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■甲骨文字が発見された殷墟
殷墟は、殷墟宮殿宗廟遺址と殷墟王陵遺址で構成されています。殷墟宮殿宗廟遺址は、甲骨文字が最初に発見された場所で、その後、宮殿・宗廟・祭壇などの遺跡や、青銅器・玉器などの文化財が次々に発見されました。遺跡から出土した多数の国宝級の文化財は、同エリア内にある殷墟博物館で見られます。
また、殷墟王陵遺址には殷の王陵があり、王に殉じて生き埋めにされた2000体の人骨や馬の骨、馬車などが発掘されています。
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■中国最古の文字=甲骨文字
今からわずか100年前に、殷墟で大量に発見された亀の甲羅や牛の肩甲骨、鹿の骨などの獣骨に刻まれていたのが、甲骨文字です。現在確認できるなかで、中国最古の文字であり、漢字の原形です。一見絵文字のようですが、文字としてかなり発展しており、現在4500字ほどが解読されています。
■北京から殷墟へのアクセス
難易度:★★☆☆☆(公共交通機関で行けます)
高速鉄道+バス
所要時間:約3時間
運賃:高速鉄道 約236元~/タクシー 約80元
北京西駅から安陽東駅まで約2時間30分です。殷墟へはタクシーを利用します。
殷墟(インシー)/Yin Xu
- 河南省安陽市小屯村
- 8:00~18:00(10~3月) /8:00~18:30 (4~9月)
- 無休
- 料金:90元/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています
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