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■2023年のフジロック
開催日:2023年 7月28日(金) 29日(土) 30日(日)
開催場所:新潟県湯沢町苗場スキー場
■フジロックの魅力について
フジロックは今でこそ新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されていますが、発足当初は、富士山が一望できる山梨県富士天神山スキー場にて開催されていたので「フジロック」と言うのです。
数あるロックフェスティバルの中でも、緑に囲まれたスキー場という大自然の中で、出演者と参加者の双方が、自然体で音楽を楽しめます。その気持ちよさにフジロックだけは毎年外せないというリピーターもたくさんいます。
目的のアーティストのステージを楽しむこと、新しい音楽や好みの音楽を発見すること、一期一会のパフォーマンスを直に体験できることなど、たくさんの魅力があります。お年寄りや足の不自由な人、子供連れの人まで楽しめるサポートが完備されていることもフジロックの魅力です。
また、フジロックは「ゴミゼロナビゲーション」という環境保全活動にも力を入れていて、参加者が会場だけではなく、最寄り駅のゴミもかたずけて帰るといった、世界一クリーンな音楽フェスも目指しています。
ミュージシャンだけでなく”フジロック”として愛されている
一部のアーティストを目的として参加する人も当然いますが、それだけではない、一期一会の感動がフジロックにはあります。参加するミュージシャンのファンとは別に、フジロック自体にファンがついています。
先行販売されているフジロックのチケットは、出演者が決まる前に売り切れることがあります。それだけフジロックという環境が特別で、出演するミュージシャンについても信頼がおかれている音楽祭です。
誰もが楽しめる幅広いナンバー
次にいつ見られるかわからない様な世界的なミュージシャンから、まだそれほど有名ではない若手ミュージシャンまで、世界中からフジロックには高品質の音楽が集います。参加しているミュージシャンの年代やジャンルも幅広く、誰が訪れても楽しめるナンバーがそこかしこで繰り広げられています。
パワーを感じる若手の演奏
世界各地の多種多様な音楽が流れていて、フジロックは若手の登竜門ともされています。パワーあふれる若手の実力が試される場所で、参加している若手ミュージシャンのその先を賭けた演奏は、メジャーバンドの演奏にも劣らず、伝説になる瞬間に立ち会えるかもしれませんよ。
音楽を聞くだけに留まらない楽しさ
フジロックでは、積極的にステージ前に詰めなくても、家族やグループのんびり過ごしながら、聞こえてくる音楽に癒されるといった楽しみ方もできます。
子供用アスレチックがあったり、会場全体を見渡すことができる日本最長のゴンドラに乗ったり、世界各国の音楽を体験・演奏できるような催しも行われているので、誰もが自由に楽しく過ごせます。
開催中は、約100店舗におよぶ屋台が会場のあちこちに出展していて、グルメを楽しむのも外せないポイントです。世界各国のバラエティーに富んだおいしい食べ物があり、3日間参加してもすべて食べきれないほどの種類があります。
前夜祭から大盛り上がり
毎年行われるフジロック前夜祭も人気があります。無料で楽しむことができる盆踊りや花火大会、豪華な賞品が当たる抽選会、さらにアーティストのライブまで無料で楽しめます。前夜祭にしか登場しないアーティストも存在し、地元の人を中心としてフジロック同様に楽しまれています。
■フジロックで押さえておきたい基本のステージ
メイン野外ステージの「グリーン・ステージ」
グリーン・ステージは世界各国のビックアーティストが登場するメイン野外ステージのひとつです。収容人数は4万人以上となっていて、会場自体は腰かけたり、寝ころがったりしてリラックスして聞くこともできますが、有名アーティストのステージではオールスタンディングとなる場合が多いです。
グリーン・ステージ後方には、体の不自由な人、体調を崩された人、子供や妊婦を連れた人に向けて専用テントが設置されています。ステージのすぐ近くには、子供が遊べる「キッズランド」があり、アスレチックやミニステージを楽しむこともできます。
裏メインと呼ばれる「ホワイト・ステージ」
ホワイト・ステージは収容人数約1万5000人という2番目に大きい野外ステージで、実力派のバンドが登場します。夜間のホワイト・ステージが大きな見どころで、森の中に幻想的なステージが演出され、伝説に残るような演奏もよく発生しています。
