仙台市八木山動物公園ってどんなところ？ 家族で楽しい！子供が学べる！楽しい施設

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仙台市太白区にある仙台市立の動物園は、1936年に開業しました。ここにいる動物たちは、1935年に廃業した東京浅草の「花やしき」にいた動物たちで、廃業とともに仙台市に売却され、この動物園が誕生したというわけです。
日本で11番目の動物園として人気を集めましたが、太平洋戦争が始まったことで、脱走の危険を案じ猛獣たちは銃殺され、1945年には仙台空襲によって円が焼失するという悲しい歴史を持った動物園でもあります。

そんな仙台市動物園も1957年に復活、1962年には住民たちの要望である「自然を出来るだけ残す」という方針によって「無柵放養式」の新たな動物園として「八木山動物公園」が開業しました。
今では、139種もの動物を飼育しており、年間およそ50万人の来場者を誇っています。子供への学習機会を与えるイベントなど、地元密着型の動物園とも言える八木山動物公園（セルコホーム　ズーパラダイス八木山）の魅力についてまとめてみました！

「仙台市八木山動物公園」の概要&魅力

1935年、宮城県仙台市の広瀬川河畔の花壇地区に「仙台市動物園」が開園しました。その後、仙台空襲などの被害を受け焼失した歴史がありますが、1965年には、「仙台市八木山動物公園」として生まれ変わりを果たした、そんな過去を持つ動物園です。

2017年から愛称を「セルコホーム　ズーパラダイス八木山」に変えています。

2017年で開園52年を迎え、これまで数々の国内初の動物の繁殖に成功してきた実績を持っています。
インドジャッカルや、アフリカスイギュウ、フクロウなどがその代表ですが、そのほかにも鳥類・爬虫類・哺乳類を飼育合わせて139種もの動物を飼育しており、その数はなんと542にもおよびます。

仙台市地下鉄東西線の八木山動物公園前と公園内の5階で直結しているので、駅からのアクセスも簡単で、ファミリー層にはありがたいですね。また、仙台駅からも12分で到着することから、仙台市民以外の利用も多く、近年また盛り上がりを見せています。

「仙台市八木山動物公園」の見どころ①：八木山動物公園独自の楽しみ方

多くの動物たちを観察することが動物園の醍醐味だと言えますが、八木山動物園は子供たちがより身近に動物を感じられる、動物園を楽しいものだと感じられるような工夫を随所に作っていますので紹介しましょう。

園内には多数の顔はめパネルが！

子供たちが目を輝かせて走りだすであろう「顔はめパネル」。もちろん大人も記念に写真を撮っておきたい、どこの観光スポットにもあるものですが、八木山動物公園のものは一工夫あります。

それは、多くが手書きであることです。手書きでないものも園ゲート付近にありますが、手作りされた動物の顔はめパネルは、どこか昔ながらで、かわいらしい印象を持っていますね。ぜひ、お子さんと一緒に思い出作りに園内を探してみましょう。

まさかの人が展示されている？！

園内には、動物の他になんと「人の展示」もあるようなんです！その場所に向かってみると、たしかに「ヒト科ヒト」の表示がされています。しかし、もちろん人が飼育されているわけもなく、「檻に入って撮影してみよう！」という撮影スポットになっているのです。

何だか映画、「猿の惑星」を思い出しますね。自分が檻に入ってみて、動物たちの目線を感じ、なおかつおもしろい写真が撮れるのでぜひ「ヒト」展示スペースに向かってみましょう。

ゴリラの手と比べてみよう！

同じ哺乳類だけど、身体も大きくて強そうなゴリラ！
ゴリラの展示コーナーには、ゴリラの手の大きさと自分の手の大きさを比べられる「ゴリラの手形」が設置されています。

身体の大きさもさることながら、動物園でゴリラを見ていても、手の平をじっくり見ることは中々できませんよね？この機会に「ゴリラの手」がいかに大きいか試してみましょう。

「仙台市八木山動物公園」の見どころ②：子供の学びの手助けを！

八木山動物公園は、「子供の学び」をサポートすることにも力を入れています。子供たちがいかに楽しく、動物たちのことを観察し、動物たちについて興味を持って学ぶかを考えたイベントが催されているので、紹介しましょう。

トロロポストで疑問を解決！

「1066(トロロ)」は、2008年生まれのがんばりやでちょっと臆病なゴリラのキャラクターです。なぜ、ゴリラを動物園のメインキャラクターにしているかというと、仙台市八木山動物公園のローランドゴリラが、日本最高齢の記録を持っているから。

キャラクターのトロロは、動物園を普及させるために修行中の身だとか！そんなトロロは、園内のニュースを届けたり、来場者の動物たちへの疑問、動物園での発見などを日々募集しています。

園内にある「トロロポスト」に投稿すると、トロロからお返事が来るので、子供たちが楽しく疑問を解決し、楽しみながら学べますよ。返事が届くのに、1、2カ月ほどかかりますが、忘れたころに届く返事に、子供たちも喜ぶことでしょう。

