おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)

ホテル・航空券の料金比較・予約サイト

大阪城ホールは楽しさいっぱいの体験ができる! 街と一体化したエンターテインメント施設

更新日: 2024年4月24日

広告

https://commons.wikimedia.org

「大阪城ホール」は、1983年10月に"大阪21世紀計画の幕開けイベント”の一つとして、大阪城築城400年を記念して建てられました。建設当初は、元々あった日本陸軍の軍事工場地でしたが、軍事工場建築物への保存運動などがありながらも建設され話題になりました。
アリーナは、大阪城公園内の緑や濠に囲まれたうつくしい景観のなかにあり、イベントを鑑賞に訪れたひとは、その美しい景色も楽しめます。また、ホールオープンに合わせ「大阪城公園駅」もオープンされ、駅からホールまで遊歩道で行けるようになっています。大坂の街には、楽しく遊べるスペースが多くあり、「大阪城ホール」にイベントに来たら、ぜひ立ち寄りたいスポットや美味しいお店なども。今回はそんな大阪城ホールについて、ホール施設や周辺の見どころを併せて紹介します。

本ページではプロモーションが含まれます
当サイトでは施設やサービス(以下、サービス等)の掲載にあたり、ページタイトルに規定された条件に合致することを前提として、当社編集部の責任においてサービス等を選定しおすすめアイテムとして紹介しています。

なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。

■建物を知る「大阪城ホール」のやさしいつくり

"調和のデザイン”大阪城ホール建築のやさしさ

大阪城ホールの建築には、やさしさを感じさせる配慮が、あちらこちらに見られます。周囲には、大阪城やその周りに自然豊かな公園があるので、景観を崩さないようデザインされています。ドーム屋根の高さは、大阪城の石垣より25m低くつくられています。ホール建物の周囲に使われている花こう岩は約22,000個もあり、これは大阪城の石垣と同じ石を使っています。

ホールにある美。散策したい、美しいスポット巡り

大阪城ホールの北にある玄関前には、円形噴水池とモニュメント照明塔のスポットがあります。噴水池は直径20m、照明塔高さ26mあります。照明塔は、ポール部・照明器ともに12面体で、ライトアップ時には、その12面体の輝きはとても美しいです。
また、日中のモニュメント照明塔も輝きが美しく目を楽しませてくれます。コンサート時の待ち合わせに利用されていて、場合によっては人が多すぎてなかなか待ち合わせ相手と会えないことも。

噴水前、レストハウス前には、女性の石像彫刻3体が、設置されています。石像は大阪芸術大学、河合隆三氏の作品で、「自由」「創造」「活力」を表現したものです。
ホール西側の周遊路は、とても開放感があるスペースです。特に平日の午前中は、人通りも少なく「憩う」のにおすすめのスペースです。

石碑を探索! シンボライズしたデザインを楽しむ

イベントに来場した時に大阪城ホールは、散策したい場所がたくさんあります。南棟前の駐車場横には石碑が2つ設置されていて、ひとつは1984年に「大阪都市景観建築賞特別賞」を受賞したときに贈られたものです。その石碑には「大阪城国際文化スポーツホール」と、大阪城ホールの正式名称が読みとれます。

そのそばには通称名称の石碑「大阪城ホール」が設置されています。この石碑は、お城の石垣とおなじ、花こう岩が使われています。
また、ホールのあちらこちらには、大阪城ホールのロゴマークデザインが、施されているフラッグを見られます。フラッグはホール内に40本たてられています。

ホール事務所前にある「楠」は、大阪市制100周年記念に植樹されました。ほかにホール北側入り口には、屋外サインが設置されています。このサインは、大阪国際空港の飛行機着陸時に、左側の窓から見られます。サインは北側のみに設置されていて、南側にサインを見ることはできません。

