ここでは岩手サファリパークの楽しみ方をご紹介していきます。檻の中にいる動物を見て回る動物園よりも、より自然界に近い形で、動物の生活スタイルを見ることができるサファリパーク。各ゾーンに世界中から集まった動物たちが、自由にのびのびと暮らす様子を間近で見ることができます。
一番の魅力は、その動物たちを見る手段。マイカーを利用したり、専用のバスを利用し、車にいながら園内の動物を見て回れます。車から餌をあげられたりするので、様々な動物たちを至近距離で見たり触れたりすることができます。通常の動物園では、獰猛な動物や大きいサイズの動物にはフェンスがあり、接近することができないものですが、ライオンやヒョウ、キリンなどの動物までも間近で見れる体験は、子供にとって非常に良い体験になりますよ。
目次
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「岩手サファリパーク」観光の概要&魅力
サファリパークの歴史
動物の生態系を見せる動物園として開園された、サファリパーク。サファリというのはもともとはアラビア語で、「旅行、旅」などを意味するもので、動物園を旅するといった意味でサファリパークと名付けられています。日本国内にも那須、群馬、富士、東北、岩手と全国に複数のサファリパーク施設があります。そのうち、富士サファリパークが日本最大級のサファリパークと言われています。
客私用の自分の車を利用して回る場合と、サファリパーク専用のバスに乗って動物たちを見て回る場合があり、どちらかの方法で見られます。専用のバスが運行開始されたのは1964年と、かなり昔のことですが、昔も今と変わらず猛獣への餌付けなどができ、乗車するのに長蛇の列ができるほど家族連れに人気があったようです。
岩手サファリパークの見どころ
岩手県、一関市にある岩手サファリパーク。2008年に標高200mの丘陵地に開園されました。「天空のサバンナ」をコンセプトとして運営されています。東北の中では一番気温が安定しており温暖なために、この土地をサバンナと見立てて表現されていると言います。
岩手サファリパークの見どころは、2012年に開園されたゾウの村。複数のゾウを観察することができるのは当然のことながら、ゾウに乗ってお散歩もできます。他のサファリパークでは行っていないことですし、ゾウに乗れるのは珍しい体験なので子供にも人気があります。また、ゾウがボール遊びしたりするショーなども定期的に行っています。他にも、世界中から移入した日本では珍しい様々な動物たちが生活しています。
「岩手サファリパーク」観光の見どころ
専用バスでサファリエリアの動物を観察！
トラやヒョウのペイントがされた岩手サファリパークの専用バスに乗車し、ドライバーの説明を聞きながらサファリゾーンを回ります。サファリゾーンはライオン運動場があり、百獣の王と言われるライオンの普段の生活を間近に見られます。
また、サファリルートと言って、専用バスが走るルートにはキリン、ラクダ、シマウマ、などの草食系の動物が配置されており、バスから餌やりをすることもできます。草食動物に対し、窓から餌をあげるのは問題ない行為ですが、下車して接近することは非常に危険な行為ですのでそれだけはルールを守り、観光を楽しみましょう。
ゾウに乗ってお散歩ができる「ゾウの村」
2012年に新しくオープンした「ゾウの村」。ゾウの村には、ラオスから移入されたアジアゾウ6頭が現在飼育されています。他の動物園やサファリパークではなかなか体験できない、ゾウに乗る体験というのがここではできます。一人2,000円かかりますが、ゾウに乗ってお散歩できる体験は珍しいのではないでしょうか。
また、ゾウがボールで遊んだり、フラフープを回したり、演奏をするなどのイベントも行われています。勢いよく鼻から水をかけられたりもしますので、子供も大喜びです。
ライオンの生活が見れる「ライオンゾーン」
百獣の王と呼ばれるライオンたちが生活をする、ライオンゾーン。テレビなどの印象で凶暴なイメージの強いライオンですが、木の上で休憩したり、群れを作ってのんびりと生活する野生の姿も見られます。専用バスの窓周りにライオンが食べる餌が設置されていますので、運が良ければ、ライオンたちがその餌を求めてバスまで近寄り、餌に食いつく姿も間近に見れるかもしれません。
貴重なホワイトライオンも飼育されていますので、どこにいるかしっかり探してみてください。猛獣のエリアは、下車するだけでなく車から降りることも非常に危険ですので、そういった行為はやめましょう。
黄金のトラ「ベンガルトラ」
猛獣の動物は小さな子供に大人気。ライオン、チーター、そして人気の高いトラ。岩手サファリパークでは、インドやネパール、バングラディッシュに生息するとされているベンガルトラ、そしてホワイトタイガーを飼育しています。
