ナヴォーナ広場周辺旅行のポイント
どんな街?
ナヴォーナ広場があるローマはイタリアの首都です。古代ローマ時代から文化、芸術など多岐にわたって世界中に影響を与えてきました。町には今でもローマ帝国の威光を物語る遺跡が数多く残っています。また『ローマの休日』を始めとする、数多くの映画の舞台ともなりました。
見所は?
ローマのランドマークと言えば、コロッセオ。グラディエーターたちが戦いを繰り広げた場所で、古代ローマを最も感じさせるスポットです。他にもトレヴィの泉で後ろ向きにコインを投げたり、真実の口に手を入れたりするのもローマ観光の定番です。
おすすめのグルメ
ローマは言わずと知れたグルメの町。町はピッツァやジェラートなど絶品グルメにあふれています。中でもカリッとしたクリスプな食感が楽しいローマ風ピッツァは、ナポリ風ピッツァとはまた違った味わい。本場ローマでこそ味わいたい逸品です。
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ナヴォーナ広場周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ナヴォーナ広場(Piazza Navona)
ローマ時代の競技場跡に造られた広場。長細い広場は、ベルニーニがてがけた「四大河の噴水」が中央に、南側には「ムーアの噴水」、北側にはデッラ・ポルタ作の「ネプチューンの噴水」で仕切られ、4大大陸を表わしています。噴水の中でもバロック様式の傑作といわれる「四大河の噴水」は必見!映画「天使と悪魔」のロケ地となっています。車の通行が禁止され、洒落たショップやカフェが並び、露店、大道芸人、似顔絵を描く画家が現れます。また夜にライトアップされる噴水もロマンティックで見る価値ありです。
■パンテオン(Pantheon)
一度火事で焼失した神殿を紀元118年頃に再建された巨大なパンテオン。2000年近くもほぼ完全な状態で存在する、世界最古の石造の建築物です。内部には柱がないのが特徴で、天井には穴が開いていてここから差し込む光で時を計っていたといわれています。19世紀後半から著名人が埋葬されるようになり、神殿内の礼拝堂にはイタリア・ルネサンスを代表する画家ラファエロのお墓もあります。2000年の時を経て今なお現存するパンテオンは必見です。
パンテオン
イタリア / ローマ / ナヴォーナ広場周辺
- Piazza della Rotonda, 00186 Rome, Italy
- +39 347 8205204
- 8:30~19:30(日曜9:00~18:00、祝日9:00~13:00)
- 1/1、5/1、12/25
■サン ルイージ デイ フランチェージ教会(San Luigi dei Francesi)
3番目におすすめするナヴォーナ広場周辺の観光スポットは「サン ルイージ デイ フランチェージ教会(San Luigi dei Francesi)」。ローマカトリックの小バジリカ教会でフランス人の国民教会。外観は16世紀のバロック様式でフランスの歴史を感じる彫刻が魅力的です。豪華な内装の館内には光と闇を用いた技法で知られるカラヴァッジョの絵画がいたる所に飾られています。イチオシは教会左奥にあるコンタレッリ礼拝堂にある、「マタイ三部作」。彼が初めて描いた宗教画として有名です。他にもバッサーノやドメニキーノが描いた宗教画も見る価値ありです。躍動感に満ちた豪華な宗教画は、心に響くものがあるはず。ぜひ訪れてみてください。
古代ロマン!ローマ帝国のコロッセオを訪ねて
コロッセオは2000年近く前に作られた歴史ある闘技場で、娯楽として多くの剣士たちの戦い・殺し合いが行われていました。古代ローマの生活や文化の一部を知ることができるコロッセオは、観光地ローマのなかでも特に人気のスポットです。「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として、1980年にユネスコ世界遺産に登録されました。この世界遺産にはコロッセオのほかに、フォロ・ロマーノやカラカラ浴場、コンスタンティヌス凱旋門などの多くの古代ローマ時代の建造物が含まれています。 古代遺跡が好きな方にはたまらない歴史地区で、2000年前の建造物が街中に悠然とたたずんでいる光景は、圧巻の一言です。「ローマは一日にしてならず」「すべての道はローマに通ず」と言われた大帝国の栄光を感じられる、特別な場所です。
ピサの斜塔に登って傾きを体感!