また、ホワイト・ステージに近い場所には、フジロックで有名な飲食店「ところ天国」があります。看板メニューの「天国バーガー」が絶品で、近くに流れる浅貝川の清流に足を浸しながら、ハンバーガー片手に一休みするのがツウの過ごし方です。
唯一の屋内ステージ「レッド・マーキー 」
レッド・マーキーはフジロック入場ゲートに近い、フジロック唯一の屋内ステージです。収容人数は約5000人です。若手からベテランまで様々なバンドのステージを楽しむことができ、観客の盛り上がりも随一という常にハイテンションなステージ。夜間はDJのパフォーマンスを楽しむ、クラブハウスへと様変わりします。
平和的で多彩な音楽が奏でられる「フィールド・オブ・ヘブン」
フジロック会場の奥側に位置する隠れた大物が登場するステージで、世代も国籍も超えた多種多様な音楽が混在するブロックです。 平和的で多彩な音楽が、最もフジロックらしいと評価されることもあり、幅広い年代が集い独自の盛り上がりを見せています。
収容人数は約5000人となっています。
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■音楽以外も楽しめるアミューズメントゾーン
夜間限定のフリーブロック「ザ・パレス・オブ・ワンダー」
フジロック会場の入場ゲート前にある、チケットを持たなくても入場できる、夜間限定のフリーブロックです。開催時間は22:30から翌朝5:00まで、巨大なオブジェを中心として、サーカスを行うテントや異国間あふれるバーが出展し、日本ではないような雰囲気を体験できます。無料で朝まで踊るといったこともできますよ。
ブロック内の移動型の美しいテント「クリスタルパレス」や、隣接したブースの「ルーキー・ア・ゴー・ゴー」でさまざまなパフォーマンスが実施されます。「ルーキー・ア・ゴー・ゴー」は、若手ミュージシャンの登竜門として有名で、一般公募から選ばれた勢いあるインディーズバンドの演奏を楽しめます。
みんなの休憩所「オアシス」
様々な店舗が出店している、総合飲食ブロックです。オアシス内の夜間限定ステージ「苗場食堂」では、フジロック出演者のサイン会やサプライズライブ、DJプレイや大道芸などが開催されることがあります。料理やお酒が提供されており、深夜まで立ち入りできます。
悪天候でも安心の屋根付きフードコート「オレンジ・カフェ」
2016年から新設置された屋根付きの巨大なフードコートです。手ぶらで楽しめるバーベキューコーナーや参加演奏できるオープンステージがあります。雨が降っても屋根付きのテントで様々な屋台の料理を楽しめますよ。著名なミュージシャンやバンドの曲を演奏するトリビュート系バンドの演奏もあります。
■フジロックを楽しむための注意点
事前準備をしっかりと計画する。
フジロック会場は大変混雑しています。フジロックを回るスケジュールは、アーティストのステージを確認して、計画は余裕をもって立てておきましょう。迷子になった場合の集合地点なども事前に決めておくべきです。当日は大人でも迷子になる人が大勢います。
会場の気温差に注意する
フジロックは標高の高い夏山で開催されるため、山独特の気候の変化に注意が必要です。
天候が晴れている日中は、紫外線が強く暑いので日焼けや熱中症に注意が必要です。屋根がない場所で過ごす時間が多く、移動も多いので、こまめな水分補給をしましょう。また、山の天気は一瞬で変化しますので雨に対する対策も必要です。日が落ちた後の会場は、急激に気温が下がり夜間の山は、防寒具が必要なほど気温が下がることもしばしばです。
子供の場合は、疲れて寝てしまうと体温を奪われてしまいます。防寒対策を考慮しておきましょう。
トイレは早めにすませる
会場は簡易トイレがいたる場所に設置されていますが、トイレはたいてい混雑しています。したいときにするのではなく、事前に済ませるようにしましょう。我慢できない場合は、グリーン・ステージの後方に子供や妊婦の人、体が不自由な人専用のトイレが設置されています。係の人に呼びかければ、使用させてもらえる可能性がありますよ。
虫対策をする
会場は緑豊かなな場所なので多くの虫が飛んでいます。特に1日目は、大勢の人が虫よけ対策を施す前の自然な状態ですので虫が多いです。虫よけスプレーを用意して、肌はなるべく隠したほうが安全です。虫刺されで痛むような場合は、救護テントに向かいましょう。簡単な処置をしてもらえます。
救援テント(プライオリティ・テント)の場所を把握しておく
熱中症で倒れてしまった場合や、気分がすぐれない場合、けがをしてしまった場合に備えて、救護テントの場所はあらかじめ把握しておきましょう。救護テントは以下の各ステージの左側にあります。
