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【世界遺産】湖北の神農架(しんのうか)は、野人伝説が残る森林地帯⁉

湖北省西北部、中国で唯一「林区(りんく)」と名づけられた行政区にある神農架は、落葉広葉樹林、常緑広葉樹林、常緑針葉樹林、針広混交林などの森林地帯であり、1000種以上の樹木と、3700種以上の植物が繁茂しています。古くからの伝説で“野人が住む”といわれるほど自然豊かな場所で、『西遊記』の孫悟空のモデルになったサル・ゴールデンモンキー(キンシコウ)が生息していることでも有名です。2016年に「湖北の神農架」として世界自然遺産に登録され、新たな観光地として注目を集めています。

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更新日: 2023年11月22日

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■希少な動植物が生息する、神農架

神農架は中国古代神話に登場する帝王・神農が、ここで薬草を採って医薬の道を開いたという伝承から名付けられました。1970年に房県、興山県、巴東県の地を割いて設けられた林区(県のような行政区)で、総面積3253㎢が自然保護区として管理されています。

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/TianRong

美しい山々に囲まれ、標高に応じて亜熱帯から寒帯までの幅広い植生が見られます。また、中国の固有種であるゴールデンモンキーをはじめ、チュウゴクオオサンショウウオ、ウンピョウ、ツキノワグマなど、数多くの固有種や絶滅危惧種が生息する野生動物の宝庫です。

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/Wu Feng

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■神農架の楽しみ方

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/Jiang Yong

神農架は、数年前まで、入山するのに湖北省政府の許可が必要だった場所です。中国人には避暑地として知られていますが、外国人観光客は、まだまだ少ないのが現状です。神農架観光の起点となるのは、湖北省の木魚鎮です。この町に宿泊して、翌日から観光するのが一般的です。

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/Jiang Yong

神農架は広大で、まだ一般に開放されていないエリアもあるので、現地ガイドと一緒に散策するのがおすすめです。どうしても個人で回りたい場合は、万が一に備えて、ナイフ、マッチ、コンパスなどを持参しましょう。また、天候が変わりやすいため雨具と、夜の冷えこみに備えて暖かい上着を忘れずに持参したいものです。

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/Jiang Yong

■武漢(湖北省の省都)から神農架へのアクセス

難易度:★★★☆☆(町まで行けば何とかなります)

武漢(湖北省の省都)から神農架へのアクセス 
飛行機+バス+車

武漢天河国際空港から神農架空港まで約55分です。空港シャトルバスに乗り換え「木魚鎮」で下車し、神農架まではレンタカー(※150~300元が目安)を利用します。

湖北の神農架の情報をGET!

湖北の神農架の情報は下記でチェックしましょう。

神農架 神農頂景区 游客中心/Tourist Centre Peak Scenic Area Mt. Shennongjia

湖北省神農架林区神農頂景区

©UNESCO/Institute of Botany, The Chinese Academy of Science/Jiang Yong

湖北の神農架/Hubei Shennongjia

湖北省神農架林区
6:30~17:30(4~10月)・7:00~17:30(11~3月)
無休
料金:共通券269元(3月26日~11月25日)・130元(11月26日~3月25日)/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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