院です。平成6年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されています。釘を一本も使わずに「懸造り」で組み上げた木造建築の「清水の舞台」からは、色とりどりの紅葉が美しい音羽山の景色と、境内の約1000本のモミジを高所から間近に楽しめます。特にライトアップされる夜間は、舞台と紅葉が照らし出されて感動的な眺めです。
京都市動物園は蹴上駅から徒歩約11分。岡崎公園の一角にある京都で最も古い動物園です。約200種800点の動物が飼育されており、動物に触れることができるコーナーは、特に子連れの人たちに人気です。飼育員の話を聞きながら、動物のえさやりの見学ができるイベントなどもあって、休日は多くの観光客でにぎわっています。
平安神宮は1895年、平安遷都1,100年を記念して創建された平安神宮は第50代恒武天皇と第121代考明天皇が祀られており、日本文化の祖神とされる由緒ある神社です。神社の顔ともいうべき朱色と緑のコントラストが鮮やかな社殿は、インスタ映えもする観光スポットとしてのおすすめです。また平安京千年の造園技法の粋が結集された庭園も四季を通して京都観光の見どころです。
1888年、国内の寺社仏閣文化財の調査結果、半数以上が京都・奈良に集中していることが分かったため、適切な保存のために造られた国立博物館です。建物は、赤坂離宮に代表される宮廷建築に多数関わった片山東熊(1854-1917)が設計し、フレンチルネサンス様式で特別展に利用される明治古都館と、常設展が行われている平成知新館に分かれています。2つの建物の間には、ロダンの『考える人』の像も設置されています。
東山地区にある高台寺は1606年に豊臣秀吉の菩提を弔う目的で、秀吉の正室ねねによって建立された寺院です。開山堂や観月台、時雨亭をはじめ、開山時の建築物もいくつか現存しており当時の面影を感じることができます。桜や紅葉の名所としても知られており、シーズン中に行われる大規模ライトアップでは幻想的な演出が圧巻です。美しい庭園や期間眼底の週末コンサートなどもあり、様々に楽しめます。
銀閣寺と南禅寺を結ぶ運河沿いの小路で、20世紀初頭の哲学者西田幾太郎(きたろう)氏が毎朝ここを歩きながら考え事をしていたことから「哲学の道」と呼ばれています。2㎞ほどの道の周辺には寺社仏閣やカフェ、ギャラリーなどがあり、寄り道を楽しみながらのんびり歩くのもおすすめ。春には桜、夏にはホタルが見られるスポットとしても評判です。
かつて亀山天皇の離宮であった南禅寺は、日本初の勅願禅寺として高い格式をもつ臨済宗の寺院です。応仁の乱の際に伽藍が焼失したものの、江戸時代に復興。歌舞伎の中で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」と言った「三門」でも知られています。敷地内には枯山水の庭園「虎の子渡し」や狩野探幽の襖絵「水呑の虎」、琵琶湖疏水(そすい)が流れる水道橋など見どころも豊富。座禅などの京都らしい体験も可能です。
蹴上インクラインは、明治期に蹴上と南禅寺とをつなぐために造られた世界最長の傾斜鉄道です。全長582m、高低差36mほどのルートで、琵琶湖疏水を利用した水運の一区画として船を運ぶために使用されていました。1948年に廃線となってからは桜の名所として知られており、春には線路を歩きながら両側に咲く桜並木を鑑賞することができます。
京都市の北東部に位置する禅林寺は、通称「永観堂」とも呼ばれる浄土宗西山禅林寺派の総本山となる寺院です。「秋はもみじの永観堂」と言われるように、古来より紅葉の名所として評判。境内に点在する建物が渡り廊下でつながっているのも特徴で、回廊と紅葉の情緒ある景観も楽しめます。「みかえり阿弥陀如来」をはじめとする貴重な文化財も必見です。