■機能性を知る「大阪城ホール」の設備のレベル

大阪城ホールは、設備機能を徹底的にこだわりました。もともと音環境には、問題意識をもっていて、音響デザインへの取り組みがありました。大阪城ホールの残響時間1.45秒という数字は、大型のホールでは画期的なレベルの数字です。そのために、天井材の内部への十分な吸音材を使用し、座席前面には布張りを施し、階段側面をカーペットにするなど、不必要な音の反響を極限までカットしました。

現在、大阪城ホールでライブ収録をしたテープは、そのままCDやDVD化することが可能になっています。またTVやFMラジオ番組も制作されています。音環境へのこだわりで、ライブ音源をリアルに、良い音で聴くことができるようになりました。

そのほかに舞台設備の最新鋭機材の導入や大型映像装置の配備、最新の照明設備など、大阪城ホールでのコンサートやイベントには高いレベルの設備だから、実現できるパフォーマンスを鑑賞できます。

■大作タペストリーを鑑賞「浪華のにぎわい」

大阪城ホール南棟入り口のロビー壁面にはタペストリーの大作を見られます。「浪華のにぎわい」というこの作品は、大阪城ホールの開館10周年記念に制作されたものです。原図「浪華名所図屏風」をもとに、本綴り織技法で製作された作品で約1年かけ、すべて手工芸によってつくられました。糸は本絹と本金糸を使って織られています。

作品は高さ1.7m・幅7.8mで左右1対になっています。柄は、江戸時代の、大阪の名所を北から南へと描かれてあり、右は大阪南部四天王寺、住吉大社を中心に、左には土佐堀川や橋の数々を中心に、大阪城・天満宮、そして四季折々の自然を表現しています。

■催物が楽しい! 「城見(しろみ)ホール」のデザイン性

子どもたちの絵画や趣味でつくったプラモデルコンテストなどを開催するスペース「城見(しろみ)ホール」が、大阪城ホールの東側にあります。このホールはアリーナとは別の入り口から単独で入ります。

城見ホールは形がおもしろいホールです。L字状の形をしたスペースをうまく利用した催物が開催されています。子どもたちのかわいい絵の展覧会や趣味でつくるプラモデルのコンテスト作品展などの展示会には、このL字型スペースは、一層楽しさをつくってくれます。会では、表彰式も執り行われています。また、販売会なども開催されています。

広告

■アットホームスペースで楽しみたい! 「コンベンションホール」のあたたかさ

大阪城ホールのコンベンションホールでは、セミナーや研修会、テスト会場など、学ぶスペースに多く活用されています。大阪城ホールの南棟にあるこのホールは、入り口がアリーナとは別の場所にあり、コンベンションホール単独で利用されています。

ホールは、ホテル宴会場のスタイルを採用しており、部屋数は、大小合わせて5室用意されています。各部屋には、シアター設備や出演者用のスポットライトなどの設備が完備されていて、企画しても参加しても楽しめるホールです。
なかには、お笑いライブも行われていて、ステージが観客から近いのでアットホームな空間でライブが行なうことができ、楽しい時間が過ごせます。

■大阪城公園で楽しむ。"吹奏楽”に浸るひととき

大阪城ホールは、大阪城公園内に位置しています。同じ公園内には、さまざまな楽しめる施設があります。そのなかで「大阪城音楽堂」の野外音楽堂では、アーティスト・ライブが行われています。

毎年夏の時期に行われる「Osaka Shion Wind orchestra(オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)」のライブでは、吹奏楽の楽しさを味わえます。
この楽団は、日本のプロ吹奏楽団で、歴史と伝統のある日本三大吹奏楽団の一つでもあります。選抜高等学校野球大会入場行進曲の録音や、大相撲春場所、千秋楽での式典演奏などの活動をしている楽団です。

