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ハス:見頃 7〜8月
不忍池(台東区)
はじめに紹介する7月が見頃のハスの名所は「不忍池」。戦時中の食糧難解消のため一度水田になり、戦後復旧された経過をもつものの、江戸時代よりハスの名所として知られる歴史ある池です。
都内の他の場所では見られない広い規模で群生しており、季節の風物詩として夏には多くの人が訪れます。7月下旬から8月上旬にかけて、弁天堂と水上音楽堂のある一面で観賞できるので、上野公園を散歩しながら優雅に咲くハスの花を見てみましょう。
薬師池公園(町田市)
7月が見頃のハスの名所で次におすすめするのは「薬師池公園」。四季折々の花が観賞できる公園として知られ、園内の北端部に設けられた大賀ハスが咲き誇るハス田があります。
ハスの花は明け方から徐々に花を開き、昼過ぎには閉じてしまうので早朝から見学にくる人もいます。7月中旬から8月中旬の夏の暑い時期に見頃を迎えます。池の水を覆う緑色の大きな葉と、ピンク色をした鮮やかな花は美しく、心身に清涼感をもたらしてくれるでしょう。
神代植物公園(調布市)
次に紹介する7月が見頃のハスの名所は「神代植物公園」。ばら園、うめ園、つつじ園、はぎ園などがあり、四季を通じてさまざまな草木や花を観賞できる植物公園です。
大温室も所有しており、珍しい熱帯の植物や彩り鮮やかな花々を冬でも楽しめます。芝生広場北側にあるハス園で、約35品種ほどのハスを観賞できるほか、見頃の7月中旬から8月中旬には芝生広場にも観賞用の大型コンテナが出現し、夏の暑い時期に訪れる来場者の目を潤しています。
水元公園(葛飾区)
続いておすすめする7月が見頃のハスの名所は「水元公園」。散歩や野鳥観察、釣りなどが楽しめる広大な水辺の公園です。園に沿って広がりをみせる小合溜の東側に連なる池は、都内でも有数のハスの名所となっています。
ハスの池は数ヵ所あり、7月中旬から8月中旬にかけてが開花時期になります。大きな緑色の葉の群れの中にたくさんの淡紅色の花が咲き誇ります。夏の涼を求めて都会の水郷にハスを見に出かけてみましょう。
オニバス:見頃 7月
水元公園(葛飾区)
最初に紹介する7月が見頃のオニバスの名所は「水元公園」。大きなトゲが生えていることから「鬼」という名がつくオニバスは、4cmぐらいの紫色の神秘的な花を咲かせます。
自生地の消滅が進み、絶滅が危惧されていることから環境庁のレッドリストに指定されています。園内では都内で唯一の自生地を保有しており、毎年7月に旧水産試験場跡地の池で貴重な花を観賞できます。この池のオニバスは、東京都の天然記念物に指定されています。
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キバナコスモス:見頃 7〜9月
浜離宮恩賜庭園(中央区)
次に紹介する7月が見頃のキバナコスモスの名所は「浜離宮恩賜庭園」。江戸時代の代表的な大名庭園で、二つの鴨場と潮入の池をもちます。潮入の池は、海辺の庭園に用いられていた様式で、海水が出入りし潮の満ち干によって池の趣が変えます。
昭和27年に周囲の水面を含めて国の特別名勝及び特別史跡に指定されました。7月から9月に約30万株のキバナコスモスが花畑一面を覆います。メキシコ原産の黄色やオレンジ色のカラフルな花の絨毯が見られます。
葛西臨海公園(江戸川区)
次におすすめする7月が見頃のキバナコスモスの名所は「葛西臨海公園」。東京湾に面した景色のいい公園には芝生広場、東京湾を望める展望レストハウスがあります。
また、春から夏にかけて水遊び客でにぎわう人工渚のほか、葛西臨海水族園、観覧車、散策路などレジャースポットがあるので一日中遊べます。7月から9月、展望台広場と芝生広場に広がる大花壇には色鮮やかなキバナコスモスが咲き誇ります。海と緑と花のコントラストが、夏の空に映える気持ちのよいスポットです。
小宮公園(八王子市)
7月が見頃のキバナコスモスの名所で次におすすめするのは「小宮公園」。コナラ、クヌギなどを主とした雑木林に覆われ、深い森の中にいるような気分にさせてくれる公園です。
