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■ミュンヘンってこんな街！
ミュンヘンの起源は6世紀ごろで、当時は大きな公園のようなエリアでした。中世の時代に入るとヴェルフェン家やヴィッテルスバッハ家が統治し、ミュンヘンの経済を発達させています。今でもこの頃の景観が街のいたるところに残り、築100年以上の住宅も珍しくありません。実はミュンヘンがあるバイエルン州は1806年から100年以上にわたって一つの国として成立しており、独自の憲法を保持していました。
今では常に「世界住みたい街」の上位に名を連ね、緑が街に調和した安全性の高い街です。ただ、ドイツの他の都市より若干物価が高く、特にレストランやホテルは1～2割ほどお高めです。
■定番観光なら最短1日でまわり切れる！
ミュンヘンには見るべき場所はたくさんありますが、ほとんどが近くにかたまっているので、早足の観光なら1日でまわり切ることも可能です。
まずはマリエン広場(Marienplatz)からスタートして、ガイドブックによくでてくる市庁舎(Rathaus)、聖ペーター教会(St.Peterskirche)、ヴィクトリアンマルクト(Viktualienmarkt)を観光しましょう。そこからオデオンス駅(Odeonsplatz)を目指して歩くと、バイエルン王家が住んでいた宮殿「レジデンツ(Residenz)」、「バイエルン州立歌劇場(Bayerische Staatsoper)」、「将軍堂(Feldherrnhalle)」、「テアティーナ教会(Theatinerkirche)」が見られます。
見どころは多いですが、歩いて15分ほどの距離なので、そこまで時間はかかりません。道中には高級ブティックも建ち並ぶので、買い物も一緒にできます。
■第二の定番観光スポットは？
上記の観光スポット以外なら、ミュンヘンっ子たちの憩いの場「エングリッシャーガルテン(Englischer Garten)」がおすすめです。
夏はビアガーデンとなって多くの人が集まり、時には演奏家たちがバイオリンなどを奏でる場面にも出会うことができて胸が躍ります。庭園内には大きな川が流れていて、ミュンヘン名物の「川サーフィン」が見られ、連日にぎわいを見せています。冬こそサーファーは減りますが、それでも極寒でない限りサーフィンを楽しんでいるようです。
場所はここから少し離れますが、「オリンピアパーク(Olympiapark)」も地元に愛される巨大公園です。その名の通りオリンピックの舞台となった場所で、ここにはミュンヘンが一望できる「オリンピアタワー(Olymipiaturm)」があります。
■アクティブ派のあなたにおすすめ！
ミュンヘンは環境に気を遣っている街でもあり、市内は自転車のための道が舗装されていてサイクリングにも快適です。旅行で来ていてもレンタル自転車を使えば、どこへでも行くことができますよ。
ミュンヘンにはいくつかのレンタル会社がありますが、一番メジャーなのはドイツ鉄道が提供している「Call a Bike」です。乗り捨ては自由で飽きたらその場に置いておけばいいだけなので、気分転換にもいいですね。街中で赤い自転車を見つけたら、いつでもレンタル可能です。事前にアプリをダウンロードしておくとスムーズです。
■Call a Bikeの詳細はこちらから
また、もしあなたがサッカー好きならバイエルンミュンヘンのホームスタジアム「アリアンツ アレーナ(Allianz Arena)」の見学は必見です。ガイド(英語かドイツ語のみ)が、丁寧に案内してくれます。
■Allianz Arena見学の詳細はこちらから
■上級者はチェック！ 多くのイベントも見逃せない
一年を通して、ミュンヘンには大小関わらず多くのイベントが開催されています。もう何度もミュンヘンへ旅行しているという人はぜひこちらにも参加してみましょう。
有名なのは9月末からはじまる「オクトーバーフェスト」ですが、他にも春のビールの祭典「フリューリングフェスト」、冬の「クリスマスマーケット」、多くの屋台が立ち並ぶ「サマーフェスト」などがあります。これらのイベントの開催時は日本だけではなく、ヨーロッパ各国からも旅行客が押し寄せるので、ホテルなどは早めに予約するのがベターです。