中でも、毛色が黄金色に輝くゴールデンタビータイガーは、世界でも30頭程度しか捕獲されていない、非常に珍しいトラです。岩手サファリパークにきたら必ず見て欲しいと思えるほど、一見の価値があります。
動物と触れ合える「ふれあい広場」
動物を見て回り観察するだけでなく、動物たちに直接触れ合える場所として岩手サファリパークでは「ふれあい広場」が用意されています。ふれあい広場には、日本で見るのは珍しいワオキツネザルとエリマキキツネザルを飼育しており、飼育員の指導のもと触る体験ができます。
うさぎやモルモットなどの小動物のいるエリアも用意されており、そこでは動物たちに囲まれて餌をあげる体験もできます。ふれあい広場の中にはフラミンゴも飼育されており、少し大きな広場でフラミンゴショーを行っています。フラミンゴが曲に合わせて踊る出し物なども見られ、子供でも大人でも楽しめます。
世界の猿たちを観察できる「モンキーセンター」
世界各国から集めたサル28種類が飼育されている、モンキーセンター。日本の動物園などではあまり見ることができない、非常に珍しいサルの生活の様子を観察できます。
ニホンザルやチンパンジーなどが、ボールなどを使ってコミカルな芸をするサル劇場も開催されており、トレーナーたちを息の合う掛け合いなどの演技や手品、楽器、踊りなどが行われ、その姿が非常に愛らしく人気があります。
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「岩手サファリパーク」観光中の食事情報
食堂「オアシス」
いろいろな動物を見て回っていたら、お腹が空いてしまうものですよね。パーク内にある食堂オアシスでは、チャーシュー入りラーメンや、ビーフカレー、牛丼などのがっつり食べるようなものから、たこ焼きやフライドポテトなどの軽食系のものまでバラエティ豊富なメニューが用意されています。
岩手で有名なグルメ、盛岡冷麺も用意していますので県外から来る人はぜひ、この機会に名物を食べてみてほしいですね。食堂オアシスでは、事前予約で予算にあった、団体向けの特別メニューやお弁当などの調理も対応しています。
「岩手サファリパーク」観光の基本情報&アクセス
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岩手サファリパークまでのアクセスで車を利用する場合、一関ICからであれば、ICを右折し磐井大橋を渡り花泉方面へ、「花と泉の公園」を経由して花藤橋を渡り約45分。若柳金成ICからの場合は、ICを右折3km先コンビニを直進、登米市石越経由、花泉永井経由して約30分。国道284号千厩町からの場合は、国道284号を一関方面へ、「道の駅川崎」手前コンビニの信号を左折約25分となります。
無料駐車場が複数用意されていますので、駐車場の心配はいりません。
公共機関を利用する場合は、東北本線、JR花泉駅からタクシーで20分程度となります。駅から岩手サファリパークまでは、公共期間を利用して行くことができませんので、車で行くことをおすすめします。
「岩手サファリパーク」の周辺観光情報
館ケ森アーク牧場
岩手サファリパークから1km程度、車で20分程度のところにある「館ケ森アーク牧場」。広大な土地で、様々な動物と自然に触れ合うことができます。牛、豚、馬、羊などが放牧されていますので動物たちに触れ、餌を買って餌やりを楽しめます。
乗馬や新鮮な卵を拾うイベントなども体験できます。この牧場で取れた、新鮮な卵や野菜、などが直売所で販売されています。バーベキューセットが外にあるため、新鮮な野菜やお肉を購入しバーベキューを行うこともできます。シーズン時には、満開の花が見れるので、春〜夏頃に行くのをおすすめします。
厳美渓「空飛ぶ団子」
2kmもある渓谷美が綺麗な「厳美渓」。自然が作り出した芸術品とも言えるほど、圧巻な景色がそこにあります。
空飛ぶ団子が有名で、カゴに料金を入れてこづちのようなもので叩くと、ロープでつながった対岸側にある団子屋さんのところから団子が運ばれてきます。その様子は、子供でも楽しめます。団子は3本で400円とリーズナブルで、懐かしい昔ながらの優しい団子の味がします。秋になると紅葉が綺麗になるので、ぜひ、9月〜10月頃の紅葉の季節に足を運んでみてください。
「岩手サファリパーク」観光のまとめ
岩手サファリパークの魅力をまとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
岩手サファリパークでは野生に近い形での動物が生活する姿を間近で見られます。動物を見れるだけでなく、触れたり、ゾウに乗るなどの体験もできます。サルやフラミンゴなどのイベントショーなども行われていますので、子供だけでなく大人も十分に楽しめます。岩手サファリパークにきた際には、ぜひ、こちらで紹介した内容を参考に、ご家族や友達、恋人と、楽しんでくださいね。
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