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知っていると観光が楽しくなる! バルセロナの歴史を1分で解説
バルセロナの歴史は未だに解明されてはいないのですが、一説によると紀元前20年ごろにローマ人が「パルキノ」という植民都市を建設したことが始まりとされています。それから何世紀もの間、バルセロナはローマの支配下に置かれていましたが、その後、フランク王国という国の一部になり、9世紀にその首都がバルセロナとなります。
15世紀に入るとバルセロナ周辺は港町として栄え、ヨーロッパでも有数の富裕なエリアと言われたそうです。実は今でもバルセロナがあるカタルーニャ州は、スペインの他の街とは異なる独自の文化や言語を持つのですが、それは1975年以降にカタルーニャ文化が弾圧されたため、それに対する抵抗の名残が残っているからだと言われています。
今でも古代ローマを思わせる建築物が多く残っていて、旧市街ではその遺跡に出会えます。
何度でも見たい「サクラダファミリア」と「グエル公園」
バルセロナの象徴ともいえる「サクラダファミリア(Works of Antoni Gaudí)」と「グエル公園(Park Guell)」は、定番観光スポットではあるものの、何度でも足を運びたい観光スポットです。
ご存じ「サクラダファミリア」は、建築家アントニ・ガウディの代表作で、バルセロナに旅行する人の約97%が訪れているそうです。完成は2026年と言われていますが、訪れるたびに微妙に変わる雰囲気を見届けられば、一生の宝となるでしょう。連日かなり込み合うので入場チケットの事前予約は必須です。
サクラダファミリアのチケットの購入はこちらから
そして「サクラダファミリア」と同じくらいの人気を博す「グエル公園」も、合わせて訪れておきましょう。全長2.4mのカラフルなトカゲと、ギリシャ神話のモーゼを守った迫力ある蛇の彫刻の前が絶景の撮影ポイントです。グエル公園にはところどころにQRコードが設けられていますが、これを読み込むとオーディオガイド変わりになります。観光前にアプリをダウンロードしておくと良いでしょう。
グエル公園のガイドアプリ
一気に見たい定番観光スポット「凱旋門」、「コロンブスの塔」、「モンジュイックの丘」
「凱旋門(Triumphal arch)」、「コロンブスの塔(Monument a Colom)」、「モンジュイックの丘(Montjuic)」は西ルートのバスに乗って一気に見て回れます。「凱旋門」の見どころは、レンガ作りの構えです。188年にバルセロナで開催された万博のために建設されたので、どちからというと質素なイメージでパリの凱旋門などと異なります。
カタルーニャ広場からランブラス通りを歩いた突き当りにある「コロンブスの塔」は、1882年にカタルーニャ州とアメリカの国交を記念して建てられた塔です。6mある塔のてっぺんにはアメリカ大陸を発見した黄金のコロンブス像がそびえます。
そして1992年開催のオリンピックのために造られた、バルセロナオリンピックスタジアムを越えたところにある「モンジュイックの丘」も、ぜひ行っておきたい観光スポットです。頂上からはバルセロナの景色が一望でき、年間300日も晴れるバルセロナなら、ほとんどの確率で青い空とのパノラマが実現します。
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美術館観光に行くならここ!
バルセロナにはミロ美術館やバルセロナ現代美術館など、多くの美術館や博物館が存在します。
中でもマストで訪れておきたいのはやはり「ピカソ美術館(Museo Picasso)」で、ここには誰もが一度は見たことのあるピカソの作品が展示されています。美術に詳しくない人でも日本語対応のイヤホンガイドをオプションで付けることで、かなり楽しめるとの声が多いです。バルセロナで一番人気の美術館とだけあって、7~8月は特に込み合うので予約をするのがベターです。ちなみに日曜は15時以降は無料で入場できます。
ピカソ美術館(Museo Picasso)
- Carrer Montcada, 15-2308003 Barcelona, Spain
- +34-932-563000
- 9:00~19:00(木曜~21:30)
- 月曜
もし観光時間に余裕があれば、「カタルーニャ美術館(Museu Nacional d'Art de Catalunya)」も見ておきましょう。ここは多くの作品を展示していることでも有名ですが、外観だけでも見ごたえがあります。週末の夜は美術館前で無料の噴水ショーが行われていて、こちらも必見です。
カタルーニャ美術館(Museu Nacional d'Art de Catalunya)
- Palau Nacional, 08038 Barcelona, Spain
- +34-936-220376
- 10:00~20:00(日曜~15:00)
- 月曜
サッカー好きは外せない「カンプ・ノウ・スタジアム」見学
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メッシやジェラートピケなど、多くのスター選手を擁するバルセロナの試合は、サッカー好きなら一度は間近で拝見したいものです。しかし人気チームなだけあってチケットが取れる確率は非常に低く、なかなか夢は叶わないでしょう。でもせっかくバルセロナまで旅行に来たのなら、せめてホームの「カンプ・ノウ・スタジアム(Estadi Camp Nou)」だけは見ておきましょう。
スタジアムツアーは予約なしでも当日窓口でチケットを買えば入ることができ、普段は見られないようなプレーヤーズトンネルや更衣室、プレスルームが見学できます。もちろん、ピッチも非常に近い位置から見られ、試合観戦以上に興奮してしまうかもしれません。
チケットはHPから購入するとお得です
穴場観光スポット1:バルセロナから電車で1時間「ジローナ」へ
バルセロナ市内だけなら3泊もあれば十分ですが、周りにも魅力的な街が広がるので、時間があればぜひ足を運んでもらいたいです。
中でも一番のおすすめは、同じカタルーニャ州に位置し、バルセロナから電車で1時間半のところにある「ジローナ(Girona)」です。こんなにもバルセロナから近いのにバルセロナとは全く違う中世の街並みが広がり、ゆったりと過ごせます。とりわけ観光スポットがあるわけではないですが、「ジローナ」は街歩きこそが観光で、石畳の細い小路を進むだけで趣があります。
穴場観光スポット2:カタルーニャの聖地「モンセラート」
こちらもバルセロナから1時間30分で到着する「モンセラート(Monasterio)」は、ヨーロッパ有数のパワースポットとして知られ、世界中から多くの人が訪れています。辺りは奇岩に囲まれ神秘的な雰囲気が漂いますが、どこか新鮮さを感じる興味深いエリアでしょう。「モンセラート」のみどころは、修道院附属教会大聖堂に崇められている黒いマリア像で、マリア像が手にしている球に触りながら願い事を唱えると、それが叶うと言われています。
「モンセラート」は日本とも縁があり、江戸時代にはキリシタン大名が送った天正少年使節団が訪れています。
スペインに来たらグルメ観光も外せない
パエリアのイチ押しは「チリンギート・エスクリバ」
バルセロナにはパエリアを提供するレストランが多くありますが、なかでもイチ押しは地中海沿い位置する「チリンギート・エスクリバ(Xiringuito Escribà)」です。この店の特徴は、地元の人が食べるような“本場の”パエリアに出会えることで、特にシーフード系のパエリアは、魚介エキスが染み渡りお米に深みがあって絶品です。
雰囲気はかなりオープンで、運がよければ隣に座った地元の人と仲良くなることができ、違う味のパエリアをシェアし合うなんて光景もよく見られます。味も雰囲気もバルセロナNo.1と言っても過言ではないでしょう。
チリンギート・エスクリバ(Xiringuito Escribà)
- Avinguda Litoral, 62, 08005 Barcelona, Spain
- +34-932-210729