ミュンヘン上級者なら、週末などに有志たちによって開催されているイベントに足を運んでみるのもいいでしょう。夏の「アイスクリームフェスティバル」やドイツ人コスプレヤーたちが集う「日本フェスティバル」といったものがあり、リアルな地元の雰囲気を体感できます。イベントの情報はTwitterで配信されることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
■イベント情報はこちらから
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■ミュンヘンからお得に行ける穴場観光スポット
トレンドはネルトリンゲン(Nördlingen)
ミュンヘン自体は詰め込めば一気にまわれてしまいますが、その周辺にも魅力的なエリアが広がるので、せっかくならこちらも合わせて訪れてみましょう。
人気なのはおもちゃのような街並みが広がる「ローテンブルク(Rothenburg)」、バイエルン州第2の都市「ニュルンベルク(Nürnberg)」、どこか田舎っぽさを残す「アウスブルグ(Augsburg)」です。ミュンヘンからは普通列車で2～3時間ほどで着き、車窓からの景色も楽しめるのでおすすめです。
最近では「進撃の巨人」の舞台になったとも言われる「ネルトリンゲン」が人気で、マンガそのものの壁に登る多くの人を見かけます。
もし国境を越えたければ、オーストリアの「ザルツブルク(Salzburg)」には電車で1時間半ほど、世界で最も小さな国「リヒテンシュタイン」までも2時間ほどで到着します。
便利&お得に行ける方法は？
上記のスポットに行くには乗り換えが必要な時もあるので、事前の確認は必要です。しかし日本のように乗り換え検索アプリを使えば、電車が出る時刻やホームの番号がすぐにわかるので、それに従えば難しいことはありません。もし分からなくても、中央駅にある日本語対応の自動券売機で調べれば、乗り換え案内が印刷して出てきます。それを前日に手に入れておいてもいいでしょう。
■乗り換えアプリのダウンロードはこちらから
HPの下記にアプリダウンロードへの案内があります。
バイエルン州からは、「バイエルンチケット」という日本の青春18きっぷのような乗り放題チケットが使え、1人25ユーロとお得です。しかも人数が増えるごとに一人当たりの代金が安くなるので、グループには特におすすめです。
■バイエルンチケットの詳細はこちらから
■グルメを楽しむなら、ビアホールへ足を運ぼう
ドイツに来たならビールはやっぱり欠かせません。ミュンヘンのビールは1リットルジョッキでがぶがぶと飲み干すのが特徴で、みんな昼からとは言わず、朝から楽しそうに飲んでいます。ビールが苦手な人でもノンアルコールビールがどのお店にも用意されているから安心してください。
合わせたい地元料理は豚肉をグレービーソースで煮込んだ「シュヴァイネブラーテン(Schweinsbraten)」、骨付きのすね肉を豪快に焼き上げた「シュヴァイネハクセ(Schweinehaxe)です。朝食なら白ソーセージ「ヴァイスヴルスト(Weißwurst)」を甘いマスタードとともにいただきましょう。
基本的にはどのレストランに入っても味に大差はないですが、雰囲気を味わいたいならマリエン広場周辺のビアホールがおすすめです。年中人でごったがえしていて、相席になることは必須なので、知らない人とも仲良くなれます。乾杯を求められたら応じてみましょう。
■喜ばれるお土産リスト
ミュンヘン土産の定番は、バイエルン州の国旗やミュンヘンの紋章が入ったグッズです。デザインが非常にクールなので、このデザインが入ったキーホルダーやビアグラスなどは特別感があります。食べ物なら味の種類が豊富な「ミルカ(MILKA)」や、正方形のサイズがかわいい「リッタースポーツ(Ritter Sport)」のチョコレートがおすすめです。ともに1枚1ユーロほどなので、珍しいテイストも試しやすく何種類か組み合わせてお土産にしてもいいでしょう。
女性には日本のデパートでもよく見かける「ダルマイヤー(Dallmayr)」の製品が喜ばれます。ミュンヘンには「ダルマイヤー」の本店があり、日本では買えない種類の紅茶やコーヒー、さらにはジャムやチョコレートといった食品までもが揃います。ここにはお惣菜も売っていてかなり評価が高いので、今夜の自分用のおつまみも調達できそうです。
■観光の注意点と楽しむコツ
