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■パクランガのナイトマーケット(夜市)
野外アクティビティツアーやショッピング、レストラン巡りなど雑誌の基本情報として載っているものがだけがオークランド観光の目玉ではありません。行けば間違いなく思い出になるおすすめイベントのひとつが、郊外のパクランガ地区で毎週土曜に開催されているナイトマーケット(夜市)です。オークランドでは毎週6か所で夜市がありますが、パクランガが最大規模で、なんと200店舗以上が軒を連ねます。お好み焼きや焼肉、小籠包、クレープなどのグルメ屋台や、おもちゃ、メガネ、帽子、洋服、マッサージ店、射的ゲームコーナーなどまであり、凄まじい熱気に包まれています。
夜市は「ザ ウェアハウス(The Warehouse)」という大型ショッピングセンターの地下で開催されています。そのため見つけるのに少し苦労するかもしれません。まずは人がたくさんいる方を目指してください。
すると.......
地下駐車場からぞろぞろと人が出てきます。のぞいてみましょう。
すると......
静かな郊外の街からは想像もつかない熱気あふれる光景が。
ドーナツの販売。
香ばしい香りの焼肉も。
手作りのクレープ。
なんとたい焼きまであります。しかも完成度が高いですね。
大量のアクセサリーまで。
洋服関係の品も多くあります。
多彩な野菜も。
化粧品はお土産にもおすすめ。
アクセス
バスかタクシー、レンタカーでしかアクセスすることはできません。
バスは、オークランドの交通の中心「ブリトマート駅(Britomart Transport Center)」の南側「ギャルウェイ ストリート(Galway St)」から発車しているものに乗りましょう。パクランガ方面に向かうバスの前面には、「500」「501」「550」「551」「552」と書かれているのでチェックしてください。だいたい1時間はかかるので、のんびりと車窓の景色を楽しみながら行きましょう。
上のように、行き先の横に番号が書かれています。
ニュージーランドでは、バスが停留所をそのまま通り過ぎてしまうこともあるので、必ず手を挙げて運転手に知らせるよう、気をつけてください。バスの乗り方の詳細は、「必見。ニュージーランド旅行で知らないと困る現地の交通事情まとめ」に書いてあるので、併せてチェックしておきましょう。
帰りは、ザ ウェアハウス西側のティラカウ通り(Ti Rakau Dr)のバス停からブリトマート駅行きのバスが出ています。23時台までバスはあるので、のんびり遊ぶことができますよ。
レンタカーで行く場合は、パクランガ通り(Pakuranga Rd)を、マクドナルドの看板(写真下)が出てくるまで東進します。会場は看板のある交差点を右折したらすぐです。
■フェリー観光 デボンポート
オークランド中心部の商業地区「CBD(Central Business District)」を散策したり、カフェ巡りをするのもいいですが、せっかく「シティ オブ セイルス(City of Sails / 帆の街)」と呼ばれるオークランドに来たのですから、海の雄大さや潮風の気持ち良さを味わっておかなければいけません。デボンポートは、オークランド中心部の対岸にある小さなエリア。潮の香りが漂う海辺をサイクリングしたり、ビクトリア調の建造物が残る街並みを散策したりしながら、ちょっとしたリゾート気分を味わえます。写真上の奥に見えているのがデボンポートです。
街には新鮮な魚介類を扱うレストランや、地元アーティストの絵画が展示されているギャラリーなどが多くあり、お土産店も、CBDにあるお土産店とは違う品ぞろえで、のんびりと見て回れます。
おすすめはマウント ビクトリア。標高100メートル弱の小高い丘で、頂上からは海に囲まれるオークランドの高層ビル群や、悠々と海に浮かぶヨットの群れ、サンゴ礁が透けて見える美しい海を見渡すことができます。頂上には芝生やベンチがあり、観光客や地元の人々が寝っ転がって昼寝をしたり、景色をぼーっと眺めたりしています。
ランギトト島(写真上)もはっきり見えます。
夜景も写真に収めたくなるような美しさです。
