アワーズイン阪急

「アワーズイン阪急」は、3階にフロントがあり、全1388室の客室があります。全室がシングルルームの「シングル館」は、29階建てのビルり地上100mのところにあり、免震構造になっているので安心して宿泊できます。また、2014年にはツインルームのみの「ツイン館」もオープンしました。

部屋はどれもシンプルかつ機能的で、清潔感があります。ストライプ柄のカーペットとカーテンでコーディネートされ、センスのある居心地の良い空間です。快適性を重視した眠りと目覚めをテーマとした4種類の色の内装のタイプがあります。全室にシモンズ社製のベッドを採用しているので、快適に眠れます。個別の空調があり、寒ければ追加の毛布も借りられます。

客室では、無料Wi-Fiが接続可能です。テレビ、インターネット接続（有線LAN／無線LAN形式）、冷蔵庫、ドライヤー、洗浄機付きトイレ、シャワーブースを完備していて、ズボンプレッサー、アイロン、加湿器の貸し出しもあります。デスクの幅も広く、作業スペースとしても十分です。トイレと洗面台も、1人で使うなら充分な広さがあります。

上下セパレートで着やすくいパジャマ、三種類のタオル（ハンカチサイズ、フェイスタオル、バスタオル）、歯ブラシとヘアブラシ、カミソリなどのアメニティも完備しています。

女性専用フロアもあるので、女性客にとっては安心です。レディースフロアには、女性専用のコインランドリーや三面鏡など、うれしい設備も備っていて、いたれりつくせりです。

また、高層階の部屋では窓からの眺望が素晴らしく、富士山やレインボーブリッジ、東京湾や羽田空港に離発着する航空機の様子も楽しめます。

「アワーズイン阪急」でリーズナブルなサービスは、まだあります。それは食事付きの宿泊プランで、食事も格安で楽しめることです。朝食では、手軽に利用できる洋食と和定食に加え、朝からしっかり食べられるバイキングも用意しています。「500円」「1000円」の好きなコースを選べます。

「選べる朝食」（500円税込）では、「シングル館」3階のフロント横にある「ザ・ガーデン」で毎朝焼上げたパンと淹れたてのコーヒーか、「シングル館」2階にある「大戸屋」の和定食のどちらかを選べます。

また、「朝食バイキング」（1000円税込）では、「ツイン館」3階のバンケットルーム「クルール」 で、朝の定番の味やこだわりの一品などの和・洋メニューを豊富にそろえたバイキングをいいだけます。

さらに、お得な夕食（1500円）付き宿泊プランもあります。館内の7つ店舗で、宿泊客限定のオリジナルセットメニューを用意していて、好きな店を選んで利用できます。

ほかにも、カフェ＆バー「ザ・ガーデン」もあるので、グリーンウォールと温室のような緑豊かな空間で、無料の朝刊・夕刊を読みながらくつろぐこともできます。

「アワーズイン阪急」を利用するうえで、気をつけておきたいのは、「シングル館」のシングルルームは、シャワーのみで、バスタブは備わっていないことです（ツインはバスあり）。浴槽を廃したことで、シャワーブース自体はゆったりした快適な広さなのですが、お風呂はどうしても湯船につかって過ごしたいという人には、ちょっと物足りない人もあるようです。

そこで、「阪急大井町ガーデン」の館内4階には、スーパー銭湯のような温浴施設「おふろの王様」も併設しています。ホテルの宿泊者は1回400円で利用できます。人工温泉、サウナ、露天風呂、岩盤浴があり、ビジネスや観光で疲れた体を癒せるので、とても好評です。

宿泊客の中には、海外から帰国して、長いフライトの疲れをとるため、荷物を預けて早朝から利用したという人もいます。「空港のシャワーより断然いい」ということで、こうしたホテルの設備やサービスはやはり使いようということでしょう。