なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■40年の歳月をかけ完成した始皇陵
中国中部、陝西省西安市の郊外に、秦の始皇陵はあります。紀元前246年に13歳で即位した秦の始皇帝は、即位後すぐに自らの墓の建設を命じました。およそ40年の歳月と70万人もの労働力を動員して造らせた巨大な墓は、東西345m、南北350m、高さ76mという大規模なものでした。始皇帝死後の紀元前208年、2世皇帝によってようやく完成しました。
始皇帝の亡骸は生前の生活を模した地下宮殿に葬られており、墓の東1kmほどのところには、兵馬俑坑が確認されています。
広告
■数千体の兵馬俑は圧巻
古代中国では、死後の霊魂の生活を支える目的で、死者の墓に人形を副葬していました。1974年に地元の農民によって偶然発見された兵馬俑坑には、始皇帝の陵墓を見守るかのように、将軍や兵士、軍馬の等身大の素焼き陶器が数千体並んでいました。これまでに3つの坑と廃棄坑が確認されており「兵馬俑博物館」として公開されています。
■北京から秦の始皇陵と兵馬俑博物館へのアクセス
難易度:★★☆☆☆(公共交通機関で行けます)
高速鉄道+バス
所要時間:約6時間30分
運賃:高速鉄道 約515.5元~/バス 約7元
北京西駅から西安北駅まで約5時間30分です。駅前から「兵馬俑」行きのバス(観光5号線)に乗り換え、秦の始皇陵または兵馬俑博物館着です。
秦の始皇陵
- 陝西省西安市秦陵北路
- 8:30~18:30(3月16日~11月15日)・8:30~17:30(11月16日~3月15日)※入場は閉門30分前まで
- 無休
- 料金:入門150元(3~11月)・120元(12~2月)※兵馬俑博物館の入館料含む
兵馬俑博物館
- 陝西省西安市秦陵北路
- 8:30~17:30(3月16日~11月15日)・8:30~17:00(11月16日~3月15日)※入館は閉館1時間前まで
- 無休
- 料金:入館150元(3~11月)・120元(12~2月)※秦の始皇陵の入門料含む
広告
観光のおすすめ記事
【中国】西安でおすすめの観光スポット16選!中国を満喫!
西安 - 寺院・教会,史跡・遺跡
西安は中国の陝西省、渭河流域中部の関所盆地に位置する、紀元前11世紀から約二千年にわたり「長安」という名で、歴代の王朝の首都として存在した歴史ある都市です。秦・唐・漢といった歴代王朝の建造物や王墓、シルクロードの東側の出発地点でもありイスラム教のモスクなど、文化の十字路としての、個性的でありながら多彩な歴史的建造物が見られることが魅力。西安風のハンバーガーの肉夹馍や、見た目も味も異なる餃子が並ぶ餃子宴といった西安の名物グルメはもちろん、文化の十字路としての歴史から、中国に住む回族やムスリムが食べる、ハラールを遵守した清真料理が堪能できおすすめです。今回は、そんな西安でおすすめの観光スポットを紹介します。
【中国】世界遺産「杭州西湖」の観光ガイド:一度は見たい“西湖十景”の美しさ
杭州 - 文化遺産
「西湖(せいこ/シーフー)」は中国の観光都市「杭州(ハンジョウ)」にある湖です。ユネスコの世界文化遺産に「杭州西湖の文化的景観」として登録されてから、多くの観光客が訪れるようになりました。西湖周辺には「霊隠塔」や「西湖天地」などの観光スポットも存在し、単に景色を楽しむだけでなく個人の興味に合った観光旅行をすることができます。杭州は西湖の他にも、観光客向けのブランドショップやホテルが立ち並んでいるため、ショッピングやバカンスも楽しむのひとつ。こちらでは、中国杭州「西湖」の魅力について紹介していきます。
【中国】哈爾濱(ハルビン)旅行でおすすめの観光スポット10選
哈爾濱 - 観光名所
こちらでは哈爾浜(ハルビン)でおすすめの観光スポットをご紹介します。 哈爾浜は19世紀末にロシア、その後は日本の統治下に置かれた哈爾浜は異国の雰囲気たっぷりの街です。かつての建築物や歴史関連の博物館観光で史実を肌で感じることができ、松花江の沿いに広がる公園では大都市ながら自然も楽しむことができます。 気候としては夏と冬の気温差が大きく特に冬の厳しい寒さが特徴的です。冬の朝にはマイナス40度を超えることもあるほどですが冬季の降水量は少なく、雪はあまり降りません。そのため「氷の街」と呼ばれています。 そんな哈爾浜の一番のおすすめは冬の時期の「氷まつり」。凛とした冷たい空気の中、哈爾浜らしい自然と調和した美しい芸術を楽しむことが出来ておすすめですよ。
【中国】世界遺産「泰山」の観光ガイド:スタートから頂上のご来光までを徹底解説
泰山 - 自然遺産
泰山(たいざん)は、山東省・泰安市の北にある1987年に世界遺産に登録された五岳の一つです。「五岳独尊」とも言われていて、標高1545mの山頂からの眺めは神々しく、一度見るとずっと忘れられない光景となるでしょう。観光のメインは山頂までの山登りになりますが、その道々には世界遺産に登録されている建物や貴重な石碑が見られるので、楽しみながら足を進めることができます。当時の姿をそのまま残しているものも多く、「生きている世界自然遺産」とも称されています。 今回は、泰山の麓にある岱廟(たいびょう)から出発し頂上までの道のりを、順を追って紹介していきます。スタート地点からゴールまで、見逃すことのないように観光のポイントを押さえることで、素晴らしい旅になるはずです。そして力を振り絞って登り切った頂上では、最高のご来光を目に焼き付けてください。
【中国】成都の観光スポットおすすめ12選!充実した旅行を!
