古くから浅草寺の門前町として栄えてきた浅草は、今では古き良き時代の江戸の風景を残す、東京有数の観光スポットとなっています。地下鉄やバスなど交通の便も良く、連日、日本だけではなく海外からの観光客でもにぎわっています。大きな赤い提灯が目印の雷門から始まる、浅草寺の参道・仲見世通りには多くの土産物店、雑貨屋、菓子店が立ち並び、歩くだけでも楽しめます。浅草には観光におすすめの年中行事も多く、春には隅田川公園桜まつり、五月には浅草三社祭、夏にはほおずき市、浅草サンバカーニバル、そして秋には酉の市など、一年を通して見どころに事欠きません。
そこで今回は、浅草に立ち寄ったら必ず買いたいおすすめのお土産をご紹介します。どれも差し上げて喜ばれる物ばかりですので、ぜひ参考にしてください。※文中での料金は2017年7月に算出したものです。
目次
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浅草のお土産 お菓子編
■手古舞(常盤堂雷おこし本舗)
最初におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「手古舞(常盤堂雷おこし本舗)」。浅草寺の雷門をその名の由来に持つ、浅草土産の定番ともいえるのが「雷おこし」で、創業250年余りの老舗和菓子屋「常盤堂雷おこし本舗」がまさに雷門のすぐ横にある店舗で販売しています。「手古舞」は店を代表する定番の雷おこしである白砂糖と黒糖の上磯部おこしと、抹茶・胡麻・桜・大豆などバラエティ豊かな味が楽しめる詰め合わせで、個別包装になっているのでバラマキ用のお土産としても重宝します。
■芋ようかん・あんこ玉詰合せ(舟和)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「芋ようかん・あんこ玉詰合せ(舟和)」。芋問屋を営んでいた創業者が作り上げた浅草名物の芋ようかんと、あんこ玉の両方が楽しめる贅沢な詰合せです。芋ようかんは砂糖と芋だけで作られた素朴で優しい味わいで、あんこ玉は小豆・白いんげん・抹茶の定番だけではなく、コーヒーやオレンジなど変わり種の味も選べます。保存料などの添加物を使っていない半生菓子のため日持ちはしませんが、家で待つ家族用やビジネス用の手土産として喜ばれています。
■栗入り芋きん(満願堂)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「栗入り芋きん(満願堂)」。浅草満願堂の看板商品である、さつま芋で作られたきんつば「芋きん」に栗を練り込んで作った、ひと味違う美味しさが楽しめる芋のきんつばです。「芋きん」の消費期限は24時間ですが、「栗入り芋きん」は1個ずつ小箱に入れた日持ちのする特別な個包装形態になっているため賞味期限は60日間あります。浅草観光後、すぐには会って渡せない相手へのお土産としても便利です。
■あんみつ(榮太樓總本鋪)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「あんみつ(榮太樓總本鋪)」。東京の老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」の日本橋本店にある喫茶室から生まれた味ですが、今や浅草土産としても人気の商品です。自宅の冷蔵庫で冷やして食べられるお土産用のあんみつには、パイン・白桃・黄桃・みかん・チェリー・葡萄・ラフランスという果物も贅沢に入っており、こどもから大人まで、誰にでも喜ばれるお土産として重宝されています。
■どら焼き(亀十)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「どら焼き(亀十)」。東京三大どら焼きの一角を担う老舗の人気和菓子店「亀十」は、雷門の近くにあります。1日3000個限定のどら焼きは、白あんと黒あんの2種類があり、あえて焼きムラをつけたふわふわのスポンジのような生地と、たっぷり入ったあんこのハーモニーが絶妙です。行列に並ぶ覚悟は必要ですが、それだけになかなか手に入らない貴重な浅草土産として喜ばれるはずです。
どら焼き(亀十)
- お土産を買える店舗:亀十
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■人形焼みこし(常磐堂雷おこし本舗)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「人形焼みこし(常磐堂雷おこし本舗)」。明治時代に東京・人形町で、カステラ生地と餡を組み合わせて誕生した和菓子が人形焼です。今では浅草土産の代名詞的な銘菓として有名で、食べ歩き用としても人気です。「人形焼みこし」は個別包装の8個入りで、中の餡は人形焼の定番であるこしあんとつぶあん、そしてカスタードから選べます。賞味期限は製造日から約40日間です。
■浅草ラスク(浅草RUSK)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「浅草ラスク(浅草RUSK)」。和菓子店の多い浅草で、あえて洋菓子のお土産を開発した「浅草ラスク」が、和菓子の名店に肩を並べるために、味に特徴があるのに食べ飽きないラスクとして作ったオリジナル商品です。大量のバターを惜しげもなく使ったからこその芳醇な風味と、絶妙な焼き方でサクサクに仕上がった絶品ラスクは各メディア等でも数多く取り上げられています。
