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【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

連日多くの観光客で賑わう、日本有数の観光地である京都。京都には多くの歴史スポットや寺社があり、さまざまな国の人からはもちろん大人から子どもまで、たくさんの人に愛されている街です。そんな京都へ旅行したい、という方も多いでしょう。ですが見どころが多すぎて、どこに行こうか迷ってしまうかもしれません。そんな方のために、今回は石庭で有名な龍安寺をご紹介します。 龍安寺は京都の右京区にあり、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている由緒ある寺です。美しい石庭が有名で、連日多くの方がその石庭を見ようと訪れます。のんびりと静かな寺のなかで庭を眺めていると、心が洗われた気分になることができるのです。パワースポットでリフレッシュしたい方には、特におすすめの観光スポットです。

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龍安寺の概要

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

多くの人が訪れる人気観光スポット・龍安寺

龍安寺は、京都にある臨済宗妙心寺派の寺院です。妙心寺は龍安寺の近くにあるので、一緒に観光するといいかもしれません。仏教寺院の称号である山号は「大雲山」で、開基と呼ばれる創始者は細川勝元、初代住職である開山は義天玄承です。創建されたときはとても大きな寺だったようです。

龍安寺を有名にした石庭、「龍安寺方丈庭園」は国の史跡及び特別名勝地に指定されています。また、1994年に「古都京都の文化財」として、清水寺や仁和寺、鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)とともに世界遺産にも登録されました。のんびりと石庭を眺めて心身ともにリフレッシュしたい方には特にぴったりの観光名所です。

龍安寺の歴史

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

応仁の乱では多くの寺社が焼失した ※写真はイメージ

龍安寺の歴史は、室町時代にまでさかのぼります。1450年、細川勝元が徳大寺公の山荘を譲り受け寺とし、初代住職として妙心寺の義天玄承を迎え、開山に至りました。これが龍安寺の歴史の起こりです。ですが1467年に勃発した応仁の乱によって、龍安寺は焼失してしまいます。この戦乱の主戦場となった京都では多くの寺社が焼けてしまい、龍安寺付近にある金閣寺や仁和寺、嵐山の天竜寺や祇園に近い知恩院なども被害を受けいています。ちなみに創始者である細川勝元は、応仁の乱の際東軍の総大将を勤めたことでも知られています。

1499年になり、細川勝元の息子である細川政元のもとで龍安寺は再興されました。その際妙心寺の僧であった特芳禅傑が尽力したため、特芳禅傑は「中興開山」となっています。また、現在の有名な「龍安寺の石庭」が作られたのもこの再興時だとされています。戦国の世では多くの人が龍安寺を訪れるようになり、織田信長や豊臣秀吉も足を運びました。その際残した秀吉の制札が、いまも残されています。

江戸時代になった1797年に起こった火災により、龍安寺の方丈、開山堂、仏殿は再び焼失してしまいます。その後日本は明治維新を迎え、廃仏毀釈によって多くの仏寺が存続の危機を迎えました。ですが1975年、イギリスのエリザベス2世が日本を訪問し、龍安寺の石庭を絶賛したことによって、龍安寺は多くの人に知られ大切に保護されるようになりました。

龍安寺の見どころ

龍安寺境内の建物

龍安寺の本堂である方丈は、「龍安寺本堂 附 玄関」の名称で重要文化財に指定されています。方丈は1606年に織田信長の弟・信包によって建立されましたが、1797年に焼失してしまい、西源院の方丈が移築されました。現在の方丈は、この移築されたものです。方丈はかつては襖絵が70枚以上あったのですが、廃仏毀釈の際に売られてしまいました。現在あるものは、故皐月鶴翁が5年がかりで描いたとされる龍と金剛山の襖絵です。

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

方丈のとなりには、庫裏(くり)と呼ばれる建物があります。本来は「寺の台所」を指す場所ですが、玄関としても使われていました。1979年に方丈とともに焼失してしまい、その直後に再建されました。禅宗寺院建築の特徴でもある木組と白壁の美しい構成が魅力です。庫裏の前には石段がありますので、ベビーカーや車椅子を利用している方は寺の方に声をかけ、ちがう道を案内してもらうといいでしょう。

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

方丈の裏側には、蹲踞(つくばい)と呼ばれる手水鉢があります。茶室のとなりにあり、茶室に入る前に手と口を清める際に使われました。周りには「吾唯足知」(われただたることをしる)と刻まれています。禅の格言でもあり、茶道の精神にも通ずる「際限のない欲望にとらわれず満足することを知り心豊かに生きる」ことを意味しています。4文字の漢字すべてに「口」という文字が入っていて、水穴を「口」に見立てると漢字として読めるようになっています。

石庭の先には、勅使門という門があります。重要文化財に指定されていて、こちらも1797年に一度焼失しています。現在の勅使門は、1975年に移築された西源院の唐門です。エリザベス2世夫妻が龍安寺を訪れた際、この勅使門を通って方丈から石庭をご覧になりました。

龍安寺観光といったら「石庭」は外せない

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

多くの人に愛されている龍安寺の石庭

龍安寺といったら石庭です。幅25メートル、奥行き10メートルの広さの庭一面に、白砂が敷き詰められています。石庭を囲っている油土塀は、遠近法を使った目の錯覚で庭が広く見えるように設計されています。

石庭のなかには、東から5、2、3、2、3個、合計15個の石が置いてあります。石庭をどの角度から見ても必ず1つの石が見えず14個しか見ることが出来ない不思議な造りになっています。その配置もまた、龍安寺の石庭を有名たらしめている魅力のひとつです。この石の配置を7+5+3と解釈して「七五三の庭」と呼ばれたり、「虎の子渡し」という中国の逸話に基づいて「虎の子渡しの庭」と呼ばれることもあります。

