「東映太秦映画村」は、京都駅からJRを使って20分の距離。修学旅行生が多く訪れる場所でもあり、家族連れからカップルまで幅広い年齢層に人気の時代劇テーマパークです。江戸から明治時代にかけての街並みを再現したオープンセットは歩くだけでも楽しく、インスタ映え抜群のフォトスポット。街並みに合わせてお姫様や新撰組隊士に扮装したり、アニメキャラクターや特撮ヒーローショーを見学したり、「東映太秦映画村」ならではのアトラクションで遊んだりと、楽しみ方もさまざま。嵐山や嵯峨野トロッコ列車などにもアクセスしやすく、京都観光では外せないスポットです。
今回は、「東映太秦映画村」を詳しく紹介しています。
目次
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「東映太秦映画村」の概要&魅力
「東映太秦映画村」のはじまりは？
江戸時代を再現した街並み
最初に紹介する東映太秦映画村の情報は「歴史」。1950年代に東映の時代劇は全盛期を迎えましたが、1960年頃から時代劇の撮影本数が減り、衰退してきました。そこで時代劇撮影所の存続を賭ける起死回生の新事業として始められたのが、オープンセットと撮影現場を公開するという「東映太秦映画村」だったのです。
現在では隣接する「東映京都撮影所」側にも入場口があり、実際に使われている撮影セットを見学しながら歩けるシネマロードがあります。しかも、運がよければ実際に映画やテレビドラマを撮影している現場を見学できる日も。訪れるだけで映画やテレビの世界を身近に感じることができるはずです。
子供連れからカップルまで楽しめる
次に紹介する東映太秦映画村の情報は「子供連れからカップルまで楽しめる」。「東映太秦映画村」の魅力は、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめること。ミルク用の温水もあるベビールームがあり、大型屋内エンタテインメント施設の「パディオス」にはキッズ向けの遊び場が充実しています。お弁当の持ち込みが自由なのも子供連れの家族にはうれしいポイント。
江戸の町をリアルに再現したオープンセットは散策だけでも十分見応えがあり、カップルや友達と訪れる場合はお姫様や忍者の扮装（ふんそう）をして写真撮影したり、ショーを見学したりするのがおすすめの楽しみ方です。
豊富なシーズンイベント
おいらん道中
3番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「シーズンイベント」。「東映太秦映画村」では、シーズンごとにイベントを開催しています。春の「さくらまつり」、夏の「ひえひえ王国」に加え、子供向けのキャラクターショーやおいらん道中、忍者教室など内容はさまざま。訪れる前にどんなイベントが行われているかチェックしておきましょう。
「東映太秦映画村」観光の見どころ：アトラクション
刀でGO
4番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「刀でGO」。チャンバラごっことアスレチックを融合させた新しいアトラクション。木の人形を斬って倒す「木人（もくじん）斬り」、部屋中に張りめぐらされたロープに触れないように進む「鳴子くぐり」、無数のシャボン玉を斬る「バブルチャンバラ」など、普段は怒られてしまうチャンバラ遊びを思い切り楽しめます。刀は小さな子供でも安心して使えるビニール製。最後まで刀修行をやり終えたら、「刀マスターカード」がプレゼントされます。
大人（中学生以上）：500円 子供（3才〜小学生）：400円 ※3才未満は入場不可
レーザーミッション 脱出の城
5番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「レーザーミッション 脱出の城」。プロジェクションマッピングとアスレチックを組み合わせた新感覚アトラクションです。狭い通路を進んで抜け道を探す「モグラ通路」や高さ7mの平均台を渡る「幻惑一本橋」などの罠をクリアしたら、最後は「レーザーの間」。縦横無尽に繰り出されるレーザーをかいくぐり、お城を脱出します。
大人（中学生以上）：500円 子供（3才〜小学生）：400円 ※3才未満は入場不可
史上最強のお化け屋敷
史上最強のお化け屋敷