ワークシートを印刷して持っていこう！

公式サイトには、動物観察用のワークシートが用意されています。自宅で印刷して、八木山動物園に持っていきましょう。ワークシートには、 しっぽ 、 つの 、 もよう 、 くちばし の種類があり、それ以外の部分はすでに印刷がされていますので、動物をよく観察してしっぽがどういう形をしているか、どういう模様をした動物なのか描いてみてください。

ワークシートには、そのほかにも探検シートとして「ビンゴカード」があります。これは、動物が印刷されたビンゴカードで「うごき」のカードなら、動いていた動物に〇をつけてビンゴを狙うといったおもしろいカードですよ。

おひるね 、 うごき 、 ごはん 、 かくれんぼ があるので、動物たちの生活リズムによってはビンゴに出来ないこともあるので、何度も園内を巡りたくなってしまうと思います。大人も子供も楽しめるでしょう。

「仙台市八木山動物公園」のレストラン情報：インスタ映え抜群のメニューあり！

動物園と言えば、ご飯は「お弁当！」という方も多いのではないでしょうか？学校の遠足やお友達、カップルでもお弁当を持参して青空の中シートを広げて食べることは、とっても楽しいことですよね。

でも、ちょっと待ってください。園内の食事でも実は動物園の醍醐味を味わえるんです。

動物をモチーフにした料理や、テイクアウト品などはインスタ映えも抜群ですし、お子さんも嬉しそうに食べてくれることでしょう。人気なのは、インスタでも多くの人がアップしている人気の しろくまプレート です。ハンバーグに飾られた肉球が何とも愛らしいメニューです。

デザートには、 やぎさんのチョコパフェ をご賞味ください。かわいくって食べるのがもったいないくらいです。

仙台市民なら定番のラーメン、 仙台辛味噌 味のラーメンは、八木山動物公園では ゾウラーメン として味わえます。仙台市民以外は、絶対に味わっておきたい地元の料理でしょう。お土産でも販売しているので、帰ってから楽しむのもありですね。

「仙台市八木山動物公園」へのアクセス

八木山動物公園は、目の前に 八木山動物公園前 という地下鉄の駅があるので、アクセスはとっても簡単です。少しだけアクセスについて紹介します。

電車でのアクセス

まずは、JR東北本線や東北新幹線で、仙台駅を目指しましょう。
そこから、仙台駅目の前の地下鉄 仙台駅前 で乗車します。約12分で、八木山動物公園前に到着しますので、迷うこともなくアクセス可能でしょう。運賃は大人300円、子供150円です。

実は、動物園のアクセスに利用する八木山動物公園前駅は、「日本一標高の高い地下鉄の駅」で知られています。動物たちが描かれているゲートもかわいらしいですね。

さらに構内には、動物園の最寄り駅ならではのアートが足元にあります。ペンギン以外にも、いくつかの動物の足跡が作られています。動物園に向かうわくわくを掻き立てられますね。

駅に到着したところから、わくわくが始まっていきます。八木山公園前駅でも、何枚も写真を撮っておきましょう。旅の思い出の1ページになりますよ。

車でのアクセス

動物園に向かうときには、方面によって仙台南ICと、仙台宮城ICのどちらかからアクセスします。

仙台南ICで降りたときには、国道286号線を使っておよそ5キロ走り、仙台市街に向かいます。西多賀歩道橋を目印に信号を左折してさらにおよそ4km進みましょう。

仙台宮城ICで降りる場合には、仙台西道路を進み、トンネルを抜けます。西公園前交差点で右折したら、200メートルほど進んで大町交番前交差点を右折しましょう。大橋が出てきたら渡り、東北大学入口の交差点を左折しておよそ2km進んだら到着です。

公園内の駐車場は、最初の30分が無料、その後は30分ごとに100円ですが500円で打ち切りですので、長くいるとお得です。ただし、大型連休などの際には大変混雑しますので、その期間に来園するのであれば公共交通機関の方が早く園内に入るでしょう。

「仙台市八木山動物公園」の周辺観光情報：動物園を楽しんだら仙台を代表する遊園地へ！

八木山動物公園前で降りると、動物園にも行けますし、実は遊園地にも行けるんですよ。仙台を代表する遊園地 ベニーランド です。アクセスも良く、3歳から乗れるアトラクションが多いので、小さなお子さんが遊ぶのにはちょうどいい遊園地になっています。

料金も200円から400円ほどで1つのアトラクションに乗れるので、動物園の翌日や、動物園の帰りに少しだけ寄ってみる、なんてこともいいですね。もちろんフリーパスもありますので、1日遊ぶ場合には、そちらを購入し、思う存分楽しみましょう。

「仙台市八木山動物公園」のまとめ

八木山動物公園は、悲しい歴史を経て今なお愛され続けている動物園と言えます。愛される理由は、かわいらしい動物たちだけでなく、動物園の子供たちの成長への愛情、子供たちの笑顔を見るための工夫があるからなんです。
動物園が学びの場になる、そんな八木山動物公園にぜひ一度足を運んでみてくださいね。

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