南北に約120mも続く造りが特徴の蓮華王院本堂は、内陣の柱間の数が33であることから「三十三間堂」と呼ばれている国宝の仏堂です。これは近くにある妙法院の境外仏堂で、堂内に1000体を超える千手観音が整然と並ぶ様が訪れる人を圧倒します。また「風神・雷神像」や「二十八部衆像」といった国宝の希少な仏像も多数観覧することが可能です。
京都の夏の風物詩である祇園祭は、平安時代から続く八坂神社の祭礼です。7月1日から約1か月に渡り様々な行事が行われていますが、中でもハイライトとなるのは八坂神社の「神輿渡御」と、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている「山鉾巡行」です。33基もの山鉾が京都の町中を練り歩き、その豪華で壮麗な山鉾巡行を観覧しに地元民から観光客まで多くの人が集まります。
建仁寺は臨済宗の開祖である栄西が開いた、京都最古の禅寺です。貴重な文化財を数多く所有しており、京都国立博物館に寄託されている国宝「風神雷神図」はレプリカで鑑賞できます。桃山時代の庭園も必見です。また喫茶発祥の地としても知られており、宋の国から禅と茶を学んで帰った栄西の誕生日に合わせ、毎年四頭茶会を開催。写経や坐禅といった禅寺ならではの体験もできます。
八坂神社や知恩院と言った歴史深い寺社仏閣に囲まれている円山公園は、桜の名所としても名高い京都市最古の公園です。広々とした回遊式日本庭園を中心に、池やあずまや、野外音楽堂、料亭といった様々な施設が点在。一年を通して風情ある景色を楽しめますが、公園のシンボルともいえる「祇園しだれ桜」が咲き乱れるシーズンにはライトアップなども行われ、特に多くの人が訪れます。
京都の町を南北に走る花見小路通は、祇園の風情あるメインストリートです。建仁寺の前から三条通まで続く1㎞ほどの道のりの中に、寺社仏閣や料亭、由緒ある茶屋などが点在。電柱が地中に埋められた石畳の通りには、舞妓さんが歩く姿もよく見られます。特に南側エリアには紅殻格子の風格ある建物が軒を連ねており、より一層京都らしい町並みを楽しむことが可能です。
元離宮二条城は、京都における江戸幕府の拠点として造営された世界遺産の平城です。大政奉還の意思表明が行われた場所としても知られており、徳川家の繁栄と衰退を見守ってきた歴史深いスポットと言えます。敷地内には国宝の「二の丸御殿」や、皇族の離宮として使用された「本丸御殿」など見どころが点在。表情の異なる複数の庭園もあり、散策も楽しめます。春には約300本の桜が咲き誇ることでも評判です。
京都市の中央部に位置する京都御所は、1331年(元徳3年)から1869年(明治2年)までの間、歴代天皇が居住し公務や儀式を執り行っていた場所です。築地塀に囲まれた広大な敷地内には紫宸殿や清涼殿、御学問所などが並んでおり、荘厳なたたずまいと歴史ある建築様式に触れることができます。また塀の外には広い公道や四季折々の花木が見られる植栽、ちょっとした公園もあり、のんびり散歩を楽しむことが可能です。
京都の繁華街に位置する錦市場は、「京の台所」と称されるアーケード街です。江戸時代にまでさかのぼる歴史深い市場の中には、鮮魚や総菜、スイーツまで多彩な店舗が並んでいます。京都の食文化や珍しい食材に出会えるスポットとして、地元民はもちろん観光客にも人気。食べ歩きもできるので、観光の途中で立ち寄るのもおすすめです。
閉校した小学校の校舎を利用し造られた京都国際マンガミュージアム。国内のマンガ本を中心に、漫画の歴史に関する書籍から世界のマンガ本まで様々なコレクションを収蔵しています。館内にはミュージアムに加え、誰もが気軽に手に取れるマンガが並ぶ本棚「マンガの壁」があり、イベントやワークショップなども随時開催。屋外に広がる芝生の広場では、マンガを片手にのんびり過ごす人の姿も見られます。
京都市の北西部に位置する北野天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る古社です。梅や紅葉の美しさでも知られており、地元の人々からは「天神さん」と呼ばれ親しまれています。見どころは1,500本もの多彩な梅が見られる「梅苑」や、多数のもみじがある「もみじ苑」。見頃になるとライトアップや茶会、お茶菓子の提供なども行われており風情ある景観とともに楽しめます。