6番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「史上最強のお化け屋敷」。史上最強である理由は、セット&お化けに「東映」のプライドをかけた技術が詰め込まれているから。映画技術と演出を駆使したリアルなセットはまるでホラー映画の世界に入り込んだかのよう。ライフマスクから型取りした精巧な死体造形がより一層恐怖をあおります。そして生々しいセットのなかで東映の俳優たちが見せる迫真の怨霊たち！ 普通のお化け屋敷とは一味違う恐怖体験ができます。
大人（中学生以上）：500円 子供（3才〜小学生）：400円 ※3才未満は入場不可
からくり忍者屋敷
からくり忍者屋敷
7番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「からくり忍者屋敷」。「どんでん返し」や「隠し通路」など、忍者好きなら1度は憧れる仕掛けがいっぱい。屋敷じゅうにあるからくりを攻略して出口を目指す忍者アトラクションです。貸し出しの忍者衣装を身につけるとより気分が盛り上がっておすすめです。
大人（中学生以上）：500円 子供（3才〜小学生）：400円 ※3才未満は入場不可
立体迷路 忍者の砦
8番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「立体迷路 忍者の砦」。地上3階建ての「立体迷路 忍者の砦」は、前後・左右・上下に移動する難易度が高い迷路。チェックポントでスタンプを集めながら進みます。頭脳を使って仕掛けを攻略していく「知力コース」と、体力を使ってアスレチックを攻略する「体力コース」の2つがあり、好きなルートを選べます。
大人（中学生以上）：500円 子供（3才〜小学生）：400円 ※3才未満は入場不可
忍者衣装貸出処
忍者衣装 イメージ
9番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「忍者衣装貸出処」。「刀でGO」・「レーザーミッション 脱出の城」など、忍者をテーマとしたアトラクションを楽しむなら衣装から！「忍者衣装貸出処」では、子供向けの忍者衣装をレンタルしており、忍者になりきって「東映太秦映画村」で遊べます。身長90cm〜140cmの衣装があり、カラーバリエーションも豊富です。本格的な時代劇セットに忍者衣装はぴったり。特別な記念写真が撮影できるのが魅力です。
料金：1,000円（別途保証金2,000円）
アトラクションは有料？
10番目に紹介する東映太秦映画村の情報は「料金」。「東映太秦映画村」のアトラクションは、有料のものと無料のものがあるので、あらかじめ値段をチェックしておくのがおすすめ。500円の有料アトラクションが1回あたり400円で楽しめる4枚つづりの回数券も販売しています。ショーのほとんどは無料で楽しむことができ、「京都太秦美空ひばり座」・「映画文化館」・「水戸黄門 漫遊の館」などにも無料で入場できます。
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「東映太秦映画村」観光の見どころ：ショー&体験
激突！忍者ショー「サスケ」
11番目に紹介する東映太秦映画村の見どころは「激突！忍者ショー「サスケ」」。「サスケ」は、3Dマッピング映像を使った大迫力の忍者ショー。猿飛佐助と服部半蔵が対決する大阪夏の陣がテーマです。3Dマッピング映像と照明効果を組み合わせたスピード感のあるステージは必見です。
ちゃんばら辻指南
12番目に紹介する東映太秦映画村の見どころは「ちゃんばら辻指南」。ちゃんばら辻指南が行われるのは江戸の町なか。「東映太秦映画村」ならではの殺陣を間近で見られます。最後は観客も参加して、ちゃんばらを実際に体験することも。
本格扮装&お手軽扮装
13番目に紹介する東映太秦映画村の見どころは「本格扮装&お手軽扮装」。手軽なものから本格的なものまでさまざまな種類の時代劇扮装（ふんそう）を楽しめます。扮装したまま村内を散策することができ、別途料金がかかりますがプロカメラマンによるスタジオでの記念撮影も可能です。