・オアシスブロック インフォメーション隣
・グリーン・ステージ
・ホワイト・ステージ
・フィールド・オブ・ヘブン
■フジロック参加中の宿泊先について
■3つのキャンプエリア
メインのキャンプサイト
キャンプチケットを購入して入場する一般的なキャンプサイトです。会場に一番近く、キャンパーが大勢いる活気のある場所です。キャンプチケットを購入すれば3日間入場が可能です。女性専用エリアやキャンプよろず相談所も設けられていて、キャンプ初心者でも安心して利用できます。24時間利用可能なシャワー施設なども設置されています。
キャンプ道具は事前に会場まで郵送することもできるので、行きの荷物を減らせるのも便利ですね。
キャンプサイト「ピラミッドガーデン」
オフィシャルツアー参加者専用のキャンプサイトです。キャンプ用品の貸し出しもあり、キャンプ道具を持っていない人でも気軽に宿泊できます。ツアーバスの乗車場所より徒歩1分で、一般観光客のキャンプサイトの隣に位置しています。
ピラミッドガーデン内の建物はすべてピラミッドに関係する形をしており、キャンドル・アーティストの「Candle JUNEさん」が演出しているサウナなどもあります。レモングラスの香りが漂い、心地いい音楽が流れるスチームサウナはキャンプで過ごす時間を特別なものにします。サウナの使用には事前予約が必要ですので、お忘れなく。
オートキャンプ施設「ムーンキャラバン」
宿泊するキャンプの真横まで車で乗りつけることができる4泊専用の施設です。使用には専用のムーンキャラバンチケットが必要です。オートキャンプなので、フェス中に近隣まで車で移動できて便利かと思われますが、車の入出庫時間は、入庫12時~17時、出庫9時~12時に制限されていて、時間外は車の移動はできないので、注意してください。入出庫時間に間に合わなかった場合は、専用駐車場は無効となります。
そのほか、1区画(6m×6m)に制限されていますので、キャンピングカーなどの大型車の利用もできません。
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ペットについて
キャンプサイトの近くには犬と一緒に歩けるドッグランがあります。フジロック会場内に犬を連れてはいけませんが、キャンプサイトの近くを犬と一緒に散歩できます。放し飼いは認められていないので、首輪をして一緒にいる必要があります。会場内に入場する際は、犬をキャンプサイト内に括り付けておけばOKです。
■会場周辺の民宿やホテルなど
会場の苗場スキー場近辺の苗場・浅貝エリアには、素泊まりできるホテルや民宿が多くありが、予約は早い段階で埋まってしまいます。フジロックに参加する場合は、早めに宿泊施設を確保しておきましょう。
フェスの間は会場と越後湯沢駅をシャトルバスが走っているので、駅近辺のホテルや民宿も使用できますが、フジロックを100%満喫するためには徒歩圏内の宿泊施設がおすすめ。フジロックは昼夜問わず開催されるフェスなので、会場と宿泊施設を何度も行き来できると非常に便利です。苗場・浅貝エリアは温泉街のようなイメージで、大抵のことはエリア内で済ませられるので安心です。
昼に楽しんで、少し休憩してから夜を楽しむといった楽しみ方もいいですし、熱中症の心配のある昼間は涼しい施設内でゆっくりして、日が落ちる頃から活動開始するのもいいでしょう。体調管理は大切なことなので、夜遅くまで遊び尽くすのはキツイと判断したなら、少し離れたホテルでもゆっくりと休める場所を選ぶのももちろんアリです。
シャトルバスを利用して行き来する場合は、有名アーティストのステージの後などはシャトルバスが大変立て込みますので、その待ち時間も考慮して動くようにするといいでしょう。
■フジロックのチケットの種類と販売スケジュールについて
フジロックのチケットは、1日券と、3日通し券、7月30日時点で満22歳以下の方対象のUnder 22 チケットを販売しています。チケットは、1次先行、2次先行、一般販売という販売方法と早割という4種類の販売方法があります。早割はお得にチケットを購入できますが、3日間の通しチケット専用です。オートキャンプ施設「ムーンキャラバン」を使用するためのチケットや、1日券は1次先行以後に販売されます。
なお中学生以下は、保護所同伴に限り無料で入場できます。
早割チケット(1月後半から10日間前後、数量限定)
3日間通しチケット45,000円と駐車券、キャンプサイト利用券のみのインターネット販売です。
1次先行販売 2/3(金)〜3/2(木)
3日間通しチケット 49,000円
