神戸どうぶつ王国は、兵庫県の観光スポット、ポートアイランドにある施設です。人と花動物とのふれあいをテーマにし、雨でも楽しむことができる、全天候型のテーマパークです。東京ドーム4個分の広さの敷地には、インサイドパークとアウトサイドパークに分かれ、それぞれ異なる動物を見ることができます。敷地内では動物だけでなく、四季折々の花に触れることできます。
一般的な動物園では、動物は眺めるだけのものですが、神戸どうぶつ王国では、動物に触れたり、餌をあげたりすることできるのが魅力です。また、屋内エリアでは空調が完備されているので、暑さや寒さに左右されず楽しむことができます。地形的にも勾配が少ないフラットな地形にあるので、子ども連れの家族はもちろん、ベビーカー利用の赤ちゃんがいても、楽に移動できます。
この記事では、家族の思い出を作るのにもってこいの、神戸どうぶつ王国の魅力をご紹介します。
目次
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「神戸どうぶつ王国」の概要&魅力
神戸どうぶつ王国(こうべどうぶつおうこく)は、神戸の観光名所のポートアイランドにある全天候型のテーマパークです。花と鳥とのふれあいをテーマにしていて、雨でも楽しめる全天候型のテーマパークです。たくさんの動物が展示されているのはもちろんなのですが、多種多様な植物も栽培されていて、同時に楽しめます。
神戸動物王国は2004年5月、鳥類コレクターの加茂元照を代表とする株式会社神戸花鳥園が設立されたのが始まりです。その後、2006年3月に神戸花鳥園として開園されました。2014年4月1日に、アニマルエスコートサービスのグループ会社の経営になり、2014年7月に名称変更と、園内のリニューアルをして、「神戸どうぶつ王国」としてオープンしました。
もともとは花鳥園として設立されていた名残りで、園内にはたくさんの鳥が放し飼いになっています。また、植物の中を迫力満点に飛ぶ、バードショーが人気になっています。
「神戸どうぶつ王国」のみどころ1インサイドパーク
神戸どうぶつ王国内は、大きく二つに分かれています。屋内型のインサイドパークと、屋外型のアウトサイドパークです。インサイドパークは次のようなエリアに分かれています。
ビーバークリーク
ビーバークリークには、2017年4月に完成した施設で、北アメリカの動物たちを中心に展示されています。「クーガーウォーク」「ビーバークリーク」2つのコーナーに分かれています。このエリアの主役は、ビーバーの家族で、陸地で餌を食べる姿や泳ぐ姿を間近に見る事ができます。
その他にも、シマスカンクや、「ヘソイノシシ」の別名を持つ、イノシシの仲間のクビワペッカリーを展示しています。
アジアの森
アジア圏に生息する動物たちの展示スペースです。自然の中で生活する環境を、よりリアルに再現し、野生本来の行動を引き出せるように工夫されています。展示エリアから通路まで枯れ枝を伸ばし、レッサーパンダやビントロングの木登りの様子をみたり、行動を観察したりできます。
また、よりリアルに自然や動物を感じられるように、通路と展示エリアの間に水の流れを設ける、「ウォーターモート方式」を採用し、ガラスや柵などを利用せず動物を見ることができるようになっています。
アクアバレー
アクアバレーには、アザラシ、ケープペンギン、カピバラ、マーラが同じ展示スペースに共存しています。策などの仕切りがないカピバラとマーラのスペースでは、すぐそばに寄ったり、有料の餌をあげたりできます。ゴマフアザラシやペンギンは、自然の本来いる海を再現したプールで、間近に見られます。また、冬季限定で、花に囲まれたスパに入っている、カピバラスパに浸かっているカピバラを見られます。
熱帯の森
熱帯雨林のジャングルを再現した、熱帯の森には、植物の中にたくさんのトロピカルバードが展示されています。それだけでなく、木の上には、ナマケモノやコモンマーモセットが自由に動き回っていたり、下の水槽ではピラルクー泳いでいたりします。展示室では、ミナミコアリクイ、ワタボウシタマリン、アカハナグマ、マタコミツオビアルマジロが展示されています。
オオハシを腕にのせたまま行う餌やり体験(有料)や、マタコミツオビアルマジロのふれあい(無料)などを開催しています。
熱帯の湿地
熱帯の湿地では、熱帯の湿地で生活している、水に入って魚を漁(すなど)る猫、スナドリネコの展示されています。その他にも、ブラジルバク、ビルマニシキヘビ、ピラニア、ジーベンロックナガクビガメ、グリーンイグアナ、ワニガメの水中展示の他、湿地に住む動物や、水場に集まる動物を見られます。
ペリカンラグーン
ペリカンラグーンは、四方をガラスハウスに囲まれた中庭で、大きな池があります。池の上空にはネットが張られていて、様々な鳥が放し飼いにされています。池の中に作られた回廊の上には、雨の日でも濡れずに歩けるように庇がついています。ペリカンラグーンでは、ワオキツネザルたちへの給餌と解説を楽しめるイベント「ワオワオトーク」と、ペリカンたちが一斉に飛ぶ光景が見られる、「ペリカンフライト」が毎日開催されています。
ペリカンラグーンの池にはモモイロペリカンをはじめ、コブハクチョウ、オシドリ、クロエリセイタカシギを見られます。1カップ100円で、水鳥に餌をあげることがができます。また、回廊を歩くとある中の島では、ハシビロコウやワオキツネザル、シタツンガを近くで見られます。
アメリカンウェットランド
アフリカの湿地帯、滝の流れる水辺のイメージを再現しているアメリカンウェットランドでは、最近話題になっている絶滅危惧種の「動かない鳥」ハシビロコウ見られます。神戸どうぶつ王国では、柵や網などを設置していないため、すぐ近くで見られるのです。その他にも、アフリカの珍獣アカカワイノシシや、アフリカハゲコウ、ムナジロガラスも展示されています。
