【山形】美味しいものだらけの山形で買うグルメ・酒のお土産２９選

東北の日本海側に位置する山形県は、東京から山形新幹線で3時間ほどのところにあります。山形は海に山にと豊かな自然に恵まれていることからさくらんぼに代表される果物の収穫量も多く、山形の自然の恵みを素材にした銘菓も種類豊富に揃っているほか、厳しい冬の寒さが育む銘酒作りの里としても知られています。

今回はそんな山形で有名なおすすめのお土産をご紹介していきます。山形県内限定品や、見つけたらすぐに購入しておかないとなかなかお目にかかれない幻の品などもあるので、訪れる前にあらかじめお土産一覧をチェックしておけば、現地でスムーズに買い物ができるはずです。気に入ったものがあったらぜひ現地でお土産に買ってみてください。※料金は2017年7月に算出したものです。

山形のお土産洋菓子・スイーツ編

■旬香菓（杵屋本店）

最初におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「旬香菓（杵屋本店）」。山形県で1811年（文化8年）創業の老舗菓子店・杵屋本店の、山形土産の定番としても有名な大人気のゼリーです。第22回全国菓子大博覧会で最高賞を受賞したこともあり、山形の旬の味覚・さくらんぼとラフランスがたくさん入りフルーツの美味しさが感じられる銘菓です。口当たりがなめらかで食べやすく、こどもからお年寄りまで幅広い年齢層に好まれています。

■ほわいとぱりろーる（清川屋）

次におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「ほわいとぱりろーる（清川屋）」。山形土産として大人気の「清川屋」の純白のロールケーキ「ほわいとぱりろーる」はパティシェ達が1本ずつ手作りしており、スポンジは卵黄やバターは一切使用せず、山形産の新鮮なミルクでコクを出しているためもっちり、しっとりで、中に詰まっている生クリームは口に入れたら一瞬で溶けてしまいそうなほど柔らかいのが特徴で、多くのマスコミでも取り上げられている話題の洋菓子です。

■ラスクフランス（シベール）

3番目におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「ラスクフランス（シベール）」。山形を代表する洋菓子店「シベール」が作る人気のお菓子です。ラスクのためだけに焼いたフランスパンの上に北海道産フレッシュバターとグラニュー糖を振りかけており、サクサクとした食感とバターの風味が感じられます。プレーン味の他にショコラ、ブルーベリー、ガーリック、メープル味もあります。個包装のものも売っているのでお土産に最適です。

■最上川あわゆき（ぱんどら）

4番目におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「最上川あわゆき（ぱんどら）」。「ぱんどら」は山形県に2店舗ある和洋菓子店で、「どらやきやロールケーキ」などと並んでお土産用としても人気なのが「最上川あわゆき」です。メレンゲで作られたスポンジに生クリームと北海道産の皮むきあんを挟んだ「あんこ」と、ちゃ豆のずんだを挟んだ「ずんだ」の2種類があるほか、和三盆を使って中に和栗を挟んだ「和栗」もあり、お土産用には3種類の味が各4個入った詰め合わせが人気です。

■樹氷ロマン

5番目におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「樹氷ロマン」。山形の定番土産のひとつで、県内の土産店ならどこでも販売されており、山形県名産品品評会第1回で金賞受賞経験があります。蔵王の樹氷をイメージして作られたもので、硬めの香ばしいクッキーでホワイトチョコレートをサンドしています。サクサクとした食感がくせになる、お茶にもコーヒーや紅茶にも合うお菓子です。

■おしどりミルクケーキ（日本製乳）

6番目におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「おしどりミルクケーキ（日本製乳） 」。「日本製乳」は山形県高畠町に1919年に創業した会社で、「おしどりミルクケーキ」は同社の看板商品にして山形県を代表するお土産品の一つになっています。加糖練乳にカルシウムを加えた板ガムのような形のお菓子で、ミルクの優しい甘さとサクサクとした食感を楽しめます。カルシウムたっぷりなのでこどものおやつにもおすすめの商品です。

■だだっ子プリン（清川屋）

最後におすすめする山形のお土産(洋菓子・スイーツ編)は「だだっ子プリン（清川屋） 」。「清川屋」は山形県鶴岡市に本店を構える菓子店で、「だだっ子プリン」は山形県鶴岡産のだだちゃ豆を贅沢に使用したプリンで、雑誌やテレビなどのメディアでも取り上げられている話題のスイーツです。なめらかな口当たりとだだちゃ豆の豊かな風味、しつこくないすっきりとした甘さが絶妙なバランスです。6個入りの物はお土産用にも、贈り物としても人気です。