多くのチョウや甲虫などの昆虫類、キジ、ヤマガラなど70種近い野鳥も観察できます。自然豊かなスポットでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。花も観賞することができ、7月から9月にはメキシコ原産の黄色や、オレンジ色が鮮やかなキバナコスモスも観賞できます。
砧公園(世田谷区)
最後に紹介する7月が見頃のキバナコスモスの名所は「砧公園」。緑濃い芝生が敷きつめられたファミリーパーク、バードサンクチュアリ、楽しい遊具のあるアスレチック広場、世田谷美術館、区部では珍しい吊り橋もある敷地の広い都心の公園です。
バードサンクチュアリの観察窓付近では7月から9月、夏の空を仰ぐようにキバナコスモスが花を咲かせます。キバナコスモスは、メキシコ原産の色鮮やかな黄色の花を咲かせるコスモスです。
スイレン:見頃 5〜7月
善福寺公園(杉並区)
最初に紹介する7月が見頃のスイレンの名所は「善福寺公園」。かつて武蔵野三大湧水池の一つとして知られていた善福寺池を中心にした公園です。
公園全体の47%を占める池は、上の池と下の池の2つに分かれており、カワセミやカモ、バンなどの水鳥が訪れます。6月から8月にかけて上の池では、約100株のスイレンの白い花が咲き、ボートに乗りながら花を観賞できます。緑の葉に映えるピンク系のスイレンも、下の池の善福寺川寄りで見られます。
石神井公園(練馬区)
2番目におすすめする7月が見頃のスイレンの名所は「石神井公園」。現在の池の水は地下水を汲み上げたものですが、かつては武蔵野三大湧水池の一つだった三宝寺池と、そこからの流れをせき止めてつくられた石神井池の2つの池を中心とする公園です。
石神井池ではボート遊びも楽しめます。5月下旬から7月中旬、三宝寺池の一部の水面でスイレンが美しい花を咲かせます。池のほとりにある木道を散策しながら、夏の涼を感じてみてはいかがでしょうか。
国営昭和記念公園(立川市〜昭島市)
3番目に紹介する7月が見頃のスイレンの名所は「国営昭和記念公園」。立川市と昭島市にまたがる広大な敷地をもつ国営公園では四季折々の変化を感じられます。
東京ドーム39個分の広さの園内に咲き誇る花は見応えがあり、人気の撮影スポットとなっています。5月から7月にスイレンが見頃を迎えるので、水面を飾る涼しげな姿を見に行ってみてはいかがでしょうか。サイクリングやバーベキューなどの各種レジャーも楽しめます。
アジサイ:見頃 6〜8月
高幡不動尊(日野市)
最初に紹介する7月が見頃のアジサイの名所は「高幡不動尊」。京王線・高幡不動駅から徒歩5分の、1100余年の歴史を持つお寺では6月上旬から7月上旬の初夏、アジサイの花が観賞できます。
斜面を埋め尽くすように咲くガクアジサイや、堀に沿って咲く白、青、赤 、紫とカラフルなアジサイの大群落は見応えがあります。3万坪もある広い境内には、野性のヤマアジサイの群生を含め、ガクアジサイなど150種以上、約7500株を観賞できます。
南沢あじさい山(あきる野市)
続いておすすめする7月が見頃のアジサイの名所は「南沢あじさい山」。個人が所有する山で、30年以上かけて植栽された1万株以上のアジサイを一般開放しており、無料で観賞できます。
見学用に整備された林道には、両サイド約1kmを通して青やピンクの色鮮やかなアジサイの花が咲き誇ります。6月下旬から7月上旬が見頃なので初夏の頃に訪れれば、美しいアジサイの花道を気持ちよく通り抜けることができます。
東京サマーランド あじさい園(あきる野市)
最後に紹介する7月が見頃のアジサイの名所は「東京サマーランド あじさい園」。秋川のほとりにある、あきる野市のアジサイが観賞できるスポットです。
6月中旬から7月上旬が見頃で、約60品種1万5000株のアジサイが咲き誇ります。品種によって咲くタイミングが異なりますが、なかでも6月下旬から7月初旬には、純白の花が特徴の貴重種「アナベル」をみることができるので要チェックです。「アナベルの雪山」と称される、山の斜面を白一色で覆い尽くす様は見応えがあります。
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