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【世界遺産】秦の始皇陵は、皇帝の従者が守る地下宮殿

秦の始皇陵(チンシーホワンリン)とは、中国史上初の皇帝となった秦の始皇帝が、強大な権力と富を使って建設した自らの墓です。陵墓を見守る「兵馬俑(へいばよう)坑(1号坑、2号坑、3号坑)」とともに、1987年に世界文化遺産に登録されました。兵馬俑坑には、陶製の等身大の将軍や兵士、軍馬が埋められており、これらは、優れて写実的で、一体ずつ異なった顔の表情やポーズをしています。また、始皇帝の死については、不老不死であることを望んだ始皇帝が、その妙薬として水銀を服用した結果、中毒死してしまったという伝承が残っています。

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更新日: 2023年11月21日

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■40年の歳月をかけ完成した始皇陵

中国中部、陝西省西安市の郊外に、秦の始皇陵はあります。紀元前246年に13歳で即位した秦の始皇帝は、即位後すぐに自らの墓の建設を命じました。およそ40年の歳月と70万人もの労働力を動員して造らせた巨大な墓は、東西345m、南北350m、高さ76mという大規模なものでした。始皇帝死後の紀元前208年、2世皇帝によってようやく完成しました。

©UNESCO/Aneta Ribarska

始皇帝の亡骸は生前の生活を模した地下宮殿に葬られており、墓の東1kmほどのところには、兵馬俑坑が確認されています。

©UNESCO/The World Heritage Collection/Geoff Steven

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■数千体の兵馬俑は圧巻

©UNESCO/The World Heritage Collection/Geoff Steven

古代中国では、死後の霊魂の生活を支える目的で、死者の墓に人形を副葬していました。1974年に地元の農民によって偶然発見された兵馬俑坑には、始皇帝の陵墓を見守るかのように、将軍や兵士、軍馬の等身大の素焼き陶器が数千体並んでいました。これまでに3つの坑と廃棄坑が確認されており「兵馬俑博物館」として公開されています。

©UNESCO/The World Heritage Collection/Geoff Steven

■北京から秦の始皇陵と兵馬俑博物館へのアクセス

難易度:★★☆☆☆(公共交通機関で行けます)

高速鉄道+バス
所要時間:約6時間30分
運賃:高速鉄道 約515.5元~/バス 約7元

北京西駅から西安北駅まで約5時間30分です。駅前から「兵馬俑」行きのバス(観光5号線)に乗り換え、秦の始皇陵または兵馬俑博物館着です。

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

秦の始皇陵

陝西省西安市秦陵北路
8:30~18:30(3月16日~11月15日)・8:30~17:30(11月16日~3月15日)※入場は閉門30分前まで
無休
料金:入門150元(3~11月)・120元(12~2月)※兵馬俑博物館の入館料含む

兵馬俑博物館

陝西省西安市秦陵北路
8:30~17:30(3月16日~11月15日)・8:30~17:00(11月16日~3月15日)※入館は閉館1時間前まで
無休
料金:入館150元(3~11月)・120元(12~2月)※秦の始皇陵の入門料含む

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