ピサの斜塔は、1173年に着工され、高さ約55メートルの大理石で出来た八層の塔で、建築中に地盤が沈下し傾斜したまま工事が続けられたため完成したのは14世紀後半。現在も傾き続けており、南に70センチ程傾いています。ガリレオ・ガリレイが落下の実験を行ったという伝説もあり、今でもイタリアで1,2番目を争う観光名所となっています。ツアーによっては、ピサの斜塔にあがることができるものもあり、実際にその傾きを体感してみるのもおすすめです。
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ナヴォーナ広場に行くならここも楽しい!
■カンポ ディ フィオーリ(Campo dei Fiori)
ローマの中心に位置しローマの人が待ち合わせをするのに人気の広場。午前中は朝市、午後はショッピングやカフェでくつろぎ、夜はバーやレストランでナイトライフを楽しむ人で賑わいます。中でも活気に満ちた朝市は外せません。野菜や果物をはじめ、お土産に最適なパスタソースやスパイス、雑貨の露店が並び掘り出し物と出会えます。夜は街頭に輝く石畳が素敵で、昼間とは全く違った雰囲気を感じられます。広場の中央奥には異端の罪で殉教の身となったジョルダーノ・ブルーノブロンズ像があり、広場の暗い歴史を今でも語っています。ローマっ子も大好きな広場は、ローマの雰囲気を体いっぱいに感じられる下町のようなスポットです。
■ロトンダ広場(Piazza della Rotonda)
ナヴォーナ広場から東に約300mのパンテオン前にある広場です。オベリスクがあり、古代ローマのイシス神を祀ったカイロ郊外の「イセウム神殿」から運ばれたといわれています。土台となっているイルカの噴水は4面にちょっと怖い人の顔とイルカの美しい彫刻が施されていますが、ちょっと笑いを誘います。夜の広場はまた一興で、パンテオン、オベリスク、噴水や石畳がオレンジ色にライティングされ、ストリートミュージシャンの音楽も流れます。ローマが舞台のオペラを披露してくれることもあるようです。これぞ“ローマ”といった雰囲気を感じる広場はパンテオンと合わせて楽しみたいスポットです。
■ムーア人の噴水
イタリア・ローマのナヴォーナ広場には「四大河の噴水」をはじめとする3つの噴水があります。ご紹介するムーア人の噴水はこのうちの1つ。
「ムーア人」とは北アフリカのベルベル人のことで、オバケイルカと戦うムーア人と口から水を出す複数のムーア人の彫像が配されています。これは他の2つの噴水と同じく、バロック芸術の巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニがデザインしたもの。
現在、ユーモラス表情の彫像を配した噴水の周りには多くの人々が集まります。広場にはレストランやカフェがたくさんあるので、テラス席から眺めることもできます。
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ナヴォーナ広場周辺でおすすめの観光スポットさらに紹介!
■サンティーボ アッラ サピエンツァ教会
■グラディエーター博物館
グラディエーター(剣闘士)とは、古代ローマ時代に闘技場で見せ物として戦っていた戦士たちのこと。ラッセル・クロウ主演の2000年の同名のハリウッド映画で、世間的にも知名度が増したところです。
イタリア・ローマ中心部にあるグラディエーター博物館では、紀元前6世紀〜西暦4世紀頃に剣闘士が使ったヘルメット、甲冑、武器、敵を脅かすために音を出すベルトなどのレプリカを展示しています。展示では武器防具類の製造法や維持方法についても説明。当時の文化を学ぶことができます。
この施設は「ローマ歴史研究グループ」が主催するもので、近くでは同グループによる「グラディエーター養成講座」が行われています。
■ラボッティチェッラ
イタリア・ローマの有名な観光地であるフォロ・ロマーノの近くに位置するトラステヴェレは古い街区ではあるものの「庶民的な下町」と形容されるエリア。夜遅くまで営業するピッツェリアやトラットリアが軒を連ね、ローマの「ナイトライフの中心地」とも言われるところです。
ローマに行ったなら、ピッツアやカルボナーラをはじめとする絶品グルメをぜひ味わってみてください。
ラボッティチェッラ(La Botticella)は、そんなトラステヴェレにあるオステリア。1995年のオープン以来、オーナーのジュリア氏が提供する伝統的な郷土料理が大人気です。
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※2024年3月29日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。