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今流行りの美術館について
美術館ってなに?
美術館とは、美術品を主に収集・展示している専門博物館の一種です。美術館は、博物館の一形態ということから、収蔵品の蓄積と展示の両方を重視しており、展示を中心とした施設としては、ギャラリーがあります。最近では、美術館とギャラリーの境目がなくなってきており、中間的な存在の美術館なども増えてきています。
美術館の歴史(世界)
美術専門の博物館ができた背景には、フランス革命が深くかかわっていると言われています。フランス革命によって、美術品が国外にたくさん流出し、この流出を避けるために、パリ・ルーヴル宮殿内に保管されていたさまざまな美術品を収蔵するために作られたのが、ルーブル美術館になっています。これをきっかけに、ヨーロッパ諸国が、同じように美術品の保管を目的に美術館を作ったと言われています。
美術館の歴史(日本)
日本では、美術品の展示と言うことでは、社寺が所蔵している宝物を定期的に開帳する習慣があり、これが美術館の走りであったと言われています。美術館を一般人が訪れると言う風習は、1872年に、美術工芸品の展示を、東京の湯島聖堂の文部省博物館で行ったのが初めてであると言われています。明治時代後期になると全国各地に続々と美術館が誕生していきました。
現在の美術館事情
美術品の鑑賞だけじゃない?美術館の楽しみ方
美術館は、今や、美術品の鑑賞をするだけのところではありません。展示されている美術品に関してのワークショップや、さまざまなイベントが行われているところもたくさんあります。実際に美術作品などを作る体験ができるところなども多く、小さな子どもから大人までみんなで楽しむことができ、好評です。
美術品の展示以外にも楽しめる施設がいっぱい!
最近の美術館は、美術品を展示している展示室だけではなく、美しい庭園が備わっていたり、おしゃれなレストランやカフェなどが備わっているところがたくさんあります。レストランやカフェでは、美術品とのコラボレーションメニューなどを味わうことができるところもあり、評判です。オリジナルグッズなどが販売されているミュージアムショップも必見です。
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【京都】
■京都市美術館
最初におすすめする関西のおすすめ美術館は「京都市美術館」。建築家の前田健二郎氏が設計し、国内で二番目に建てられた岡崎公園内にある重厚感あふれる美術館。また別館は改修工事を行い、2000年に再オープンしました。
館内には明治時代以降の京都を中心とした日本画をはじめ、洋画・版画・彫刻など約2,300点近くの作品が所蔵されています。常設展以外に海外作品の他、京都市美術館のコレクションの特別展が年数回開催。
京都市美術館
- 京都市左京区岡崎円勝寺町124 岡崎公園内
- 075-771-4107
- AM 9:00〜PM 5:00 (ただし入場はPM 4:30まで)
- 月曜日(祝日の場合は開館)及び年末年始(12月28日〜1月2日)
- 入館料: 観覧料は展覧会によって異なります。/アクセス:JR京都駅からバスで岡崎公園美術館・平安神宮前下車すぐ
■京都国立近代美術館
2番目におすすめする関西のおすすめ美術館は「京都国立近代美術館」。建築家・槇文彦が手がけた美術館。京都を中心とした西日本の美術、日本画、洋画など収蔵、展示がされています。
寛次郎の染織、陶芸などの工芸作品の数も豊富にコレクションされ、特別展では四季折々のテーマに合わせ、横山大観、藤田嗣治の作品の他、ピカソやモンドリアンのなど海外作家による作品も展示されているのでとても見応えがあります。
京都国立近代美術館
- 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
- 075-761-4111
- 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) 夜間開館 毎週金曜日、土曜日 午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
- 毎週月曜日(月曜日が休日に当たる場合は、翌日が休館)及び年末・年始
- 入館料:コレクションギャラリー観覧料 一般 430円 大学生 130円 18歳未満及び65歳以上無料(要証明書提示)。障害者割引あり(要証明書) 企画展観覧料 展覧会によって異なる/アクセス:地下鉄東山駅から10分
■アサヒビール大山崎山荘美術館
3番目におすすめする関西のおすすめ美術館は「アサヒビール大山崎山荘美術館」。京都府と大阪の間にある天王山の山腹に位置し、アサヒグループ芸術文化財団が運営する博物館。
加賀正太郎によって手がけられた「大山崎山荘」が元とし、安藤忠雄により建築された地中館の他、2012年に完成した山手館があります。館内ではモネの「睡蓮」を鑑賞できたり、自然豊かな山間にあるので博物館を見学した後はハイキングも楽しめたりと魅力的満載です。
アサヒビール大山崎山荘美術館
- 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
- 075-957-3123
- 午前10時~午後5時
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 入館料:一般 900円 高・大学生 500円 中学生以下無料。障害者手帳持参者は300円/アクセス:JR山崎駅または阪急電鉄大山崎駅から10分
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