本能寺は京都市役所からほど近い街中に佇む寺院で、法華宗本門流の大本山です。1415年に創建されて以降、兵乱や火災などに見舞われ焼失と復興を繰り返しており、現在の場所へは1591年に移転してきました。境内の宝庫宝物館には国宝でもある11世紀の古筆「本能寺切」をはじめ貴重な文化財が多数。また本堂の奥には、本能寺の変で自害したとされる織田信長の公墓も見られます。
神泉苑は平安京造営の際、大内裏に隣接して造られた京都最古の池泉回遊式庭園です。かつては天皇のための庭園として宴や花見、儀式などに使用されていました。現在では国の史跡にも指定されており、優美な雰囲気を感じながら散策を楽しめます。敷地内には広大な池や東寺真言宗の寺院、狂言堂、稲荷大社といった見どころも点在。子供連れから年配の人まで幅広い世代におすすめできるスポットです。
嵐山とは、桂川を挟んだ右岸(西京区)と左岸(右京区)の渡月橋周辺地域を指します。平安時代には別荘地として多くの貴族が訪れ、四季の移り変わりを楽しんだそうです。また、かの有名な藤原定家はこの地で百人一首を編纂したそうです。そんな嵐山には桜や紅葉の名所だけでなく、世界遺産や文化遺産も多く存在しています。観光客もこぞって訪れる為、シーズン中は交通規制がかかるほど賑わいます。今回はそんな嵐山の様々なおすすめスポットを紹介したいと思います。絶対に見逃せないお寺から、美味しい料理がいただけるお店、観光疲れを癒す足湯に至るまで、旅のプランの参考にしてみてください。
二条・烏丸・河原町は京都の中心部に位置し、鴨川沿いには京都の繁華街があり、たくさんの人たちで賑わっています。若者に人気のファッションビルが建ち並んでいるエリアもありますが、「京都の台所」として昔から親しまれている商店街もあり、今と昔がうまく融合しているエリアでもあります。二条・烏丸・河原町で誰もが訪れる人気の観光名所は「二条城」で、大政奉還が行われた歴史的場所なので一度は訪れておきたいですね。二条城以外にも二条・烏丸・河原町には、歴史を感じられる観光名所がたくさん!!今回は、ぜひ訪れて欲しい観光名所をまとめました。
歩くのが楽しくなる、高台寺から青蓮院まで。ランチや甘味を味わいながら石畳の坂道や階段を歩く京都らしさがギュッとつまった、初めての京都にふさわしい人気コースです。和風小物や陶器のお土産物屋さんが軒を連ね、お土産選びをしながら散歩するのが、とても楽しい道です。そしてこの辺りの寺院は紅葉の頃にはライトアップで大変にぎわう、京都でも一番人気のもみじ狩りスポット。また、毎年3月にはこの辺り一帯で東山花灯路が開かれます。京都を代表する寺社や、歴史的建造物、街並みや散策路をLED電球を使用した、あたたかみのある路地行灯で照らし、京都でしか味わうことができない、独特の雰囲気が幻想的です。ゆっくり散策しながら寺院を見て回り、疲れた頃にはほっこりできるカフェもピックアプしますので、是非ご参考に。
平安貴族の別荘地であったり、戦の舞台となったり様々な歴史を肌で感じることのできるスポットが多くある宇治には、世界文化遺産や国の重要文化遺産に指定されている建物が多く存在しています。今回は、文化遺産を含め、観光と同時に宇治の歴史を学ぶこともできるスポットなどを10か所ご紹介します。先人たちが築き上げた息を呑む程の迫力がある建物の数々は、目に焼き付いて忘れられない思い出になることでしょう。四季によって雰囲気ががらりと変わる宇治の人気の観光スポットに訪れて、身も心も癒されてはいかがでしょうか。是非、宇治への観光の時には参考にしてみてください。
