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■伝道は「人類の勝利」
フランスの思想家ヴォルテールは、南アメリカのキリスト教伝道は「人類の勝利」だとたたえました。伝道のために人々を隔離した集落は、レドゥクシオンとよばれ、改宗したインディオの神父も一緒に、マテ茶やバナナなどを栽培し、家畜を育てながら平和に暮らすユートピア(理想郷)でした。グアラニーのイエズス会伝道施設群は、深い密林の奥に開かれた集落です。
文化遺跡に指定されたのは、アルゼンチンのサン・イグナシオ・ミニ(San Ignacio Mini)、サンタ・アナ(Santa Ana)、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート(Nuestra Señora de Loreto)、サンタ・マリア・マジョール(Santa María la Mayor)、そしてブラジルのサン・ミゲル・ダス・ミソンイス(Sao Miguel das Missoes)の5カ所の遺跡です。
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■グアラニー・バロック
サン・イグナシオ・ミニは、グアラニーのイエズス会伝道施設群のひとつです。18世紀には4500人が住んでいた、かなり大きな伝道所でした。いまもグアラニー族が住んでいるサン・イグナシオ村にあるので、保存状態もよく、長方形の広場やアーケードがある住居用の建物や、1735年から45年にかけて建てられた聖堂の一部が残っています。
柱や壁の下部には、グアラニー族のデザインした太陽のような模様や聖母マリアのモノグラム、スペインの旗を持つ天使などが彫られていて、グアラニー・バロック様式とよばれています。また、サン・イグナシオ・ミニ・イエズス会博物館 (Museo Jesuítico de San Ignacio Miní)という小さな建物に伝道師たちの手引書や美術品を展示しています。
■グアラニーのイエズス会伝道施設群へのアクセス
難易度:★★★★☆(行くならツアーがおすすめ)
空路:1時間50分
ブエノスアイレスBuenos Airesホルヘ・ニューベリー (AEP)空港からプエルト・イグアスPuerto Iguazu空港 (IGR) へは1日11便あります。
グアラニーのイエズス会伝道施設群の情報をGET!
グアラニーのイエズス会伝道施設群の情報は下記でチェックしましょう。
プエルト・イグアス観光省
- Pto Iguazú - Misiones – Argentina
- 54-3757-491469
グアラニーのイエズス会伝道施設群/Jesuit Missions of the Guaranis
- San Ignacio Mini San Ignacio Misiónes Argentina/Candelaria Candelaria Misiónes Argentina/Nuestra Señora de Loreto Rosario Santa Fe Argentina/Santa Ana Santa Ana – Mitre Rosario Santa Fe Argentina/ Santa Maria Mayor Instituto del Verbo Encarnado Argentina /Ruins of Sao Miguel das Missoes São Miguel das Missões – RS Brasil
- 8:00~18:00
- 無休
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【世界遺産】カパック・ニャン:アンデスに広がる6カ国、3万kmにも及ぶ道路網の軌跡を見る
サルタ - 文化遺産
アンデス山脈から海岸の砂漠地帯へ延びた、インカの道があります。現地のケチュア語でカパク・ニャン(Qhapaq Ñan)、「偉大なる道」とよばれる道路網は、インカ帝国の首都があったペルーのクスコ(Cuzco)を出発し、4本の基幹道路からなります。スペインに征服された15世紀までの間に、道路の総延長3万km以上に拡大した道路ネットワークは、数百年にわたり、キャラバンなどの旅行者、飛脚、軍隊、商人など約4万人以上が利用していました。 帝国の東西南北に通じていました。南はボリビア、エクアドル、アルゼンチン、チリに延び、北はエクアドルからコロンビアに達しています。ユネスコの世界遺産に登録された道路の長さは697.450kmに及び、273のモニュメントが含まれます。指定外の道を合わせて全部の長さを足すと3万kmにもなるといいます。2014年、6カ国の共同申請で文化遺産に登録されました。今回はそんなカパック・ニャンが通る全6か国それぞれの見どころと概要を紹介していきます。