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■リトアニアのここがすごい!
治安もよくて、物価も安い!
リトアニアは北欧に位置しながらも、スウェーデンやノルウェーと比べるとまだまだ観光地としての知名度はそれほど高くはありません。しかしリトアニアは旅行に最適な国なんです。
まず、何よりも治安の良さ。もちろん最低限の注意は必要ですが、夜、一人で歩いても危険な目にあう心配は他国と比べてずっと少なくて済みます。英語を話せる人は少ないですが、とても親切な人が多いので、安心して旅行ができます。そして他のヨーロッパ諸国に比べると物価が格段と安いです。ビールはだいたい1ユーロ、食事も5~8ユーロもあればお腹いっぱいに食べられます。ホテルも中級クラスで40ユーロほどと、かなり抑えられています。
首都ヴィリニュス(Vilnius)の旧市街は、世界遺産に登録
また、リトアニアの首都ヴィリニュスは、1994年に旧市街の街全体が「ヴィリニュス歴史地区」として世界遺産に登録されています。実はこの旧市街の大きさはヨーロッパでは最大の広さを誇り、どこを歩いても中世のかわいらしい建物がいっぱいです。建物の様式は、ゴシック、ルネッサンス、バロックがミックスされていてパステルカラーの色合いがとても興味深いです。小道も多いので、少し道に迷いながら歩いてみるのが面白いかもしれません。
■リトアニアの観光名所1:「聖アンナ教会(St. Anne's Church)」の見どころ
14世紀初頭に創建された「聖アンナ教会」は、赤レンガでつくられた芸術的な美しさを持つ教会です。特に正面は異なった33種類もの赤レンガによってつくられており、アーチや八角の塔など、それぞれに違ったレンガの華麗さに魅了されるでしょう。「聖アンナ教会」と言えば、あのナポレオン一世が「手のひらにのせて、パリにそのまま持って帰りたい」と称えたことでも有名です。朝、昼、夜と光の加減によって変化する鮮やかなレンガの色は思わず感嘆の声をあげたくなります。外観に比べると内観はシンプルですが、だからこそステンドグラスの美しさが際立っています。
聖アンナ教会(St. Anne's Church)
- Maironio g. 8, Vilnius 01124, Lithuania
- +370-698-17731
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■リトアニアの観光名所2:「聖ペテロ・パウロ教会(Sts. Peter & Paul's Church)」の見どころ
ネリス川の近くにある「聖ペテロ・パウロ教会」は、ヴィリニュス歴史地区の象徴とも言える建物の一つです。ロシアからの解放を記念して1668年に創建され、外観には7年、内装にはなんと30年もの月日を要してつくられました。
その内装はとりわけ素晴らしく、天使や聖人、女性の姿など2000を超える彫刻が施されています。イタリアから招いた職人や地元の職人、数百人の規模で作られたそうで、光が差し込む加減によって女性の表情が変化するように計算されているんです。彫刻に詳しくない人でもしばらくそこを離れることができないほど、人々の心を捉えます。観光に来たら、ぜひその違いを見てみてください。
■リトアニアの観光名所3:「ゲティミナス城(Gediminas' Tower)」の見どころ
リトアニア大公ゲディミナス大公の命によってつくられた「ゲティミナス城」は、丘の上に築かれた城塞です。14世紀に完成されたお城ですが、19世紀はじめにロシア軍によって大部分が破壊されてしまい、現在残っているのはゲディミナス塔など一部のみです。しかし「ゲティミナス城」の存在感は大きく、リトアニアの旧紙幣に書かれていたほど人々に大切にされていました。
ヴィリニュス歴史地区の西部の丘の上に建っているため、ここからはヴィリニュスの街が一望できます。徒歩でも上ることができますが、自信のない人はケーブルカーもあるので、そちらを利用してみてください。なお、現在ゲディミナス塔は博物館となっているので、ヴィリニュスの歴史を知りたい人は必見です。
リトアニアの首都ヴィリニュスは世界遺産旧市街をはじめ見どころいっぱい!
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ヴィリニュスはリトアニアの首都、南東部に位置する都市です。
総面積は6.5万平方キロメートルと九州と四国を合わせたほどの広さ。ヴィリニュスの旧市街は、1994年にビリニュスの歴史地区として世界遺産に登録されており、小さなローマと称される中世のヨーロッパが感じられます。
ヴィリニュスのランドマーク的存在の大聖堂をはじめ、ゲディミナス城や夜明けの門、聖ペテロ・パウロ教会など見どころもたくさんあります。市内の観光スポットであれば、徒歩で回れるのも魅力。旧市街にはリトラニアの伝統料理が味わえるお店も多く、ジャガイモを使ったメニューは日本人の口にも合うでしょう。メインストリートでお土産を買ったり、オープンテラスのカフェでお茶を楽しむのもおすすめです。
■リトアニアの観光名所4:「ヴィリニュス大聖堂(Vilnius Cathedral)」の見どころ
ゲティミナス城が建つ丘の麓にあるのが、「ヴィリニュス大聖堂」です。宮殿のような真っ白な外観が印象的で、その正面には53mの高さの鐘塔がそびえています。もともとは13世紀の半ばにリトアニアを統一した王によってつくられたものですが、15世紀にはゴシック様式で、16世紀にはルネサンス様式で、そして17世紀にはバロック様式を用いて再建された珍しい大聖堂となっています。
内観は見事な漆喰彫刻とフレスコ画で彩られ、多くの観光客が足を止めては見入っています。大聖堂の中には17世紀につくられたというリトアニアの守護聖人、カジミエラス王子が安置されていて、その側面にある絵画も見どころの一つです。
■リトアニアの観光名所5:「夜明けの門(Gates of Dawn)」の見どころ
「夜明けの門」は、16世紀前半にヴィリニュス歴史地区を囲うようにしてできた城壁の一部です。もともとは9つの城門があったそうですが、現在はこの「夜明けの門」のみが残っています。17世紀に入ると、ここに旅人を守護するための礼拝堂が建立され、1993年には、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世も祈りを捧げています。現在もキリスト教徒の巡礼地として多くの人が足を運んでいます。
門は外側と内側で表情が変わり、外側からはギリシャ神話に影響を受けたルネサンス様式の装飾と、リトアニアの紋章が施されていますよ。旧市街を観光する際は、ここから始めてここに戻ってくる周り方もいいかもしれません。ビデオやカメラの撮影は禁止なので、ルールを守って見学しましょう。
■リトアニアの観光名所6:「リトアニア銀行・貨幣博物館(Money Museum of the Bank of Lithuania)」の見どころ
「リトアニア銀行・貨幣博物館」は、リトアニア銀行に併設されている博物館でリトアニアの富豪が実際に住んでいた建物をリニューアルした一風変わった博物館です。ユーロを手に取ると分かりますが、貨幣にはそれぞれの加盟国のモチーフがデザインされていて、ここではそのすべてを見られますよ。お金に関するものを展示している珍しい博物館で、他にも小切手や古い紙幣、今は使われていない銀行の看板が揃います。クイズのような展示もあり、楽しみながら見て回れますよ。
ヴィリニュス歴史地区からも近く、しかも入場料も無料というのがうれしいですね。大人も子供も楽しめるので、家族連れにもおすすめです。
リトアニア銀行・貨幣博物館(Money Museum of the Bank of Lithuania)
- Totoriu g. 2 / 8, Vilnius 01121
- +370-526-80334
- 10:00~19:00(土曜~18:00)
- 日曜