成都 - 山・渓谷
成都は中国の四川省、成都平原の中央にある都市です。豊かな成都平原にあることから「天府の国」、唐の時代から蜀錦の産地で「錦城」、市花が芙蓉の花であることから「蓉城」ともいわれます。三国志の時代から蜀の都が置かれていた都市でもあり、諸葛亮を祀った「武侯祠」はもちろん、前蜀・唐・漢などの歴史的建造物や道教の古刹などがあり、歴史好きや三国志好きにおすすめです。成都はパンダも有名で、成都大熊猫繁育研究基地や成都動物園でパンダも見られます。また、茶館が中国で最も多い街でもありお茶が楽しめるほか、四川省の省都でもあることから絶品の四川料理が堪能できることも魅力です。今回は、そんな成都でおすすめの観光スポットを紹介します。
【中国】大連旅行でおすすめの観光スポット20選
大連 - 観光名所 ,博物館
こちらでは大連のおすすめ観光スポットを案内します。 大連は中華人民共和国遼寧省の南部に位置する港町です。歴史的には日本と深いつながりがある大連。日露戦争の戦後、ポーツマス条約によって租借権が譲渡され日本の支配地となりました。日本は南満州鉄道にインフラ整備をさせて街並みを作り上げかつては多くの日本人がこの地に移り住んでいます。 帝政ロシア時代と日本統治時代を経て大連には重厚な洋館が建てられ、現在でも歴史的建造物をはじめ海、花、緑に囲まれた美しい街として外国人観光客に人気の観光地となっています。日本にとって歴史的にも重要な地となっている大連。是非訪れる前に歴史を見直し、現地で体感してみてください。
【中国】黄山でおすすめの観光スポット!水墨画のモデルとなった美しき峰と雲海に出会う世界遺産の旅
黄山 - 自然遺産
中国の水墨画のような美しい山水風景が見られる「黄山(こうざん)」は、“黄山を見ずして、山を見たというなかれ”と称えられるほど、古代より多くの文化人をも惹きつけてきた場所です。三主峰と呼ばれる3つの峰があり、そこから見る断絶壁の景観と一瞬一瞬姿を変える霧のコラボレーションは、不思議な魅力に溢れています。黄山と言う名称は道教の祖である「黄帝」にちなんでつけられましたが、今でも当時の道教や仏教の寺院などが残されていて、中国文化に大きな存在感を示しています。これらの価値が認められ、1990年には世界遺産に登録されました。 黄山には400以上の名勝があるので全てを回ることは難しいですが、みどころはある程度絞られているので、事前にチェックをしておけば無駄なく回ることができるでしょう。今回は、今も昔も変わらぬ美しさで人々を魅了する「黄山」のみどころをご紹介します。
【中国】世界遺産「黄龍風景区」の観光ガイド:この世のものとは思えぬ美しすぎる峡谷
黄龍 - 世界遺産
黄龍(こうりゅう)は、玉翠山の山頂から北に向かって伸びる全長約7.5kmの峡谷です。世界でも有数のカルスト地形で、歴史を積み重ねることでできた黄金色の滝や、エメラルドグリーンや鮮やかな青色に変わる棚田状の池はなんとも形容しがたい美しさです。黄龍は、龍が天に向かって舞い上がっていく姿に例えられることからその名が名付けられましたが、龍の鱗のように輝く黄金色の岩肌と青や緑の透き通った水の映像は、まるでバーチャルを見ているかのような気にさえなります。今回は、そんな黄龍のみどころをまとめてみました。 周辺には、絶滅危惧種であるジャイアントパンダや、『西遊記』の孫悟空のモデルとなったゴールデンモンキー(キンシコウ)などの希少動物が生息していることもあり、1992年に「黄龍風景区」として世界自然遺産に登録されました。同じく世界遺産に登録されている九寨溝から直線距離で50kmほどのところにあるので、あわせて訪れることをおすすめします。