■「大阪迎賓館」で遊ぶ

広告

https://commons.wikimedia.org

大阪城西の丸公園内には、素敵な日本建築「大阪迎賓館」があります。この建物は1995年のAPEC大阪開催時の、休憩所として使われていた跡地を利用して建てられたものです。建物は「二条城二の丸御殿」の「白書院」を模してつくられています。骨組みは鉄骨の2階建てで和風にデザインされた建築物です。

内部の天井には格天井の様式を使っていて、これも二条城の造作を再現したものです。外部部分は、木材の経年変化を利用して、変色した状態を「生漆塗り」の、古色仕上げとしています。外壁部分は漆喰風の塗装仕上げを施しています。屋根には銅板を使い、「杮葺(こけらぶき)」にしてあります。
さまざまな会議にも使われていて、西の丸公演を散策した時には立ち寄ってみたいスポットです。

■アトリウムで憩う。「大阪ビジネスパーク」探索

「大阪城ホール」の近くで楽しめるスポットとして、「大阪ビジネスパーク」はおすすめです。このエリアは、行政とさまざまな企業が一緒になってつくった、商業とビジネスの再開発地域になっています。
場所は大阪城公園に隣接していて、その昔、大坂夏の陣で、淀殿が自害して葬むられたとされ、弁天祠があったことから、別名「弁天島」とも呼ばれています。

大阪ビジネスパークは、超高層ビル群と都市公園で構成されています。遊ぶのにおすすめは「TWIN21」パナソニックタワーの1Fアトリウムで、心地よいスペースです。このビルにはほかに、おいしいフードショップや、ショッピングも楽しめます。アトリウムでは、チャリティコンサートやフリーマーケット、24時間テレビの番組収録も行われ、楽しく見物もできます。コーヒーショップも数件入っていて、カフェテラスになっているので、気持ちよくくつろげます。

■「大阪城ホール」周辺のおすすめおいしいお店

イベントを楽しんだり周辺の公園などを散策したりして、おいしいお店を探すときにおすすめのお店を紹介します。京橋駅から徒歩で2分ほどの「GARB DRESSING(ガーブドレッシング)」です。

このお店は京阪京橋高架街にある、大きくて立派なつくりの、大型カフェレストランです。食事内容は、フレンチとイタリアン、そしてプラスアルファの柔軟なカフェのおいしさを、堪能できます。
使う素材は、産地や旬にこだわりを持った、仕入れをしています。デザートは、パティシエが本格的につくるもので、コーヒーも豆からこだわってある、おいしい料理を楽しめるカフェレストランです。席は300席あり、100名まで入れるパーティルームも用意されています。

■景色にウットリしながら食す。中華料理

大阪城公園のうつくしい景色を眺めながら、すてきな食事ができる抜群のロケーションのお店があります。JR各線の大阪城公園駅から徒歩3分でアクセスのよい「梅蘭 京橋店」は、本格的な中華料理を食べさせてくれるお店です。

店内は、壁一面に窓が大きくとってあり、外の豊かな緑を眺めながら食事が楽しめます。大阪城が見渡せる席は4名テーブルで11卓用意されています。夜のライトアップされた幻想的な風景は格別で、特別なディナーにぴったりです。料理は中国人の料理人がつくっており、本場の中華料理を楽しめます。おすすめは名物「梅蘭焼きそば」です。

■「大阪城ホール」までのアクセス情報

大阪城ホールまでのアクセスは、電車からの利用が一番便利です。
最寄り駅は、JR各線の大阪城公園駅で、下車して徒歩5分です。もう一つは、地下鉄長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅で、下車して徒歩5分です。駐車場は大阪城ホールにはなく、周辺の駐車場は、コンサート時には大変な混雑をするので、公共の交通機関がおすすめです。

大阪城ホールに、訪れるのは大体がイベント開催の時なのですが、本当は大阪城ホールには、遊べる・楽しめる・憩える、そんな、まるでテーマパークのようなスポットで、さまざまな時間の過ごし方ができる施設です。

広告

広告

のおすすめホテル

トラベルブックの今週のおすすめ

広告

運営会社