常に都道府県魅力度の上位に入り、近年、日本人だけでなく外国人観光客にも人気の京都。京都には歴史的な寺院や老舗のお店がたくさんある中、新しいスポットも増えています。観光に食事、ショッピングなど見どころも満載です。 そんな京都の玄関口、京都駅で少し予定まで時間があるときなどに、どこか観光できないかと思ったことはないでしょうか。今回は京都駅から比較的近い、お寺などの観光地から、人気のお店までバラエティー豊かに紹介したいと思います。ガイドブックを購入する前に参考にしてみてはいかがでしょうか。
京都の北部に位置する宮津市は、海や山に囲まれており1952年に日本三景に指定された天橋立(あまのはしだて)があることで有名です。日本神話に出てきたり、詩歌として詠まれていたり、絵画にも描かれており長い間人々から大切にされているのが分かります。冬には一面真っ白になり幻の景色や幻雪の飛龍観とも呼ばれるほど美しい絶景になります。そんな天橋立を一目見ようと日本人観光客はもちろん海外からも多くの観光客が訪れる人気エリアです。周辺には温泉や海水浴場もあり、のんびりと過ごすことができます。智恩寺や成相寺、籠神社などもあり、歴史好きが集まるスポットでもあります。レンタル自転車で回ってみるのも良し、観光船に乗ってみるのも良し!たくさんの楽しみ方ができますよ。そこで今回は、8000本もの松が茂る天橋立をとことん楽しめる情報を集めてみました。是非、旅行の参考にしてみて下さい。
京都の中でも、伏見周辺は国内・海外の観光客に大変人気の観光スポットである「伏見稲荷大社」や世界遺産の「醍醐寺」など、歴史的に貴重な史跡や社寺仏閣などが点在する大人気の観光地です。豊臣秀吉や坂本龍馬&お龍夫妻などのゆかりの地でもあり、伏見城築城後長きに渡り政治・経済の中心地となった重要な地でした。町屋や十石船の風情ある街並みや、伏見の名水・銘酒など見所満載の伏見からお勧めのスポットをたっぷりご紹介したいと思います。
日本屈指の観光名所として多くの人が訪れる街、京都。国際観光地として名を馳せる京都のなかでも、清水寺は日本の代表的な観光地として、多くの人に愛されています。京都へ行くなら清水寺、というイメージがあるほどです。修学旅行で訪れた方も多いでしょう。 清水寺は京都の東山区にある、平安京に遷都する以前に建立された歴史ある寺院で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。本堂は国宝に指定されており、仁王門や西門、三重塔、鐘楼などは建造物として重要文化財に、木造千手観音坐像や木造大日如来坐像は美術工芸品として重要文化財に指定されています。 今回はそんな歴史ある観光名所、清水寺について解説していきます。京都駅からのアクセスもいいので、京都に行ったらぜひ訪れてみてくださいね。
A京都の玄関口、京都駅には東海道新幹線が通っており、東京駅から京都駅までは約2時間15分、博多駅から京都駅までは約3時間で到着します。北海道・東北・沖縄などから、飛行機を利用して京都に行く場合は、伊丹空港・関西空港を利用する場合が多いです。伊丹空港から京都駅へは直通のリムジンバスで約1時間、関西空港から京都駅へは、JRの特急「はるか」もしくは直通のリムジンバスでアクセスでき、いずれも約1時間30分で到着します。
A京都に行くなら新幹線が定番?と思いきや、実際にかかる時間は実はほとんど同じなんです。自宅から空港が近ければ飛行機もおすすめです。新幹線なら東京駅~京都駅まで、東海道新幹線のぞみ号で約2時間20分。飛行機なら羽田空港~伊丹空港~京都駅(リムジンバス利用)まで、最短で約2時間ほどです。新幹線と飛行機、その時の気分で乗り物を決めるのもアリかも?!
Aツアーで、往復新幹線(こだま)利用・京都駅前のホテル宿泊をセットにした場合、大人1人あたり2万円前後となるため、個別に手配するよりもお手軽に京都旅行をすることができます。その他、交通費や買い物代、飲食代などを含む合計平均予算は、約5万円です。各社期間限定でさらにお手軽な価格で販売している場合があるので、運が良ければ1万円台で京都旅行ができることも!?