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ミュンヘンの治安は日本と同じくらい良好なので、旅行しやすいです。しかし、天候には注意が必要で、真夏でも急に雨が降って冷えることがあるので雨具と一枚羽織れるジャンパーを持ち歩きましょう。多くの人が旅行に訪れる8月は、日本がかなり暑いので上着を持ってこない人が多いですが、現地についてその必要性を実感しています。
旅の上級者で、歩くことが好きなら地図を持たずに歩いてみることをおすすめします。道に迷ってもだいたいのところからバスや電車で中心部まで戻れるので、心おきなく新たな魅力を発見できます。ビールが好きなら、ドイツのビールはとても安いので色々なお店で飲み歩きを楽しんでみてください。
■ミュンヘンへのアクセス
難易度：★☆☆☆☆（直行便があります）
日本からは羽田―ミュンヘン間の直行便があるので便利です。またヨーロッパ各国からの乗り継ぎ便も多いので、短時間で到着します。
■ミュンヘンの情報をGET
「ミュンヘン」のさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。
ミュンヘンでおすすめのホテルを紹介！
■H2 ホテル ミュンヘン オリンピアパーク
メインのイメージ
H2 ホテル ミュンヘン オリンピアパークは、バイエルン州の州都であるミュンヘンの街のミルバーツホーフェン アム ハート地区にある大型ホテルです。オリンピック公園まで徒歩約20分の場所にあり、ニンフェンブルク宮殿などの観光スポットへのアクセスにも便利な場所にあります。
モダンな造りの客室は全部で465室あり、室内にはエアコンやテレビなどのほか、専用バスルームにはシャワーが備えられています。また室内でのWi-Fiを無料で利用可能。
ホテル館内には、レストランやバーがあり、宿泊者は無料で朝食ビュッフェを食べることができます。24時間対応のフロントでは現地ツアーやチケットの手配のほか、手荷物保管サービスも提供されています。
H2 ホテル ミュンヘン オリンピアパーク
ドイツ / ミュンヘン - ホテル
- 4.5
- [ホテル詳細情報]
- BYミュンヘンMoosacher Str. 82 [ホテル住所]
- チェックイン: 15:00/チェックアウト: 12:00/部屋数: 465
■モーテル ワン ミュンヘン - ドイチェス ミュージアム
メインのイメージ
モーテル ワン ミュンヘン ドイチェス ムジウムは、ミュンヘンの中心から約5㎞離れた郊外、ミュンヘンの南ハイドハウゼン地区に位置するデザイナーズホテルです。地下鉄・ローゼンハイマー プラッツ駅から徒歩7分、ドイツ博物館は徒歩10分の距離にあります。駅周辺にはレストランやショップもあるので便利です。モダンでスタイリッシュな客室にはエアコン、テレビ、無料のWi-Fi、デスク＆チェア、専用バスルーム(トイレ、シャワー、オーガニックシャンプー、ボディソープ、タオル付)が備えられています。モーテル ワン ミュンヘン ドイチェス ムジウムの館内にはバイキングスタイルの朝食(無料）が楽しめるカフェレストラン、バー、ショップ、テラスが完備されています。24時間対応フロントデスクでは荷物預かりサービスも利用できます。
モーテル ワン ミュンヘン - ドイチェス ミュージアム
ドイツ / ミュンヘン - ホテル
- 4.2
- [ホテル詳細情報]
- BYミュンヘンRablstr. 2 [ホテル住所]
- チェックイン: 15:00/チェックアウト: 12:00/部屋数: 469
■アートホテル ミュンヘン
メインのイメージ
中央駅から徒歩約2分のところにあるロケーションの良いホテル。アールデコ調の建物とホテル名にもなっているユニコーンのイルミネーションがひときわ目を引く。客室はシンプルでシックな印象。通りに面しているので周囲は賑やかだが防音シェードがついているなどの配慮がされている。オクトバーフェストの会場はすぐ近く。ミュンヘン空港から約32km。
アートホテル ミュンヘン
ドイツ / ミュンヘン - ホテル
- 4.3
- [ホテル詳細情報]
- BYミュンヘンPaul-Heyse-Strasse 10 [ホテル住所]
- チェックイン: 14:00/チェックアウト: 11:00/部屋数: 150
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