ぜひいろいろな角度から見て、石の数を数えてみてください。石庭の奥深さを味わうことができます。

桜の時期は特に人気で、石庭へ向かって垂れる枝垂桜はとても風情があり、いつもよりさらに情緒深い景観を味わうことができます。

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かつては石庭よりも注目された庭園

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

紅葉の時期の龍安寺は特に美しい

龍安寺は石庭で有名ですが、庭園もとても美しくしつらえてあります。庭園は鏡容池を中心とした回遊式庭園で、境内の南半分を占める大きさを誇ります。平安時代には、この池で貴族が舟を浮かべて遊んでいたそうです。江戸時代ではオシドリの名所で知られるようになり、龍安寺は石庭よりも庭園で有名でした。鏡容池の弁天島には、豊臣秀吉が礼拝した弁財天が祭られています。こちらもぜひチェックしておきましょう。

庭園には四季折々を彩るさまざまな草花がありますが、紅葉の時期は特に美しく、龍安寺は多くの人でにぎわいます。紅葉シーズンに京都観光を考えている方は、ぜひ龍安寺も候補に入れてみてください。

御朱印

寺社めぐりが好きで、御朱印を集めている方も多いかもしれません。特に京都へ行くのであれば、多くの御朱印を集めたいものです。龍安寺でも、ほかの寺と同じく御朱印をいただくことができます。墨書は「石庭」で、印はさきほど紹介した「吾唯足知」です。御朱印を拝受したあと、御朱印とともに蹲踞(つくばい)や石庭の写真を撮ると、さらにいい思い出になるでしょう。

龍安寺へのアクセス

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【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

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龍安寺は、京都駅からやや離れたところにあります。京都駅からバスで行く場合、市バスの50番系統に乗り、立命館大学前で下車します。所要時間は約1時間。バスを降りてから龍安寺までは、徒歩10分少々かかります。また、京都駅から「金閣寺道」までバスで向かい、そこから59系統で「龍安寺前」で下車することも可能です。ほかにも、JR京都バスを利用できます。その際は京都駅から40分程度で「龍安寺前」まで行くことができますが、本数が少ないので事前に調べておきましょう。

電車で行く場合は、京都駅からJR嵯峨野線で5駅先の太秦駅へ向かいます。太秦駅から徒歩5分少々で撮影所前駅に到着しますので、そこから京福電鉄北野線に乗り「龍安寺駅」で下車しましょう。乗車時間は約10分で、龍安寺駅からは徒歩15分程度です。

早さと楽さを求めるのであれば、電車+タクシーがおすすめです。京都駅からJR嵯峨野線に乗ると約11分で花園駅に着きますので、そこからタクシーに乗るのが一番楽に到着できるでしょう。龍安寺は山の中にありますので、立命館大学前、龍安寺駅で下車すると、かなりの坂道が続きます。足腰に自信がない方はバスで「龍安寺前」まで行くかタクシーを使うことをおすすめします。

龍安寺周辺の観光地

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

龍安寺から金閣寺へは徒歩圏内

龍安寺の周辺には、多くの有名観光スポットが点在しています。特に人気なのが、金閣寺、龍安寺、仁和寺という3つの世界遺産を巡ることができる「きぬかけの路」を歩くコースです。約2.5キロの観光道路で、散歩しながら観光したい、のんびり京都の雰囲気を味わいたい、という方にぴったりです。

金閣寺は修学旅行でもおなじみの、言わずと知れた人気観光地です。征夷大将軍であった足利義満が政治を執り行っていたのが金閣寺で、金閣寺放火事件は三島由紀夫の『金閣寺』という小説のモチーフになったことで有名になりました。黄金色に輝く華麗な金閣は、京都に訪れたらぜひ見ておきたい舎利殿です。

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

仁和寺は桜で有名

仁和寺は、御室桜で有名な格式高い寺院です。桜ごしに見える五重塔の景観が楽しめることでも観光地として人気になりました。中門内の西側には御室桜の林があり、御室桜は背丈が低く、目線の高さで桜をめでることができるのが特徴です。遅咲きなので、桜の時期に間に合わなかった場合でも、もしかしたらまだ咲いているかもしれません。

仁和寺のすぐ前には御室仁和寺駅があり、京福電鉄で帷子ノ辻駅まで行き、1度乗り換えて嵐山まで行くことができます。京都駅からアクセスがいい金閣寺まで行き、そこから龍安寺、仁和寺と行って嵐山を観光するのは、鉄板コースです。

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

見どころたっぷりの総本山・妙心寺もおすすめ

また、龍安寺は臨済宗妙心寺派なのですが、大本山である妙心寺も同エリアにあります。とても大きな寺社で見ごたえたっぷりです。山内塔頭である桂春院は通年公開されており、方丈は京都府の指定有形文化財に指定されています。同じく山内塔頭の退蔵院はとても美しい庭園で有名です。時間があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

龍安寺を観光して心身ともにリフレッシュ

【京都】龍安寺の観光ガイド:見どころからアクセスまで詳細解説

心を癒してくれる美しい石庭

有名な庭園はもちろん、美しい庭園や特徴的な御朱印など、魅力がたくさんある龍安寺。まわりには多くの観光地が点在しているので、金閣寺や仁和寺から歩いたり嵐山へ行く前に立ち寄ったりと、観光プランに組み込みやすい立地もうれしいですね。

京都へ訪れる際は、ぜひ龍安寺に立ち寄ってみてください。心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。

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