A1泊2日でお手軽に楽しむ旅行が人気ですが、京都市内で多くのスポットを巡りたい方や、丹波や丹後など京都市外への旅行を検討される方は、ぜひ2泊3日以上の旅行をご検討ください。
A京都を観光するなら、春と秋がおすすめでしょう。春は、醍醐寺や仁和寺などでの桜や、北野天満宮や随心院などでの梅という、京都ならではの風流を愉しめます。秋は、赤や黄色といった紅葉も京都の各地で味わえ、高雄や貴船・鞍馬など京都の山は仏閣寺院があったからこそ見られる景観が愉しめます。このように風情のある京都の春と秋は人気が高く、ホテル・旅館のお部屋の空きが少なくなりやすいので早めのご予約をおすすめします。
A夏の京都は盆地ということもあって暑くなりやすいため、送り火や祇園祭などのイベントがない夏の期間は、比較的お手軽に旅行がしやすいです。夏の京都の過ごし方としては、川床(川の上や川沿いに桟敷を敷いた場所)での食事や、青もみじ(紅葉する前の青々とした葉のこと)がおすすめです!混雑を外した時期でも、夏の川床や冬の雪景色など、さまざまな景観やイベントで楽しめるのが京都の懐の深さです。
A京都は寺院や神社など観光スポットの宝庫。京都タワーや西本願寺がある京都駅周辺、清水寺や金閣寺、銀閣寺、八坂神社などがある清水・祇園周辺、桂川にかかる渡月橋や天龍寺がある嵯峨嵐山周辺がおすすめです。
A京都は、東京や福岡とあまり環境が変わらないので、その時にあった服装で問題はないでしょう。さらに京都に溶け込みたいという方は京都にてレンタル着物やレンタル袴もおススメです!
A京都は意外と歩いて移動する場合が多くなるので、履きなれた歩きやすい靴を履いていくか、持っていった方がいいでしょう。また、日本海側は急に天気が変わることが多いため、天橋立といった北近畿方面に行く方は、雨具は事前に準備しておきましょう。冬は雪が積もる場合もありますので、特にご注意ください。神社仏閣巡りをするなら、御朱印帳もお忘れなく。随所にある観光名所を巡るなら、地下鉄・バスの一日乗車券やSuica・PASMOなどのICカードがあると便利です。
A京都グルメは老舗料理からB級グルメまで多種多様に富んでいます。和が似合う京都では和食をいただきたいところ。でも京懐石・京会席はハードルが高く、行きにくいという方もいらっしゃると思います。そんな方には京都の家庭の味である「おばんざい」をおすすめです。おばんざいは、京都ならではの素材や味付けをしたおかずで、ホテルの朝食にも提供されているところもあります。また、旬の素材として京都市内は夏に鱧が、北近畿では冬の松葉ガニなどなどがあります!
A京都の交通といえば、碁盤の目の道路を文字通り縦横無尽に走り抜ける路線バスでしょう。1日乗車券などもあり便利なイメージですが、乗車区間の制限や渋滞に巻き込まれることも…地下鉄もうまく併用しましょう。市営地下鉄とバス乗車がセットになったおトクな1日乗車券もあります。さらに手段を広げるならJRや私鉄も利用も移動時間の短縮に便利です。人数の多いグループ行動ならタクシー、おひとり様ならレンタサイクルを使うのも手です。
A一大観光地らしく、お菓子に雑貨に、お土産をどれにしようかあれこれ迷うほどの品ぞろえの京都。有名な八つ橋や抹茶を使った焼き菓子、個包装された和菓子などはバラマキ菓子に最適です。古都ならではの和紙を使ったポチ袋や油取り紙や愛らしい和柄の手ぬぐいや小物入れ、旅で味わったおばんさいをお家で楽しむのなら、ご飯のお供に京漬物やじゃこや牛肉の佃煮、京七味や葛湯もおすすめです。
Aかつて日本の都として栄えた京都は、年間300余りもの祭りがあるとか。有名なのは5月の「葵祭」、7月の「祇園祭」、10月の「時代祭」の京都三大祭りです。これらに8月の「五山送り火」を加えて京都四大行事ということもあります。その他、各月の節句にちなんだ節分やひなまつりなどの行事、古都ならではの神社での神事、桜や梅、紅葉にまつわるイベント、歴史上の人物を偲ぶ祭りなど、四季を通じて京都ならではの見所がたくさんです。
A京都府では、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を進めております。観光地や観光施設等では、3密を避けるため、人数制限や時間制限を設けていることがあります。お出かけ前に必ず公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。