ウォーターリリーズ(バードショー会場)
ウォーターリリーズでは、大きな池におよそ100種類のスイレンが咲きます。他にも、パピルス、オオオニバスなどが植えられています。また、1カップ100円で、池に泳いでいる熱帯魚に餌をあげることができます。
また、ウォーターリリーズでは毎日2回(土日は3回)、人気のショー、バードパフォーマンスショーが開催されています。水連が咲く池の上を、迫力満点に飛ぶ鳥たちを見られます。
コンタクトアニマルズ
コンタクトアニマルズには、小型犬や猫と触れ合える「ワンタッチ・ニャンタッチ」、ウサギやモルモットと触れ合える「ピョンタッチ広場」、鳥と触れ合える「コンタクトパロッツ」に分かれています。最も知能の発達していると言われる鳥類の一種の「ケア(ミヤマオウム)」や、世界一美しいオウムの「クルマサカオウム」が展示されています。
コンタクトパロット
コンタクトパロットは、別途300円の入場料が必要なエリアになります。コンタクトアニマルズの中には、止まり木があり、小型のインコやオウムがたくさん飛び回っています。餌やりをしたり、鳥と触れ合うことができます。
フラワーシャワー
南エントランスを通りぬけると、美しい花のシャンデリアがいっぱいに広がるエリアがフラワーシャワーです。フラワーシャワーエリアでは、自由に休憩できるようにテーブルと椅子が置かれています。また、レストランやカフェ、ショップがあり、食事をしたりオリジナルグッズやお土産を購入したりできます。
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「神戸どうぶつ王国」のみどころ2アウトサイドパーク
アウトサイドパークは、動物と触れ合うことができるエリアです。屋外で楽しむことができるアウトサイドパークは次のようなエリアに分かれています。
ドックステージ
ドックステージでは、シープドックパフォーマンスとフリスビードックパフォーマンスを見られます。また、ショーの後は、出演していた犬とふれあうことができるのも魅力です。
キャメルコーナー
キャメルコーナーには、どうぶつ王国で一番の大きさを誇るフタコブラクダがいます。また、キャメルパークでは、関西で唯一ラクダに乗れる「ラクダライド」が実施されています。
カンガルーファーム
カンガルーファームには、開放的なエリアでアカカンガルーがのびのびと過ごしています。柵などが設置されていないので、見るだけではなく触ることもできます。1カップ100円で餌やりをすることもできます。
アルパカスペース
どうぶつ王国の人気物のアルパカたちが過ごしているスペースです。目の前を散歩してくれる「アルパカお散歩タイム」が毎日開催されています。また、100円でおやつをあげることができます。
「神戸どうぶつ王国」での食事情報
園内はお弁当などを持ち込んで食べられます。但し、指定のエリアがあり、そのエリア内のみ可能です。指定エリアは、インサイドパークでは、アジアの森横のフラワーシャワー2階、アウトサイドパークでは、芝生広場、ドッグステージになります。
お弁当を持参しなくても、園内には以下のようなレストランやフードコートがあります。
バイキングレストラン フラワーフォレスト
インサイドパークのフラワーシャワー近くにある、バイキングレストランです。幅広い世代に対応し、素材を生かした和洋中のメニューが並びます。子どもが喜ぶおかずからお年寄りが食べやすいおかずまで、気軽に楽しめるメニューが充実しています。
ハヤシ&カレー JOEY(ジョーイ)
アウトサイドパークの芝生広場近くにある、屋外で食事ができるハヤシライスとカレーの専門店です。天候や気候によっては、屋内での販売になる事もあります。
アルパカカフェ
インサイドパークのフラワーシャワーの近くにある、軽食やドリンクをお楽しみめるカフェです。パスタ、ホットドッグなどの軽食やソフトドリンク、アルコールなどを楽しめます。ハーブ”アロマティカス”を使った「アロマティカスティー」「アロマティカスソーダ」などの飲み物もあります。
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ハンバーガーショップ レトリバー
インサイドパークのコンタクトアニマルズの近くにある、ハンバーガーショップです。ハンバーガーの他にも、うどんやナゲットやポテトなどのサイドメニューや、アイスクリーム、飲み物などを販売しています。
「神戸どうぶつ王国」へのアクセス
電車の場合
JR神戸線、阪急神戸線、阪神電車、三ノ宮駅、三宮駅でポートライナー神戸空港方面に乗り換え。
「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)」下車。
車の場合
明石方面から
第二神明道路から阪神高速3号神戸線へ。「京橋」インター下車し、すぐに左折。一般道経由で神戸大橋をポートアイランド神戸空港方面へ。
大阪方面から
阪神高速3号神戸線「生田川」インター下車し、すぐ左折。一般道を経由して、海底トンネルをポートアイランド神戸空港方面へ。
大阪方面から(湾岸線の場合)
阪神高速5号湾岸線「深江浜」インターを過ぎたら右車線へ移動。「住吉浜」出入口よりハーバーハイウェイを新港方面へ。「住吉浜」出口は、右車線側が出口になりますので注意してください。終点の新港から神戸大橋をポートアイランド神戸空港方面へ。
「神戸どうぶつ王国」のまとめ
雨天時でも楽むことができる、神戸どうぶつ王国。カップルはもちろん、小さなお子さんがいるファミリーや、三世代で楽しむことができる施設です。たくさんの動物と触れ合うこともできる、他にはない体験ができるテーマパークなのです。
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