「お手軽扮装」は、新選組隊士・忍者・町娘・遠山奉行などの扮装があり、メイクやかつらの装着はありません。「本格扮装」は、おいらん・舞妓・お姫様・お殿様・水戸黄門・金さんなどの扮装があります。「本格扮装」の魅力は、「東映」の時代劇のプロがメイクや結髪を行ってくれるという貴重な体験ができること。俳優・女優気分で記念撮影ができます。そのほか、予約制で戦国武将の鎧が着られる「武将体験」も人気です。
アニメ&特撮ショー
14番目に紹介する東映太秦映画村の見どころは「アニメ&特撮ショー」。アニメキャラクターや特撮ヒーローのショーも子供たちに大人気。土日・祝日などは「サスケ」や「ちゃんばら辻指南」に加え、プリキュアなどの女の子向けショー・仮面ライダーなどの男の子向けヒーローショーが行われています。時期によって演目が変わるので、出かける前に 運営スケジュール を確認しておくようにしましょう。
「東映太秦映画村」での食事情報：太秦ならではのメニューが豊富
スターズカフェ CHANBARA
15番目に紹介する東映太秦映画村の食事情報は「スターズカフェ CHANBARA」。団体席550席、個人席200席を備えた「東映太秦映画村」で1番大きなメインダイニングです。映画の撮影スタジオをイメージした店内が特長で、和洋中の幅広いメニューを味わえます。瓦のようなお皿を使った「屋根の上のトンカツ」が人気メニュー。「デミたまハンバーグ」・「カツカレー」などのほか、お子様ランチの「チャンバラジュニア」もあります。
ラーメン 喜らく
水戸藩ラーメン
16番目に紹介する東映太秦映画村の食事情報は「ラーメン 喜らく」。看板メニューは、「水戸藩ラーメン」。実は、日本で最初にラーメンを食べたのはかの有名な水戸黄門様だと言われています。水戸黄門様が食べたとされるラーメンを再現したのが、「水戸藩ラーメン」なのです。醤油味で、ニンニク・ニラ・ネギ・ショウガ・ラッキョウの五辛を添えてあるのが特徴です。また、飲んだあとは持ち帰りができる御用提灯型のビールジョッキに入った生ビールも人気。ペン立てや貯金箱として使えます。
京うどん 開花亭
17番目に紹介する東映太秦映画村の食事情報は「京うどん 開花亭」。京都らしい食事をしたいなら「開花亭」がおすすめ。「京都九条ネギうどん」や「京都白みそうどん」、「侍うどん」などが楽しめます。そのほか、「親子丼」や「カツ丼」などの丼物メニューも豊富です。
忍者カフェ
忍者カフェ
18番目に紹介する東映太秦映画村の食事情報は「忍者カフェ」。ちょっと一休みしたい時におすすめなのが、スイーツや軽食がメインの「忍者カフェ」です。「千両箱ポップコーン」・「巻物クレープ」・「手裏剣カレー」など、メニューも忍者尽くし。忍者グッズのお土産物も販売しています。
可否茶館（かひさかん）
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最後に紹介する東映太秦映画村の食事情報は「可否茶館（かひさかん）」。レトロな店構えがかわいらしい喫茶店です。名物はバケツに入った大きな「忍者パフェ」。3〜4人前はあるボリュームたっぷりのスイーツです。「ドライカレー」や「タマゴサンド」、「ホットケーキ」など懐かしの喫茶メニューが豊富です。
「東映太秦映画村」へのアクセス
車でのアクセス
「京都東I.C」から約40分、「京都南I.C」から約30分。駐車場収容台数は700台で、料金は乗用車1台につき1日1500円です。
電車・バスでのアクセス
＜JR＞「太秦」駅から徒歩5分、「花園駅」から徒歩13分。
＜嵐電＞「太秦広隆寺」駅から徒歩5分、「撮影所前」駅から徒歩2分。
＜京都地下鉄東西線＞「太秦天神川駅」から徒歩12分。
＜市バス＞「太秦開町」から徒歩2分、「太秦映画村道」から徒歩5分。
＜京都バス＞「太秦映画村前」下車すぐ、「太秦開町」から徒歩2分、「太秦広隆寺前」から徒歩5分、「常磐仲野町」から徒歩5分。
「東映太秦映画村」観光のまとめ
「日本のハリウッド」とも言われる「東映太秦映画村」。「東映」が持つ映画作りの技術や歴史を実際に遊びながら体験できる子供から大人まで楽しめる施設です。京都を観光するなら1度は行っておきたいスポット。江戸時代や明治時代にタイムスリップしたつもりで、非日常的な空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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