1日券 21,000円
Under 22 1日券 18,000円
2次先行販売 3/3(金)〜6/1(木)
3日間通しチケット 52,000円
1日券 22,000円
Under 22 1日券 18,000円
一般発売 6/2(金)~
3日間通しチケット 55,000円
1日券 23,000円
Under 22 1日券 18,000円
駐車券(フジロックのチケットと同時に購入)
5,000円(1日/1台)
※購入には2名様以上のフジロックのチケットが必要です。当日券の販売はしていません。
キャンプチケット
5,000円(開催期間中キャンプサイト入場可能です)
オートキャンプ施設「ムーンキャラバン」チケット
ムーンキャラバンチケットは、駐車場とキャンプサイトをセットで購入する必要があり単体販売はしていません。また、1日券、2日券もありません。
4輪車用チケット
専用駐車場 20,000円(1台)
+専用キャンプサイト券
+3日通し入場券のセット販売のみ
2輪車用チケット
専用駐車場 10,000円(1台)
+専用キャンプサイト券
+3日通し入場券のセット販売のみ
※値段はすべて2023年のものです。
■フジロックのアクセス情報
乗用車を使用する場合
車を使用してフジロックに参加する場合は、通常の駐車場を使用する方法と、キャンプサイトを使用する方法の2つがあります。それぞれの駐車場で専用のチケットを購入する必要があり、フジロックのチケット購入時に合わせて購入します。フジロック開催当日に駐車場チケットは販売されていませんので、注意してください。
さらに、駐車場チケット購入は2名以上のフジロックのチケットの購入も必須で、当日は2名以上で乗り合わせる必要があります。バイク、2輪車の場合は1名分のフジロックチケットで駐車場チケットの購入が可能です。
最寄りのICからの距離
・関越自動車道・月夜野ICで降りた後に国道17号線で約33km
・関越自動車道・湯沢ICで降りた後に国道17号線で約21km
各駐車場から会場までの所要時間
・場内第一 約徒歩数分
・場内第二 約徒歩20分
・白樺駐車場 約徒歩20分
・浅貝駐車場 約徒歩25分
・田代駐車場 約シャトルバス15分+約徒歩20分
・みつまた駐車場 約シャトルバス20分+約徒歩20分
・神立駐車場 約シャトルバス35分+約徒歩20分
オフィシャルツアーに参加する場合
日本全国の26ヵ所からフジロック会場まで直通のツアーも組まれています。ツアーの内容は、往復の交通手段+フジロックのチケットであったり、宿泊場所をプランに盛り込んでいるものなど、お得にフジロックを楽しめるツアー内容になっています。交通手段はそれぞれ、バス、電車、飛行機を利用したツアー内容が用意されています。人気が高いので早めに申し込むことが必須です。
電車の場合
JR・越後湯沢駅からはフジロック会場までシャトルバスが利用できます。シャトルバスの乗車料金は往路500円で、復路は無料です。運行本数が多いので、スケジュールを組みやすい便利な交通手段ですが、日帰りの場合は最終電車の時間を考慮して乗るようにしましょう。シャトルバスの乗車時間は、通常時で40分ほど、混雑時で1時間程度となっています。
■フジロック会場以外の便利な温泉施設について
フジロックキャンプサイトには無料のシャワー場が設置されていますが、参加者と設備のつり合いから、トイレ同様こちらも混雑が予想されます。シャワー場の奥にある苗場プリンスホテルの温泉(有料)はさらに混雑必至で、入浴するまで1時間以上待つ可能性があります。
苗場プリンスホテル内温泉
- 〒949-6292 新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
- 025-789-2211
- フジロック開催時:15:00~23:00
- 無休
- 入浴料:500円
快適に入浴したいのであれば、フジロック周辺にある温泉をいくつか覚えておくといいでしょう。おすすめの入浴施設を紹介します。
フジロック会場より徒歩圏内の温泉施設
日帰り温泉 雪ささの湯
日帰り温泉 雪ささの湯
- 〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町三国355
- 025-780-9500
- フジロック開催時:24時間営業
- 無休
- 入浴料:1,000円
キャンプサイトから徒歩で約15分の場所にある、24時間営業の日帰り温泉施設です。源泉かけ流しにごり湯が1日の疲労を解きほぐしてくれます。徒歩圏なので、こちらの温泉もある程度の混雑は覚悟しておきましょう。