山形のお土産和菓子・和スイーツ編

■生どら焼き（榮玉堂）

最初におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「生どら焼き（榮玉堂） 」。「榮玉堂」は江戸末期創業の老舗和菓子店で、「生どら焼き」は同店の看板商品の一つです。ふわふわの生地に北海道十勝産小豆を使用した自家製あんをたっぷり挟んだもので、中のあんは小豆以外にもモンブラン、生チョコ、スイートポテト、生クリーム、カマンベールクリームなどさまざまな味が楽しめ、山形の定番土産として人気の和菓子です。

■わらびもち（腰掛庵）

次におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「わらびもち（腰掛庵） 」。「腰掛庵」は山形県天童市に店を構える老舗和菓子店で、「わらびもち」は店の中でも人気のお菓子で、地元の人に長年愛され続けており、ぷるんとやわらかな食感ととろける口溶けを楽しむことができる銘菓です。お土産としても人気で、商品がなくなり次第終了してしまうので、早めの時間に訪れるか、確実にゲットしたい方は事前に予約をおすすめします。

■だだちゃ餅（十一屋）

3番目におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「だだちゃ餅（十一屋） 」。「十一屋」は山形県山形市に本店を構える店で、創業200年以上の歴史のある老舗店で、同店で人気なのが「だだちゃ餅」です。山形県産の古代米でだだちゃ豆を潰したものを包んだ餅菓子で、味の濃い枝豆の王様・だだちゃ豆の旨味を存分に楽しめます。本店は1階が土産店、2階がレストランになっているので、お土産購入だけではなく、食事も楽しめます。

■古鏡（こきょう/木村屋）

4番目におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「古鏡（こきょう/木村屋） 」。「木村屋」は1887年創業の山形県鶴岡市に本店を構える店で、山形県初のパン屋としても知られています。「古鏡」は求肥もちの入ったお菓子で、羽黒山鏡池から発見された古鏡の形をしている、長年地元の人に愛されてきた和菓子です。周りはしゃりしゃりとした砂糖で、中身は甘さ控えめの粒あんと求肥もちです。鶴岡市の本店だけではなく、山形県内の支店などでも購入できます。

■乃し梅（佐藤屋）

5番目におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「乃し梅（佐藤屋）」。「佐藤屋」は山形市十日町にある1821年（文政4年）創業の和洋菓子の老舗店で、「乃し梅」は佐藤屋を代表する和菓子で、砂糖と寒天、山形産の完熟梅を使った銘菓です。和菓子職人が手作業で作り上げたお菓子は梅の甘い香りと爽やかな酸味を感じられます。お土産にもおすすめの「乃し梅」は、本店のほか山形市内の支店、デパートなどで購入できます。

■紅花ふうき豆（でん六）

6番目におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「紅花ふうき豆（でん六）」。鈴木伝六さんが創業した「でん六」の「紅花ふうき豆」は、皮をむいた青えんどうを一粒ずつを丁寧に炊き上げた和菓子で、青えんどうをふかすという言葉から「富貴（ふうき）豆」と呼ばれるようになりました。甘納豆とは異なる豆の口当たりと上品な甘さが感じられ、そのほどよい甘さはお茶うけにもピッタリで、山形県観光土産品公取協認定品にもなっています。

■オランダせんべい（酒田米菓）

最後におすすめする山形のお土産(菓子・和スイーツ編)は「オランダせんべい（酒田米菓）」。「酒田米菓」は山形県酒田市にある、1951年創業の米菓を中心とした製造会社です。同社を代表する「オランダせんべい」は、厚さ3mmの薄焼きのせんべいで、山形県庄内産のうるち米を使って焼き上げています。商品名のオランダは国の名ではなく、庄内地方の方言で「私たち」のことを「おらだ」ということに由来しています。「酒田米菓」では本社・最上川工場を一般に公開しており、工場見学を楽しんだ帰りに購入することもできます。

山形のお土産グルメ編

■玉こんにゃく

最初におすすめする山形のお土産(グルメ編)は「玉こんにゃく」。山形のソウルフードのひとつにもなっている「玉こんにゃく」は、山形の家庭で年間10kg近く食べられているといわれています。「玉こんにゃく」は直径3センチくらいの丸いこんにゃくをダシ醤油で煮込んだもので、ほとんどが串に刺して売られています。山形県内の主要な観光スポットなどで販売されているので、一度食べてみてはいかがでしょうか。