更新日: 2024年3月29日
「ひがし茶屋街」は、石川県金沢市の東山、浅野川沿いに位置しています。五木寛之の「朱鷺の墓」でも知られるスポットです。明治初期に建てられた茶屋様式の建物が数多くあり、現在、金沢には茶屋街が3つ残っており、その中で最も規模が大きいのが、”ひがし茶屋街”です。石畳の両側にお茶屋が並び、江戸時代の雰囲気を残している街並みは重要伝統的建造物群保存地区にも指定されいます。なかでも「キムスコ(木虫籠)」と呼ばれる出格子の美しさは必見です。ひがし茶屋街では食べ歩きは禁止されていますが、茶屋を改修して新たなカフェとしてオープンした店が多数あり、人気の観光名所となっています。様々なグルメが楽しめるひがし茶屋街の中で、デザートやおやつにぴったりの和スイーツを食べながら、のんびり寛げるカフェを紹介したいと思います。
目次
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■寒村庵 (かんそんあん)
最初におすすめするひがし茶屋街の町家カフェは「寒村庵 (かんそんあん)」です。ひがし茶屋街のメインストリートに位置している、静かで落ち着いた雰囲気のカフェです。文政三年(1820年)に建てられ、現在では国の重要文化財に指定されているお茶屋の建物「志摩」に併設されています。風情たっぷりの中庭を眺めながら、上品な味わいの抹茶と高砂屋製の上生菓子を楽しめます。お好みで干菓子を選ぶこともできますよ。
寒村庵 (かんそんあん)
- 石川県金沢市東山1-13-21 金沢ひがし廊-志摩- 1F
- 076-252-5675
- 9:00~18:00
- なし
- [バス]橋場町(はしばちょう)バス停から約7~10分
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■懐華樓 (かいかろう)
続いて紹介したい、ひがし茶屋街の町家カフェは「懐華樓 (かいかろう)」。ひがし茶屋街の中ほどにあり、金沢では一番大きなお茶屋です。カフェが併設されているので、金沢市指定の保存建物である懐華樓を見学した後で高級甘味を楽しめます。もちろん、カフェのみの利用も可能です。カフェには金箔をあしらったくずきりやぜんざい、お抹茶セット、夏にはかき氷もあります。甘味だけではなく、珍味付きのビールもあるのがお酒好きにはうれしいポイントですね。
懐華樓 (かいかろう)
- 石川県金沢市東山1-14-8
- 076-253-0591
- 9:00~17:00
- なし
- [バス]橋場町(はしばちょう)バス停から約7分
■フラッフィー
ひがし茶屋街の町家カフェ、続いては「フラッフィー」。ひがし茶屋街のはずれの住宅街に位置するパンケーキカフェです。昔はお茶屋だった町家の建物を改装したカフェなので、風情があり、ゆったりと広い2階席で寛ぎの時間を過ごせます。地元の厳選食材を使ったパンケーキは甘さ控えめでふんわりとした食感がおいしいです。スイーツ系と食事系、どちらのパンケーキもおすすめです。お皿やコーヒーカップは手作りで、味わいがあります。
フラッフィー
- 石川県金沢市東山1-23-10
- 076-225-8312
- 9:00~17:00
- 月
■甘味カフェ 茶ゆ
次に紹介するひがし茶屋街の町家カフェは「甘味カフェ 茶ゆ」。ひがし茶屋街に1本だけ残っている見返り柳の近くに位置する甘味カフェです。1階のジェラートアイスショップでは厳選された地元食材を使ったジェラートを楽しめます。ジェラートは和フレーバーを中心に様々な味が揃っており、モナカやどら焼き、サンデーなど好みの食べ方を選べます。2階はお座敷の甘味処になっており、落ち着いた雰囲気の中でお抹茶や上生菓子を楽しめます。
甘味カフェ 茶ゆ
- 石川県金沢市東山1-7-8
- 076-253-1715
- 10:00~夕暮れ時 ※冬季は13:00~
- 木
- [バス]橋場町(はしばちょう)バス停から約3分
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