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【上海】黄金の瓦が美しい静安寺の観光ガイド

上海市静安区南京西路にある静安寺(ジンアンスー)は、きらびやかで現代的な外観の建物ですが、呉の孫権の命によって建てられた1000年以上の歴史を持つ仏教寺院です。一番の見どころは、高さが4mもあり中国で最大の大きさを誇る玉仏像です。寺院の名前の通り静かな環境の静安寺は、いこいの場になっていることもあり、周辺の住民がたくさん参拝しています。南京路ショッピング地区は静安寺を中心に発展したため、周囲にはたくさんのお店やレストランもあり大変便利です。静安寺駅もあり周辺には複数のホテルもあるので、観光ツアーの拠点とするのもおすすめです。

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更新日: 2024年4月24日

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■静安寺の見どころ

黄金瓦の法堂

https://commons.wikimedia.org

静安寺でまず目につくのは法堂です。この建物は屋根が黄金の瓦でできており、美しく光り輝いています。住民に愛されている寺だけに、黄金の瓦は寄進も受け付けています。明時代の建築を模しており、中国の伝統的な建築様式でできているため、門と法堂がつながっているのが特徴で、境内の各所で仏様や動物をモチーフにした金色の像を見られます。

中国最大の玉仏像

静安寺の最大の見どころは、本殿にあたる大雄宝殿に祀られた中国最大の大きさを誇る釈迦牟尼の玉仏像です。すべて翡翠(ひすい)で作られており、その大きさは高さ約4m、重さ約10トンと中国で最大の大きさを誇ります。目の前で見るとその大きさに圧倒されますが、柔和な表情を見ていると、不思議と心が穏やかになる力を持つ仏像です。

銅鐘

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静安寺には数多くの貴重な遺物がありますが、明朝時代(1368年~1644年)に造られた銅鐘もその一つです。この銅鐘は1368年または1369年に鋳造されたといわれていますが、実際に作られた年月ははっきりとしていません。この鐘が吊るされているのは静安寺2階で、平和の鐘として親しまれています。大きさは高さ3.3m、口径2.1m、重さ7.3トンにもなります。

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静安宝塔

https://commons.wikimedia.org

静安寺の敷地の外からでもしっかりと見える黄金に輝く塔が、寺のランドマークでもある静安宝塔です。塔の中に入ると鐘や仏像がたくさん祀られており、それらを拝見しながら塔の最上階まで行き外を眺めると、まばゆい輝きを放つ5つの黄金の仏塔が目に飛び込んできて、その風景はまさに圧巻! さらに眼下に広がる静安寺周辺の街並みも楽しめます。

静安寺

中国 / 上海 / 静安寺

中国上海南京西路1686号
+86 21 6256 6366
木 - 月 7:30 - 17:00
http://www.shjas.org/

■静安寺の観光シーズン

夏はとても暑く冬はとても寒い上海なので、平均気温が14〜23℃と過ごしやすい3〜5月と、雨が少なく涼しい9月〜11月が観光に適しているといえます。イベントに目を向けると、旧正月は多くの参拝客で混雑するため、そのにぎわいを体験したい方にはおすすめです。また5月上旬には釈迦の誕生を祝う縁日が3日間にわたって開催され、季節も良いので狙い目です。

■知っておきたいポイント

静安寺の歴史

境内にある赤烏碑によると、247年に呉(ご)の孫権(そんけん)の命により康僧会(こう・そうえ)が建立した真言宗の寺院とされ、創建当時は「滬瀆重元寺」と呼ばれ、呉淞江の北岸にあったとされています。1008年に静安寺と改名されましたが、呉淞江の氾濫による洪水に悩まされ、1216年に現在の場所に移転しました。当時の建物は文化大革命の時にすべて破壊され、現在の建物はその後再建されたものです。

中国のお寺の参拝方法

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参拝方法は日本とは全く異なるので注意が必要です。参拝前にはまず線香を購入します。そしてこの線香に火をつけたら両手にはさんで、顔の前より少し高いぐらいに捧げ持ちます。そして東西南北の四方向に向かって願い事をしながら3回お辞儀をし、線香置き場に置きます。なお、静安寺は拝観料として50元が必要で、大晦日などの祝日は特別料金となります。

■静安寺のアクセス情報

最寄駅は地下鉄の静安寺駅になります。空港からは地下鉄2・7号線が路線となります。静安寺駅1号出口を出てすぐ背後に見えるのが静安寺で、徒歩約1分ほどです。地下鉄以外には空港からのエアポートバスがあります。路線は機場二線です。最寄りのバス停は上海シティエアターミナルとなり、静安寺までは徒歩約3分になります。

■静安寺の周辺観光スポット

静安公園(ジンアンゴンユエン)

静安寺の道をはさんで正面に位置している、ビルの谷間にある都会のオアシス的公園です。面積33600㎡の公園は1954年に整備されたもので、園内にある池では初夏になると蓮の花が咲き乱れます。この池のほとりにはレストランやカフェなどがあり、散歩に疲れたら休憩などもできます。また茶室のある庭園「静安八景園」があることでも知られています。

静安八景園(ジンアンバージンユエン)

静安公園内にあり、静安寺建立当時のこの界隈の美しい風景・八景を再現した庭園です。中国伝統の造園様式で作られており、竹林、池、小川、橋などが遠近法を用いて配置され、美しくたたずんでいます。中央には茶館がありお茶を楽しむこともできます。入場料は3元、お茶は2元です。活気のある静安公園の中にありながら、この一角だけは独特な静寂をたたえており、落ち着けます。

南京西路(ナンジンシールー)

地下鉄1、2、8号線「人民広場」駅、2号線「南京西路」駅、2、7号線「静安寺」駅の3つの駅をつなぐ約3kmの通りです。通り沿いには住宅街やオフィスビル・ショッピングモールなどが混在しており、その中には庶民的なお店やレストラン、高級ブランド店や高級レストランなど多種多様な店が集まっています。もっともにぎわいを見せるエリアへは、「南京西路」駅から歩くのがおすすめです。

■まとめ

いかがでしたでしょうか? 1000年以上の長い歴史を誇り黄金に輝く静安寺は建物だけでも一見の価値がありますが、境内には中国最大の大きさを誇る玉仏像をはじめとして歴史的にも貴重な仏像や鐘などさまざまな見どころがあります。また静安公園など周辺は観光スポットも充実しているので、上海観光では外せない観光スポットの一つと言えます。

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