極厚ホットケーキにナポリタン、名物のある東京都内の喫茶店１６選

出典: https://ja.foursquare.com

更新日: 2024年4月23日

今、都内にはたくさんのオシャレなカフェがありますが、歴史ある店内で、レトロという言葉では言い尽くせない雰囲気を楽しみながら、コーヒーを味わう静かな時間は至福の時です。

今回ここでご紹介するのは、著名人に愛されていたり、そこにしかない特別な空間や名物料理があったりする「喫茶」。絵本に出てくるような分厚いホットケーキが名物のお店や、クラシック音楽愛好家の憩いの場になっているお店、懐かしい味わいの山盛りのスパゲッティが名物のお店など、一度は必ず訪れたい、東京の名喫茶16選をご紹介します。

東京都内のカフェ・喫茶店事情

東京都内に独特のカフェ・喫茶店の文化・ご当地名物はあるの？

東京都にはロボットカフェやうさぎカフェなど、他の都道府県にはない珍しいコンセプトを持ったカフェがたくさんあります。また、若者向けのおしゃれなカフェやポップなカフェ、そして昔から続く歴史ある喫茶店などもあるため、自分のお好みのカフェや喫茶店を探してみてください。カフェ巡りとして東京を楽しむのも一つの手ですね。

東京都内のカフェ・喫茶店の主要エリアと立地環境の傾向

東京都内には、多くのカフェや喫茶店があります。渋谷や原宿などは、高校生や大学生など向けでクレープやジェラートなどを一緒に楽しむことができるおしゃれでポップなカフェが多く、代官山や恵比寿などには大人向けの落ち着いたおしゃれな雰囲気のカフェや喫茶店が多いです。どのエリアにもカフェは多くあるため、ショッピングの帰りなどにも気軽に利用できます。

東京都内に行くなら第一候補？有名喫茶店・行列のできるカフェを紹介

代官山にある「chano-ma」はまるでベッドのようなソファ席があるため、ゆっくりくつろぐことができるおしゃれなカフェです。ビュッフェや食事メニューもあるため、女子会にもおすすめです。夜もお酒などを楽しむことができるので、どの時間帯でも気軽に利用できます。東京でおしゃれなカフェを楽しみたい人におすすめの場所です。

カフェと喫茶店の違いとは？その意外な定義

なんとなく雰囲気の違いくらいにしか思っていない人もいるかもしれませんが、実はカフェと喫茶店には明確な違いが。これは営業許可によって分けられており、カフェはお酒や調理した食品が提供できる”飲食店営業許可”を取っているお店で、喫茶店は単純加熱くらいで調理をしない食品しか提供できず、お酒も提供できない"喫茶店営業許可"で営業しています。なので"喫茶飯"という言葉は聞かなくても"カフェ飯"という言葉があるのは自然なことと言えるでしょう。

ただし、これは許可種別の話しで、実際にお店の名前に関しては自由なので、カフェと言っていてもアルコールを提供しないお店もありますし、喫茶店と名乗りながらお酒や凝った料理を提供しているお店もあります。傾向としてそういうお店が多いと覚えておくといいでしょう。

ちなみに純喫茶と喫茶店の違いも気になるところですが、これは許可の種別ではなく店名の違いだけで、純喫茶はスタンスとしてお酒を提供しておらず、食事の提供もあまりしていないところがほとんどです。

東京都内のおすすめカフェ・喫茶店を紹介！

■ピノキオ

最初におすすめする東京の名喫茶は「ピノキオ」。極厚のホットケーキと言えば、鎌倉のイワタコーヒーと並び名前があがる喫茶店です。ホットケーキは綺麗なまん丸で、およそ厚さが3cm、直径7.5cmの2段重ね。黄金の焼き色が美しく、角が鋭角ではないのも型で焼いてない場合の特徴。その秘密の一つは生地の固さにあるそうで、最後にコテで挟んで銅板をコロコロして仕上げています。

■純喫茶 車

2番目におすすめする東京の名喫茶は「純喫茶 車」。初台の不動通り商店街の一角にある、昭和レトロな雰囲気たっぷりの純喫茶。名物は銀のプレートに乗せられた懐かしいナポリタンスパゲッティです。細目で少し硬い麺と大ぶりの玉ねぎ、彩の良いピーマンも入って、見た目以上に結構量があって食べ応えもあります。また、ミルクセーキやクリームソーダ、ホットドッグなど、メニューも豊富です。

■名曲喫茶ライオン

次に紹介する東京の名喫茶は「名曲喫茶ライオン」。昭和元年創業以来約82年、クラシック音楽の愛好家の憩いの場として、またクラシカルデザイン愛好家にも親しまれている喫茶です。名物は3階の客席まで吹き抜けになっている店内と、1階店内正面に鎮座する巨大なスピーカー。お店の誇る音響設備です。ボックス席以外の全席が、重厚なスピーカーに向かって並べられています。

■純喫茶 丘

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続いておすすめの東京の名喫茶は「純喫茶 丘」。JR上野駅とJR御徒町駅の高架のすぐ横にある「純喫茶 丘」。オープンは東京五輪の年です。巨大なシャンデリアが輝く店内は、年配者には懐かしく、若年世代には新鮮に映る歴史あるお店です。お店は地下1階と2階になっていて、吹き抜けに地下2階まで下がっている豪華なシャンデリアが目を引きます。クリームたっぷりのパフェが名物です。