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石見銀山観光の概要&魅力
世界遺産「石見銀山」
「石見銀山」は、普通の鉱山ではありません。銀の産出量が多く、全盛期を迎えた17世紀前半の年間産出量は約1万トンと推定されています。これはなんと、全世界の産銀量の約3分の1に当たる量。中国や朝鮮半島をはじめ、ポルトガルやスペインなど海外にも多く輸出され、大航海時代と呼ばれる16世紀に「石見銀山」は海外にも知られる存在になっていきました。
「石見銀山」の領有をめぐって多くの戦国大名が争奪戦を繰り広げましたが、17世紀には幕府の財源を支える大変重要な土地として、徳川幕府の直轄地となりました。「石見銀山」は、世界との交易を発展させる上で非常に大切な役割を担ってきた場所であり、世界遺産の名にふさわしい史跡であることが伺えます。
銀山エリアと大森エリア
「石見銀山」観光は、大まかに銀山エリアと大森エリアに分けられます。銀山エリアでは銀鉱山の坑道の見学、大森エリアでは銀採掘で栄えた街並みの散策や買い物ができ、エリアによって違う楽しみ方ができるのが魅力です。銀山エリアで坑道や精錬所を見学したあと、大森エリアのカフェやお土産の買い物を楽しむのがおすすめのコースです。
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石見銀山観光の見どころ:銀鉱山を巡る銀山エリア
石見銀山公園
石見銀山公園は、銀山エリアと大森エリアの中間に位置する場所で、「石見銀山」の散策を始める前に立ち寄りたい場所。散策マップをもらうなど、観光情報をチェックしてから出かけましょう。お土産物の売店をはじめ、大森観光案内所と「石見銀山ガイドの会」の事務所もあります。
石見銀山世界遺産センター
「石見銀山世界遺産センター」は、約400台のメイン駐車場がある観光の起点となる場所。「大森」・「大森代官所跡前」まで行ける路線バスの発着所があります。「石見銀山世界遺産センター」には、銀山全体のジオラマをはじめ、30kgの銀塊を手に持つことができる人気のコーナーもあります。
石見銀山世界遺産センター
- 島根県大田市大森町イ1597-3
- 0854-89-0183
- 8時〜17時30分 展示室観覧:9時〜17時(3月〜11月は30分延長)
- 毎月最終火曜日・年末年始
- <個人>一般:300円 小中生:150円
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)
間歩(まぶ)とは、銀山に掘られた坑道のことです。銀山坑道の見学といえばこの「龍源寺間歩」は絶対に外せないスポット。正徳5年(1715年)から昭和18年(1943年)まで、228年間にも渡って開発が行われた大坑道です。全長約600mのうち273mが公開されており、「石見銀山」のなかで唯一通り抜けができる間歩です。壁面にはノミの跡が残り、銀を採掘している当時の様子を思い起こさせてくれます。
龍源寺間歩
- 島根県大田市大森町
- 0854-89-0347
- 9時〜17時(12月〜2月は9時〜16時)
- 元旦のみ
- <個人>一般:400円 小人:200円
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