更新日: 2023年11月25日
出雲で有名な郷土料理「割子そば」。古くは江戸時代に「そば」を屋外で食べたいと思った松江の趣味人たちが、割子(わりご)という漆器で作られた3段重のお弁当箱にそばを詰めて行ったことから「割子そば」という名前が付いたとのこと。
また、元々は割子の形状は四角かったのですが、明治時代の松江警察の署長が、四角形だとその四隅が洗いにくく衛生的によくないと指摘し、現在の丸い3段重の割子そばになったんだそう。そして出雲そばの場合、だし汁自体を器に入れて食べるもの特徴。薬味を色々変えて、最後まで美味しく頂けるもの醍醐味です。そんな出雲ならではのお蕎麦が食べられるおそばやさん、6店ご紹介します。
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■羽根屋 本店(ハネヤ)
最初におすすめする出雲大社のそば屋は「羽根屋 本店(ハネヤ)」。江戸時代末期創業。出雲市の中心街にある、老舗蕎麦屋さんです。屋号の「献上そば」は、大正天皇に献上したことが由来だそう。歴史を感じさせます。
名物の「割子そば」は1段と3段が基本で、1段につき250円で追加できます。割子そばの上に様々な具をトッピングした「五色割子」もあり、基本の海苔、ネギ、大根おろし、もみじおろしといった薬味に、山菜、とろろなどが追加されて楽しめます。
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■鶴華 波積屋(つるがはずみや)
続いておすすめの出雲大社のそば屋は「鶴華 波積屋(つるがはずみや)」。こちらはコシの強い蕎麦が特徴で、甘めを抑えた出汁との相性がバツグンです。お得なレディース膳もおすすめ。麺ものと天ぷら、サラダ、茶わん蒸し、かやくごはん、デザート付きで豪華です。
麺は蕎麦とうどん、それぞれ温かい冷たいが選べ、冷たい蕎麦なら割子が2枚つきます。デザートは嶺岡豆腐という、牛乳を使った胡麻豆腐で、きな粉と黒蜜がよく合います。
鶴華 波積屋 (つるがはずみや)
- 島根県出雲市斐川町沖洲1630
- 0853-72-0770
- 11:00~20:30(L.O.20:00)
- なし(臨時休業あり)
- 出雲空港より車で3分
■砂屋 【旧店名】出雲蕎麦 砂
次に紹介する出雲大社のそば屋は「砂屋 出雲蕎麦 砂」。出雲大社前の神門通りにある出雲蕎麦屋。喉ごしのよい二八そばが人気です。薬味は、海苔、ねぎ、かつお節、紅葉おろしの4種類。こちらのそば湯は、とろみのある濃いめのものです。限定で風味のよい十割割子蕎麦も食べられます。
足元にはバッグを置くカゴがあったり、Wifiが利用できたりと、狭いながらも旅行客に配慮した、気の利いたお店です。
砂屋 (【旧店名】出雲蕎麦 砂)
- 島根県出雲市大社町杵築南772 出雲杵築屋 2F
- 0853-27-9006
- [月・水~日] 11:00~16:30
- 火曜日・第三月曜日
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