登山道入り口には「Mount Victoria」と書かれた看板(写真上)が立っています。
山道を登り始めると、さまざまな鳥のさえずりが聞こえ、心が落ち着いてきます。お年寄りも登れるほどの坂なので安心してください。頂上までは約15分。車でも行くことができます。
デボンポートへのアクセス
デボンポートにはフラー社のフェリーに乗って行きます。ツアーに参加しても行くことは可能ですが、個人旅行でも全く難しいことはありません。まずはスカイタワーを背に、クイーンストリートをひたすら、海にぶつかるまで北上します。するとフェリー乗り場に着くので、チケットカウンターでデボンポート行きのチケットを買いましょう。「Oneway(片道)」か「Return(往復)」か聞かれますので好きな方を答えてください。
あとは乗るだけです。おすすめはフェリーの外の席。気持ちのいい潮風を浴びながらのクルーズを楽しめます。ただし、水しぶきで予想以上に濡れることもあるのでカメラや携帯電話などがある人は気をつけてください。約15分でデボンポートに到着してしまうので、疲れることもありません。
デボンポートに到着すると、美しい砂浜が出迎えてくれます。
■マウント イーデン
先住民族マオリ族の聖地の丘マウント イーデンは、標高196メートルの死火山。オークランド中心部から比較的近いにも関わらず、圧倒的な自然の壮大さを実感できる観光スポットです。
地図で調べてみると、市内からバスで約10分、歩いても1時間ほどで到着するようです。オークランドの街並みやクイーンストリート、Kロード、ローカルエリアなどの探索も兼ね歩いて行ったので、体験談を紹介します。旅行でマウント イーデンまでのアクセスを考える際の参考にしてみてください。
スタートは、CBDの中心にあるブリトマート駅。
駅から目抜通りのクイーンストリートに出て、南に進みます。
ストリートの中間辺りにあるシビック(Civic)とアオテアスクエア(Aotea Square)を過ぎ約25分歩きます。
すると、街並みは一気に穏やかになり、ローカルな商店街やレストランが現れます。
計45分ほど歩いたでしょうか、また標識が現れたので、標識通りに進みます。
徐々にサブウェイやピタピットなどのチェーン店が現れ始め、ウォーキングやジョギングに取り組む地元の人たちの姿が増えてきました。
登山口は3か所にあるようですが、目の前の小高い山をひたすら登っていくことにしました。
登るにつれ、自然や景観も変化していくので、疲れもさほど感じません。
富士山でいう五合目でしょうか。以前は頂上まで車で行けましたが、マオリ族の神聖な地を汚してはならないということで、2016年1月から車の乗り入れが原則禁止になりました。
徒歩専用の道を登ること10分。火山口がどかっと現れます。
写真では伝わりきらない急な勾配は、一瞬息を飲む光景です。
頂上付近は360度の眺望が広がり、スカイタワーがある市街地はもちろん、南島まで一望でき、まさに絶景です。
普段パワースポット巡りが好きな人なら、この圧倒的な自然の創造物と展望に、パワーを感じずにはいられないと思います。
頂上付近は10〜15分あれば一周できます。所どころ撮影ポイントもあり、観光客の人たちが南島の景色や、スカイタワーを中心に広がる高層ビル群の絶景を撮影をしていました。
市街地を主発して約1時間、ほど良い疲れを感じながら下山します。マウント イーデンを下山したところには、バス停が数か所ありました。
帰りはバスに乗ることにします。乗るバスはアウターリンク(OuterLink)。
バス停は、ほぼブリトマート駅が終点のものばかりです。2015年に運行が始まった2階建てバスに乗れたのはラッキーでした。
逆にブリトマート駅からマウントイーデンまでバスで行く場合は、ブリトマート駅出入口のちょうど裏側(東側)にある「7026」のバス停から乗りましょう。バスの番号は「274」「277」で、約15分で着きます。「マウント イーデン(Mt Eden)」や「ボストン通り(Boston Rd)」で降りれば、登山口はすぐです。
下山後は適度にお腹もすくので、ラム肉やワインなども普段以上においしく感じられますよ。