■人形あられ(江戸銘菓)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「人形あられ(江戸銘菓)」。浅草らしさにあふれる、和の香り漂うかわいいお土産として人気の一品で、豆菓子と細長いあられを頭と胴に見立て、こけしがプリントされたフィルムで巻いて仕上げています。フィルムを開いて食べるのがちょっともったいない気もしてしまいますが、小さなお菓子なのでお茶うけにも重宝します。お渡した相手の笑顔を誘ってくれるお土産です。
人形あられ(江戸銘菓)
- お土産を買える店舗:浅草のお土産屋
- 参考価格:2,480円
■かりんとう(小桜)
次におすすめする浅草のお土産(お菓子編)は「かりんとう(小桜)」。東京三大かりんとうの一つと言われる「かりんとう小桜」の本店は浅草にあります。職人手作りのかりんとうは、白砂糖・黒砂糖・胡麻・メープルなど味も豊富で小袋包装されており、日持ちもします。、詰め合わせでは太めと細め、それぞれのかりんとうの食感の違いも楽しめます。紺地に桜の花びらというシックで高級感のある包装紙なので、あらたまった席への手土産としてもよく使われています。
かりんとう(小桜)
- お土産を買える店舗:小桜浅草本店
- 参考価格:756円
浅草のお土産 食品編
■ジャンボメロンパン(花月堂)
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次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「ジャンボメロンパン(花月堂)」。夕方4時前には売り切れてしまうことの多い、浅草土産として名の通った「ジャンボメロンパン」は、通常のおよそ3倍の時間をかけて発酵させることでふんわりしたパン生地を作り、それをサクサクの食感のクッキーが包み込み絶妙の味のハーモニーを奏でています。保存料などは一切使用していないため消費期限は翌日の午前中までですが、浅草土産として必ず喜ばれる一品です。
■若煮佃煮詰合せ(海老屋總本舗)
次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「若煮佃煮詰合せ(海老屋總本舗)」。東京土産として有名な佃煮ですが、浅草にある佃煮の名店が「海老屋總本舗」で、2代目店主が関西に修行に出たことで、上方料理の良さを取り入れた味わい深いやや甘口の佃煮が生まれました。「若煮佃煮詰め合わせ」は、あさり・しらす・たらこや昆布など、ご飯のお供としてだけではなく、おつまみとしても重宝する佃煮セットで、幅広い世代向けのお土産として喜ばれています。
■七味唐辛子(やげん堀)
次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「七味唐辛子(やげん堀)」。浅草の観光スポットである仲見世通りに交差する新仲見世通りにある「やげん堀」は、日本独自の香辛料である「七味唐辛子」の老舗です。「七味唐辛子」は唐辛子の辛味に胡麻や山椒、麻の実などが複雑に混ざった味わい深さだけではなく、漢方の薬効もヒントにして作られた世界に類を見ない調味料で、「やげん堀」では辛さも大辛・中辛・小辛から選べます。
■浅草海苔(片山園)
次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「浅草海苔(片山園)」。江戸時代、隅田川では海苔が採れたそうで、当時の浅草で盛んだった紙漉きの製法を取り入れて生まれたのが「浅草海苔」です。隅田川での漁業が禁止されてからもその製法で作られた高級海苔は「浅草海苔」の名を残し、浅草名物のお土産として親しまれています。地元の料亭などでも使用されるおいしい海苔は、一味違う浅草土産として人気があります。
浅草の寿司屋でも使われる 浅草のり
- お土産を買える店舗:浅草のお土産屋
■浅草むぎとろ茶そば(浅草むぎとろ)
次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「浅草むぎとろ茶そば(浅草むぎとろ)」。隅田川沿いにある麦とろの老舗「浅草むぎとろ」が販売する商品で、そば通の人も満足させるコシの強い麺に、静岡県産抹茶と山芋を練り込んだ茶そばと、店自慢の麦とろがセットになっています。専用のつゆもついているので、名店の味を家庭で手軽に楽しめる浅草土産として人気で、乾燥麺のため賞味期限は1年あるので、帰省など遠方の方への手土産としても人気があります。
■塩ひつまぶし(浅草うな鐵)
次におすすめする浅草のお土産(食品編)は「塩ひつまぶし(浅草うな鐵)」。「浅草うな鐵」は初めて江戸仕立てのひつまぶしを提供した店として知られる店で、浅草駅前にある本店ではお土産用として冷凍の「塩ひつまぶし」を販売しています。「塩ひつまぶし」は特製塩だれで焼いた独特の味わいのある一品で、販売しているのは「浅草うな鐵」本店だけという貴重な品です。冷凍なので賞味期限は60日間あり、家で温め直せば老舗鰻店の味が家で手軽に楽しめます。